福井市の街中へ行く用事があったので、その帰りに 福井市立郷土歴史博物館 へ行って来ました。
12月3日から1月24日まで 越前松平家の「きもの」展 をやっています。
これははずすわけにはいきません!期間中に行けて良かった~
越前松平家に伝来する衣装の中より、江戸時代後期~大正時代のきものの紹介をしていました。
時代が移り変わるにつれ、きものも変化してきた様子がわかりました。
中でも五つ紋の入った黒い振袖を、袖を留めて留袖にしていたのが印象的でした。
『振袖は独身女性の第一礼装、結婚すると袖を留めた留袖が第一礼装』 その言葉どおりでした。
今は振袖は振袖としてだけ着用するので、色とりどりの艶やかな振袖を仕立て、留袖は留袖として別に仕立てます。
振袖に紋を入れることもほとんどないですね。
ちなみに、黒い振袖⇒留袖は、西洋のブラックフォーマルの影響だそうです。
越前松平家の「きもの」展 は、松平家資料展示室のテーマ展ですが、常設展示室の方もとても興味深い展示の数々でした。
福井の偉人のコーナーでは、日下部太郎氏の父親が建てようとした 『堕涙碑』 の説明を読んで涙が出てしまいました。
将来有望な最愛の息子が26歳という若さで、留学先の外国で帰国間近に亡くなった無念さ・・・
察するに余りあります。
博物館はお客さんが少なく、(会ったのは4人だったかな?)ほとんど一人で貸切状態?
また、一人という気楽さでかなり長い時間じっくり見て回りました。
難しいことは頭には入っていませんが、見応えがありました。
松平春嶽公の像 正面より
博物館の建物も入れてみましょう
色が寂しいので椿の花を入れてみましょう
次回、隣接の 養浩館庭園 につづく・・・
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