デイサービスのエン歌歌手、さとうGO!

デイサービスでの仕事と、歌やギターを通して、
ひとりでも多くの方に、より豊かな気持ちになって頂けたらと思っています。


テーマ:

デイサービスに勤め始めて、はや2か月が経ちました。


覚えることもまだ多く、大変なこともいろいろありますが、
いろいろ注意やアドバイスをもらいながら、日々経験を積んでいます。


ところで私が勤める施設では、利用者の皆さんが帰る前に、みんなで歌を歌う時間があります。
時間は、午後4時に施設を出発する前、およそ10分間。


「帰りの歌」は、私が勤める前からも既にありました。
音楽活動のことは、職場では表立って話してなかったんですが、
ある時レクレーション中に歌を披露させて頂いたところ、
それが好評だったようで、いつしか帰りの歌が私の担当になりました。


歌う歌は、「北国の春」や「リンゴの唄」など、誰もが知っているだろう懐かしの流行歌。
大き目の字の歌詞カードを配って、一緒に歌って頂きます。


スタッフによってはカラオケを流して、それに合わせて歌ったりもしていたようですが、
私の場合はすべてアカペラ。歌はもちろんイントロや間奏、果てはオブリガードも入れて。
とりあえず、「口マンドリン」は結構受けます。
(「喝采」や「あずさ2号」のイントロで、私が必ずやるヤツですね。)


歌い始めると、歌声と一緒にあちこちから笑顔がのぞいて、やがて笑い声に包まれます。
利用者の中には、脳梗塞のために言葉がうまく発せない方もいらっしゃいます。
でもそういう方も、イントロや間奏だと一緒に口ずさんでくれます。


見送りの時、「面白かったよ!」「今度はあの歌を歌って」と声を掛けて下さることも。
それで名前を覚えてもらえたりもして、多少なりとも普段の仕事の助けにもなりつつあります。


中にはひとしきり笑ってくれるけど、しばらくしたら忘れている人もいます。
一見元気そうに見えても、重度の認知症の方だと、少し前のことさえも覚えていません。


それでも歌ったり、笑ったりすることは、精神的にも大きな効用があるそうです。
ましてやひとり暮らしの方だったりすると、笑う機会自体が希薄。
そういう方にも、せめてひとときでも笑顔になれる時間をプレゼント出来たら。
そんな思いで、これからも歌を届けていきたいと思っています。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)

[PR]気になるキーワード