映画復元師シュウさんのブログ

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ミミックに喰われるフリーレン様を、無性に描きたくなりました。

先日、訳も分からずコロナに感染してしまい、家に監禁状態だったから、ヒマを持て余してしまった。

そこで、突然フリーレンを描きたくなってしまった。

 

けれど、何も考えずに描きだしちゃったから、ごまかすために、文言を入れた。

でも、なんか足りない。

ミミックについて触れているのに、肝心のミミックに喰われているフリーレン様がいないのが寂しい。

そこで、みんな大好き、ミミックに喰われるフリーレン様をつけ足した。

そんで彩色もしてみた。

 

以上、ここまで。

このブログは、1/3はアニメに蝕まれはじめております😝

世界的な「デューン」情報サイトが、究極試写版について感想をくれたよ。

リンチ版「デューン究極試写版」について、世界的なデューンにまつわる情報サイト「DuneInfo」さんからメッセージをもらったので、ここで紹介する。

 

なお、究極試写版についての、細かい内容についての言及もあるから、本編をご覧になっていない人にはちょっと訳わかんないかもしれない…

あらかじめお詫びします。

すみません。

 

総じて、やはり世界的なサイトの管理人だけあって、僕の編集の細かい”粗”や”狙い”を鋭く見抜いている。

それでいて、僕が使える素材に限りがあることも理解しているから、感想自体に無理難題は全くない。

とても正鵠を射ている。

 

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こんにちは!

昨夜、あなたの「デューン」の編集を見ましたが、感動しました。

Hi! I watched you Dune edit last night and I was impressed.

アップスケールされたシーンはよく見えたし(AI/アップスケールした中には微妙に感じたものがいくつかあったけど、大した問題ではなかった)、追加された青い目もよかった。

ただ、通常よりも「光って」見える例がいくつかありました(例えば、ベビーワームのシーンのスティルガー)。

The upscaled scenes looked good (a few AI/upscale oddness, but nothing major), and the added blue eyes were good, just a few instances where they appeared to "glow" more than normal (Stilgar in the baby worm scene for example).


ベビーワームのシーンについて言えば、あれはジェシカが「命の水」を飲んだ後ではなく、その前であるべきだと思います。

それは意図的な選択かもしれないが、映画や脚本をよく知っている私には、順序がずれているものはどこか「間違っている」ように感じられるのです!

Talking of the baby worm scene,I think that should be before Jessica taking the Water of Life, rather than after. That might have been a deliberate choice, but knowing the film/script so well anything that is out of order feels "wrong" somehow to me!



ジェシカとレトのラブシーンの直前に廊下のショットがあるけれど、これはスミシー版(訳注:アメリカで放映された長尺版。リンチは関わっていないので偽名が使われている。)でも同じだと思いますが、あれはカラダンの廊下ではなくアラキーン(訳注:惑星アラキスの首都)の廊下です。

正直に言うと、それに気づいているのはおそらく私だけでしょう🤣

Just before Jessica/Leto love scene you have a shot of a corridor, which is the same in the Smithee version I think, but that is an Arrakeen corridor and not a Caladan one. I'm probably the only person that would notice that to be honest! 🤣


短すぎると感じた追加ショットがいくつかありました。

ゴム・ジャバールのシーンでのモヒアムの顔のアップ と、男爵が皇帝の部屋に入ってきてラバンの生首を見たときの男爵の顔 です。

ただし、作業に使える素材は限られていると思います。
There are a couple of added shots that feel a too short, there was one of Mohiam's face in the Gom Jabbar scene I think, and one when the Baron comes into the Emperor's room and sees Rabban's head. I suspect you are limited to what you have to work with though.


延長された密輸業者の戦闘シーンは非常にうまく機能していて気に入りました。

そして、最後の決戦はうまく仕上げられていました。

- ただし、いくつか以前のショットが再利用されていましたね。でも、映画自体でも再利用を行ってましたからね!

I did like the extended smuggler battle scene, that worked very well. And the final battle was nicely done - it did recycle a few previous shots though - but the film itself does that too!


ポールの「恐ろしい目的」の夢を含めたのは良かったですが、夢の要素はもう少し抽象的でも良かったかもしれません。

でも、「ポールの見る他の夢」の要素と似せるためには、多くの VFX 作業を行う必要があると思うので、それらの作業をしない場合、どうすれば良いか、私には分かりません。

The inclusion of Paul's "Terrible Purpose" dream was nice, although perhaps the dream elements could have been a bit more abstract - but I'm not sure how that would be possible without a lot of VFX work to have them similar to some of the other dreams.

全体的に印象的な作品で、利用可能な要素のみを使用して実際に作業されたことに感謝しています。

そのため、「ショットを長くしてください」または「ここから音楽を削除してください」と言うのは簡単ですが、それが不可能なのは理解しています。
共有してくれてありがとうございました。
Overall an impressive piece of work, and I appreciate that you can only really work with the elements available, so while it would be easy for me to say "make that shot longer" or "remove the music from here" that is impossible.
Thanks for sharing.

