みなさん、こんにちは。

神戸の司法書士 国本美津子です。

 

 

亡くなった父が生前にどこの株をいくら所有していたかご存知ですか?

 

銀行口座の場合は、相続人の方が把握されていることが多いのですが、

株となる、親子でも正確に答えるのはなかなか難しいようです。

 

亡くなった方が株などの金融資産をどれだけ保有しているかどうか

確認する簡単な方法を2つお伝えします。

 

1、株主総会や配当金のお知らせの書類を確認する

 

上場会社の場合、多くの会社が6月頃に定時株主総会を開催します。

株を持っていると基本その会社の株主になりますので、

会社から株主に対して定時株主総会の通知が6月までに送付されます。

 

あるいは年に数回、配当金のお知らせが送られてくることがあります。

 

これらの書類のうち比較的直近のものを

亡くなられた方が生前に机の引き出しや書類を管理する袋の中に

保管されていることが多いように思います。

 

この書類を確認すれば

「どの会社の株をいくら保有しているのか」大体分かります。

 

まずは亡くなられた方が保管している書類を確認してみましょう。

 

2、証券会社からの書類

 

株は通常、証券会社で口座を開設をして保有します。

 

上記の1、の書類以外に証券会社から保有している株や

投資信託といったその他の金融資産に関する情報が

定期的に書面で送られてきます。

 

この書類からも、金融資産の内容を確認することができます。

 

まずは、これらの書類でどんな金融資産が遺産になるか

確認してみましょう。

 

そして、その次は、証券会社や信託銀行へ問い合わせです。

その方法は、次回お伝えします!

 

 

みなさん、こんにちは。

 

あなたと家族の未来をつくる

相続遺言プランナーの司法書士 国本美津子です。

 

 

『亡くなった人の銀行口座は、自動的に凍結されるのですか?』

 

そんなご質問をよくお受けします。

 

人が亡くなると火葬の許可をもらうために

まずは市役所へ「死亡届」を提出します。

 

これが最初に行う相続手続きです。

 

ですが、死亡届を市役所へ提出しても

市役所から亡くなった方が口座を持っている銀行へ

相続が開始したことを連絡することは基本ありません。

 

ですので、

銀行口座が相続人の知らない間に凍結されてしまい、

引落が出来なくなることないでしょう。

 

公共料金やマンションの管理費などが自動引落されている場合、

口座が凍結されるまでは引落されますので滞納の心配はなく安心です。

 

もちろん、

なるだけ早くに銀行に相続が開始したことは伝える必要があります。

 

銀行口座が凍結するまでの間に

 

引落先に連絡をして契約を解約したり、

引落を相続人の口座に変更するなどの手続きをとるようにしておきましょう。

 

 

みなさん、こんにちは。

 

あなたと家族の未来をつくる

相続遺言プランナーの司法書士 国本美津子です。

国本美津子

基本的に相続が開始したことを銀行に相続人から伝えないと

銀行口座は凍結されません。

 

「じゃあ、しばらくは銀行に亡くなったことを言わないでおくわ」

 

とおっしゃる方がいらっしゃいます。

 

確かに、公共料金やマンションの管理費などが自動引落の場合、

口座が凍結されていなければ相続人には滞納にならないので安心です。

 

ですが、相続が開始しているのに口座が凍結されていないために

トラブルが起こる場合があります。

 

実際に私が担当したケースですが、

 

銀行カードを持って暗証番号を知っている相続人の一人が

相続が開始した事を銀行に伝えずに

カードで数回に渡り出金しました。

 

他の相続人には、出金後の残高金額だけを伝えて

その金額で分割協議を始めようとしたところ

 

金額が少なくなっていることに疑問を感じた他の相続人が

銀行から取引履歴を取り寄せて調べた所、

相続開始後にカードで出金されていたことが判明。

 

出金をした相続人は、

「立て替えていた葬儀代や諸費用に必要だったから」

と説明をしましたが、

 

相続人間の信頼関係がこの出金の件で壊れてしまいました。

 

一度信頼関係が壊れてしまうと

その後の遺産の分配の話し合いに大きく影響を与えます。

 

なるだけ早い時期

銀行に相続が開始したことを伝えるようにしましょう。