2011年1月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝9.0%
2011年2月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝8.9%
2011年3月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝8.8%
2011年4月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝9.0%
2011年5月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝9.1%
2011年6月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝9.2%
2011年7月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝9.1%
2011年8月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝9.1%
2011年9月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝9.1%
2011年10月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝9.0%
2011年11月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝8.6%
2011年12月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝8.5%
2012年1月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率＝8.3%
そして、2012年2月の失業率は、、、8.3%
市場予測平均（8.3%）と同じ結果です。
非農業部門の就業者数(*)は、
2010年12月 ・・・ 対前月10万3000人の増加
2011年1月 ・・・ 対前月3万6000人の増加
2011年2月 ・・・ 対前月19万2000人の増加
2011年3月 ・・・ 対前月21万6000人の増加
2011年4月 ・・・ 対前月24万4000人の増加
2011年5月 ・・・ 対前月5万4000人の増加
2011年6月 ・・・ 対前月1万8000人の増加
2011年7月 ・・・ 対前月11万7000人の増加
2011年8月 ・・・ 対前月変わらず
2011年9月 ・・・ 対前月15万3000人の増加 → 21万人の増加に上方修正
2011年10月 ・・・ 対前月8万人の増加 → 10万人の増加に上方修正
2011年11月 ・・・ 対前月12万人の増加 → 10万人の増加に下方修正
2011年12月 ・・・ 対前月20万人の増加 → 20.3万人の増加に上方修正
2012年1月 ・・・ 対前月24万3000人の増加 → 28.4万人の増加に上方修正
2012年2月 ・・・ 対前月22万7000人の増加
エコノミスト予測＝約21万人の増加とみていましたから、予測よりも良い結果です。
雇用者数の伸びはこれで3カ月連続で20万人を上回り、アメリカの景気と雇用の
回復が鮮明になっている証拠と言えます。
(*)・・・主に製造業、建設業、民間サービス部門／黒字は改定値前の数字
・平均時給 ・・・ 対前月比0.1%の増加、対前年比1.9%の増加
・週平均労働時間 ・・・ 34.5時間（対前月比変わらず）
1月のアメリカ雇用統計 に引き続き、2月もとても良好な統計結果でした。
特に、前月の非農業部門の就業者数を4万人以上も上方修正しています。
これを受けてドル円相場も、８２円台を突破！
７７－７８円台を彷徨っていた３カ月前とは大違いですね。
あとは、、、
◆長期失業者問題
アメリカの失業者数はおよそ1280万人程度で、そのうちの42.6%にあたる545.3万人
◆若者（10代）の高失業率問題
ヨーロッパでも大きな問題になっていますが、20%を超える10代の失業率。
（前月時点では10代の失業率は、23.2%となっています）
これらの問題が本格的にクリアとなれば、いよいよ景気回復も本物です。
日本でも景気ウオッチャー調査<2012年2月> の先行き判断ＤＩで４年１０カ月ぶりに
５０を超え、日経平均株価も７カ月ぶりに一時１万円を回復しました。
ちょっと回復スピードが速く、今後の情勢次第ではまた不安論が台頭してくる時も
あるとは思いますが、間違いなくアメリカも、そして日本も景気回復基調です。
日本企業の業績は来年度は“Ｖ字回復”になるとエコノミストは予想しているよう
なのですが、アメリカも日本もこの調子なら非常に現実的な話となります。
3月以降の統計結果もとても楽しみです。
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