2015年1月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.7%
2015年2月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.5%
2015年3月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.5%
2015年4月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.4%
2015年5月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.5%
2015年6月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.3%
2015年7月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.3%
2015年8月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.1%
2015年9月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.1%
2015年10月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.0%
2015年11月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.0%
2015年12月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.0%
2016年1月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=4.9%
2016年2月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=4.9%
2016年3月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.0%
2016年4月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.0%
2016年5月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=4.7%
2016年6月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=4.9%
2016年7月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=4.9%
2016年8月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=4.9%
2016年9月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=5.0%
2016年10月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=4.9%
2016年11月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=4.6%
2016年12月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=4.7%
そして、2017年1月の失業率は、、、4.8%
市場予想の4.7%を下回る結果となりましたが、恐らくこれは求職活動を再開する人が増えたことによるものだと思います。
(転職の多いアメリカで4-5%台は極めて低い数字と言えます)
さて一方で、肝心な非農業部門の就業者数(*)は、
2015年1月 ・・・ 対前月比25.7万人の増加 → 23.9万人の増加に下方修正 → 20.1万人の増加に再修正
2015年2月 ・・・ 対前月比29.5万人の増加 → 26.4万人の増加に下方修正
2015年3月 ・・・ 対前月比12.6万人の増加 → 8.5万人の増加に下方修正 → 11.9万人の増加に再修正
2015年4月 ・・・ 対前月比22.3万人の増加 → 22.1万人の増加に下方修正 → 18.7万人の増加に再修正
2015年5月 ・・・ 対前月比28.0万人の増加 → 25.4万人の増加に下方修正 → 26.0万人の増加に再修正
2015年6月 ・・・ 対前月比22.3万人の増加 → 23.1万人の増加に上方修正 → 24.5万人の増加に再修正
2015年7月 ・・・ 対前月比21.5万人の増加 → 24.5万人の増加に上方修正 → 22.3万人の増加に再修正
2015年8月 ・・・ 対前月比17.3万人の増加 → 13.6万人の増加に下方修正 → 15.3万人の増加に再修正
2015年9月 ・・・ 対前月比14.2万人の増加 → 13.7万人の増加に下方修正 → 14.5万人の増加に再修正
2015年10月 ・・・ 対前月比27.1万人の増加 → 29.8万人の増加に上方修正 → 30.7万人の増加に再修正
2015年11月 ・・・ 対前月比21.1万人の増加 → 25.2万人の増加に上方修正 → 28.0万人の増加に再修正
2015年12月 ・・・ 対前月比29.2万人の増加 → 26.2万人の増加に下方修正 → 27.1万人の増加に再修正
2016年1月 ・・・ 対前月比15.1万人の増加 → 17.2万人の増加に上方修正 → 16.8万人の増加に再修正
2016年2月 ・・・ 対前月比24.2万人の増加 → 24.5万人の増加に上方修正
2016年3月 ・・・ 対前月比21.5万人の増加 → 20.8万人の増加に下方修正 → 18.6万人の増加に再修正
2016年4月 ・・・ 対前月比16.0万人の増加 → 12.3万人の増加に下方修正 → 14.4万人の増加に再修正
2016年5月 ・・・ 対前月比3.8万人の増加 → 1.1万人の増加に下方修正 → 2.9万人の増加に再修正
2016年6月 ・・・ 対前月比28.7万人の増加 → 29.2万人の増加に上方修正 → 27.1万人の増加に再修正
2016年7月 ・・・ 対前月比25.5万人の増加 → 27.5万人の増加に上方修正
2016年8月 ・・・ 対前月比15.1万人の増加 → 15.6万人の増加に上方修正 → 16.7万人の増加に再修正
2016年9月 ・・・ 対前月比15.6万人の増加 → 19.1万人の増加に上方修正 → 20.8万人の増加に再修正
2016年10月 ・・・ 対前月比16.1万人の増加 → 14.2万人の増加に下方修正 → 13.5万人の増加に再修正
2016年11月 ・・・ 対前月比17.8万人の増加 → 20.4万人の増加に上方修正 → 16.4万人の増加に再修正
2016年12月 ・・・ 対前月比15.6万人の増加 → 15.7万人の増加に上方修正
2017年1月 ・・・ 対前月比22.7万人の増加
(*)・・・主に製造業、建設業、民間サービス部門/黒字は改定値前の数字
アメリカは、、、
◎人口増に対応 = 経済を成長し続けるためだけでも → 月12万5000人の雇用増が必要
◎失業率の安定的な改善 → 月20万人の雇用増が必要
◎大幅に失業率を押し下げる → 月25万人以上の雇用増が必要
とされています。
非農業部門雇用者数は市場予想(17-18万人の増加)よりも非常に大きな伸び、“ポジティブサプライズ”となりました。
・労働参加率 ・・・ 62.9% (前月=62.7%)
・週平均労働時間 ・・・ 34.4時間 (対前月比変わらず)
・27週間以上(=約6カ月)の長期失業者数
2015年
<1 月> ・・・ 280.0万人 ※失業者全体の31.5%
<2 月> ・・・ 270.0万人 ※失業者全体の31.1%
<3 月> ・・・ 256.3万人 ※失業者全体の29.8%
<4 月> ・・・ 252.5万人 ※失業者全体の29.0%
<5 月> ・・・ 250.2万人 ※失業者全体の28.6%
<6 月> ・・・ 212.1万人 ※失業者全体の25.8%
<7 月> ・・・ 218.0万人 ※失業者全体の26.9%
<8 月> ・・・ 218.7万人 ※失業者全体の27.7%
<9 月> ・・・ 210.4万人 ※失業者全体の26.6%
<10月> ・・・ 214.2万人 ※失業者全体の26.8%
<11月> ・・・ 205.0万人 ※失業者全体の25.7%
<12月> ・・・ 208.5万人 ※失業者全体の26.3%
2016年
<1 月> ・・・ 208.9万人 ※失業者全体の26.9%
<2 月> ・・・ 216.5万人 ※失業者全体の27.7%
<3 月> ・・・ 221.3万人 ※失業者全体の27.6%
<4 月> ・・・ 206.3万人 ※失業者全体の25.7%
<5 月> ・・・ 188.5万人 ※失業者全体の25.1%
<6 月> ・・・ 197.9万人 ※失業者全体の25.8%
<7 月> ・・・ 202.0万人 ※失業者全体の26.6%
<8 月> ・・・ 200.6万人 ※失業者全体の26.1%
<9 月> ・・・ 197.4万人 ※失業者全体の24.9%
<10月> ・・・ 197.9万人 ※失業者全体の25.2%
<11月> ・・・ 185.6万人 ※失業者全体の24.8%
<12月> ・・・ 183.1万人 ※失業者全体の24.2%
2017年
<1月> ・・・ 185.0万人 ※失業者全体の24.4%
「失業率=△」、「非農業部門就業者数=○」、「労働参加率=○」、「長期失業者=×」
非農業部門就業者数の大幅増加、労働参加率の改善を考えれば、2017年の雇用統計は良好なスタートを
切ったのではないかと思います。
もちろん雇用の受け皿となっている“小売業やレジャー・接客業”の平均時給は製造業と較べ3-4割も低く、
中間所得者層の年収はリーマンショックを境に下がったまま、そして、4週間以上職探しを諦めてしまった人(16歳以上)は
失業率にカウントされていないなどの問題が介在しているので、これらに対しトランプ大統領がどのような施策を
講じるのかとても気になるところです。
(FRBによる利上げの動向も気になりますしね)
日本の今後を占う上でも、俄然今後が気になるアメリカ雇用統計結果でした。