 

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本当なら、リンチの構想にどこまで近づけられたかなど、物語にフォーカスした感想が欲しかったけど、うまーく避けられてしまった😅

ただ構成については、1カ所の指摘だけだったから、まあ総じて問題はなかったのかな。

 

他にもSpicediverカットなど様々なファンエディットがあるから、どこまでリンチの構想に近いのかは、表現しづらいのかもしれない。

 

ちなみに、順番を指摘された、「生命の水とサンドワーム」のシーンは、確かに構成が難しかったんだよなあ。

素材がもっとあれば、ちゃんとシナリオ通りにしたんだけど、手持ちのコマは限られているから、「文脈」よりも「画的な整合性」を採用するしかなかったのだ。

 

【深堀菜美からのプレゼント】

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皆さんお疲れ様です。

ここまで辛抱強くご覧くださった方にだけ、感謝の意も込めて、これをお送りしますね。

これを観れば、上のDuneInfoさんのレビュー内容が良く理解できるのではないかしら。

 

 

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そして以下は、デューンに関するお馴染みの情報ですよぉ。

 

 

 

 

超特大のスクープ!リンチ版「デューン」の新たな削除シーンの動画がレストアされて公開されたぞ!

以前お伝えした”新たなる未公開シーン”について続報が来たから紹介する!!
※前回の記事はコチラ ↓

 

 

未公開シーンについては、ネットの映画サイト「Nerdist」で紹介されたもの。

オリジナル記事はコチラだよ。↓

以下、翻訳してみた。

おなじみ、自動翻訳も使用しながらだから間違っている部分があったら、ぜひご指摘くださいな。

 

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ディヴィッド・リンチの『デューン』から、未公開の削除されたシーンが復元された。
マイケル・ウォルシュ

3/11 2024 - 10:19 AM

ドゥニ・ヴィルヌーヴの大作映画が公開されるずっと以前から、多くの才能ある監督たちがフランク・ハーバートの1965年の代表的な小説を映画化しようと試み、失敗してきた。

そのうちの1人が1984年にようやく映画化を果たしたが、ディヴィッド・リンチの『デューン』は素晴らしい映画というよりも、魅力的な大失敗作として記憶されている。

しかし、この映画がカルト・クラシックとしての地位を確立するにつれ、数え切れないほどのファンが、あれほど期待されていた映画の何が悪かったのかを解明しようと試みてきた。

あるファンは、映画の問題点を独自に徹底的に修正しようとした「スパイス・ダイバーカット」を作成した。

しかし、公式のものであれ非公式であれ、作家のマックス・エヴリーが著書『混乱する傑作:デイヴィッド・リンチの「デューン」口述史』の執筆中に発見した映像を含むバージョンはない。

女優のモリー・ウリンが彼に送ったのは、彼女が演じたフレメンのキャラクター、ハラーがレディ・ジェシカやアリア・アトレイデスと共演する未発表の削除されたシーンであった。

(訳注:ハラーは、ポールが決闘したフレメン、ジャミスの妻である。)

「Nerdist」では、この完全に復元されたシーンを独占初公開。

また、編集者でありデューンの専門家であるマット・キャロンが、ムアディブ(訳注:主人公ポール)にふさわしい映像にするためにどのように”スパイス”をまぶしたかを紹介するビデオもある。

エヴリーの大著「混乱する傑作」では、リンチ監督の『デューン』のキャストとスタッフへのインタビューが掲載されている。

その中には、ハラ―役のモリー・ウリンの洞察も含まれている(彼女のシーンは、劇場公開版からは全てがカットされてしまった。)。

なお彼女は、映画制作の経験について語っただけではなかったのだ。

彼女が作家エヴリーに送ったのは、削除された未公開シークエンスの映像だったのだ。
それは、彼女とフランチェスカ・アニス演じるレディ・ジェシカ、そしてアリア役の幼き頃のアリシア・ウィットが登場する場面で、ハーバートの小説から脚色された場面だった。

高度に発達した幼児がなぜフレメンを怖がらせるのか、ハラーがジェシカに説明する場面だ。


ウリンはこのシーンについての解説で、映画に出演した時のことを話してくれている。

彼女の役柄は、その全ての仕事が、最終的には単なる背景キャラクターのひとつになってしまった。

劇場公開版では、フレメンの新しい教母(訳注:ジェシカのこと)の後ろで彼女を見ることができる。

我々の有能な編集者であり、生涯に亘って『デューン』の熱狂的ファンであるマット・キャロンは、このシーンの画質を向上させるだけでなく、このシーンを復元するために使われたプロセスを紹介するビデオも作成した。

彼は、低画質のVHSで録画されたオリジナルのワークプリントを、ハイビジョン画質に高めた。

彼はまた、友人のアンソニー・トッキオから重要な色補正の補助を得た。

その結果、アラキスのスパイスに囲まれて暮らす人々の特徴的な青い目を表現することが可能になった。

その結果、まるで1984年に公開されたかのような映像が完成したのである。

この復元されたシーンは、ViaVisionが発売予定のリンチ監督『デューン』のブルーレイにも収録される。

この特別盤には、リンチが自分の名前を出すことを拒否した、テレビ放映長尺版「アラン・スミシーカット」が含まれるが、そこには、作家エヴリ自身による解説音声も収録される。

もし、この長い間行方不明になっていたハラーのシーンが含まれていたら、リンチは違った感想を抱いただろうか?

リンチ自身の気持ちは分からない。

しかし、リンチ版『デューン』は、本来どんな姿だったのかといつも考えていたファンは、ようやくこの映像を見ることができて喜ぶだろう。
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【深堀菜美のポイント解説】

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こちらが、未公開シーンを紹介した動画だよ!
冒頭には、ハラ―役のモリー・ウリンによる、出演したキッカケ話などもあるよ。

 

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そしてこっちが、動画をいかにレストアしたか、そのプロセスを紹介したメイキングの動画だよ。

 

これが、マックス・エヴリーさんの、リンチ版デューンに関する書籍「混乱する傑作:デイヴィッド・リンチの『デューン』口述史」だよ~。
邦訳版が出て欲しいなあ。

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