昨日お話しした通り、今日夏学期の成績(具体的な点数)が発表されました。

 

幾つか気になる科目があったのですが、それらは思ったより良い成績だったので安心しました!

とくに統計物理学が100点だったのはびっくり!試験がとても難しかったので半ば絶望していたので意外でした。統計物理学の成績がいいと、なんだか物理が得意な気分になれるので嬉しいです笑。あ、あと量子論も満点ではありませんでしたが好成績でした。

他にも理系科目でいくつか100点があるなど、点数面でも充実した夏学期でした。来学期もどこまで頑張れるか楽しみです。

 

点数を目標にして頑張るというのは本筋ではないし私もいかがなものかと思うのですが、結果として学力が伸びれば良いじゃん、という気もします。難しいところです。

東大は進学できる学部すら点数で決まってしまうので、点数にこだわるのは仕方のないことなのかもしれません。

 

ただ、かといって点数のことばかり考えていると、研究者としてとても視野の狭い人間になってしまう気がして怖いです。学力(点数)も大切だけど研究者としての能力や心構えも大切。何事もバランスですね。

 

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昨日、句法の話をしました。それに関係して、漢字の学習について思うことを少し。

 

私は小学生のころから漢字に少し興味があったようで、進んで漢字を勉強していたようです。それを機に漢字検定の受験を親に勧められて受験していました。

級を取得するにつれやる気も高まっていき、小学6年生で3級、中学2年生で準1級を取得することができました。(ちょっとした自慢です)

 

実は国語の中では漢文が得意だったのですが、その礎はこの漢字勉強にあったのではないか、と考えています。

漢文は句法が最重要だ、と思っている人も少なくないでしょう。しかし私はそうは思いません。大切なのは「漢字と触れ合い、意味・ニュアンスを感じる」ことだ、というのが私の考えです。

 

たとえば昨日の「勿カレ」の話だって、「勿論」という漢字を知っていればすぐにわかるものです。その他、たとえば「使・令」は使役として使われますが、日頃から漢字を学んでいればこれらが使役の意味を持つのは容易に想像できることでしょう。

 

漢字そのものの勉強にこだわらずとも、日頃から文章を読んだり新聞を読んだりしていれば、自然と漢字に対する親しみが湧いてくるのではないでしょうか。そういう努力の積み重ねにより、句法を頑張って覚えずとも漢文がある程度読めてくるはずです。前回も述べた通り、どうしても覚えざるをえない句法というのはあって、それは素直に覚えることといたしましょう。ただ、暗記が全てじゃないでしょ、ということを私はお伝えしたいのです。

 

やや具体的な話になりますが、漢字検定の2級くらいまでは読み書きできるようになると、日本語の文章や漢文をすんなり読めるようになると思います。余力があるならば準1級も勉強できるといいですね。これくらい勉強すると、漢文や明治・大正の文学を読むのが楽しくなってきます。(1級は当て字や使用頻度の極端に低い漢字が多く、趣味の領域になってしまいます)

 

なにも漢字検定にむけて勉強する必要はありません。ただ、日本人としてのある意味での教養として、読み書きでき意味を理解している漢字が多いのは心強いことです。高3生は時間がなくて大変かもしれません。高2以下の方で時間がある人は、漢字の勉強に目を向けるのも意味があると思います。

 

今回はここまでです。

 

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句法について思うこと

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実は明日、夏学期の成績(細かい点数)が公開されるんですよね。個人的に自信がある統計物理学と量子論がどうなっているか非常に楽しみなのですが、その反面緊張もします…私は点数にはあまりこだわらないタイプなのですが、自信のある科目だとさすがに気になってしまいます(~_~)...

学部に進学してからも、GPAという評価値(中学・高校で言うところの評定平均)があり、いつまでたってもテストの成績に追いかけ回されます。いつになったら「点数」から解放されるのやら...

 

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漢文の勉強というと、みなさんは何を想像するでしょうか。

多くの人は、「句法の暗記」を思い浮かべると思います。

 

塾でアルバイトをしていると、漢文の授業で

「とりあえず句法を暗記すればなんとかなる」

と教えている先生を時々目にします。この意見は間違いとは言い切れないのですが、かといって正解でもないような気がします。

 

たとえば禁止の句法に「勿カレ」というものがあります。読みは「なカレ」、意味は「〜してはならない」です。こういうのを頑張って暗記するのはちょっと効率が悪いのではないかと思うのです。

というのも、私たちが普段用いている言葉の中に、この「勿カレ」と関係するものがあるからです。それは何かと言うと

勿論(もちろん)

です。この言葉は「当然」といった意味がありますが、本来の意味は「論ずるまでもなく」ということ。つまり一文字目の「勿」は、漢文で登場する「勿カレ」と同じ役割を果たしているのです!

 

こんな風に、漢文の句法の中にはわざわざ覚えるまでもないものが意外とたくさんあります。

もう一つだけ例をあげましょう。

使役の句法に「使 A B」というものがあります。読みは「AヲシテBセしム」、意味は「AにBさせる」です。「使」という漢字に使役の意味があるのは意外に思うかもしれませんが、この漢字が使役の意味で用いられている言葉はちゃんと存在します。

たとえば「使者」「勅使」といった単語がそれにあたるでしょう。また、なにより使役という言葉自体にも使という漢字が使われていますよね。

 

 

漢文の句法を、機械的にすべて暗記するのは効率が悪いですし、何よりやってて楽しくないと思います。句法の中には、私たちが日常で使用している言葉から意味を導き出せるものがたくさんあり、それを利用すれば暗記をある程度省略できるのです。

残念ながら、暗記するしかない句法もあるのはあるのですが、できる限りいまの私たちの言葉と関連付けて頭に入れるというのは、一番簡単で楽しい方法なのではないでしょうか。

 

 

今回はここまでです。

 

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要約練習

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文章の要約をする練習というのは、現代文においては大切な練習です。

ただそれを練習する機会というのは案外少ないのではないでしょうか。学校の定期試験や模試で目にする程度だと思います。

 

文章を読みそれを要約するという練習は日頃から行うのが大切です。試験の時など、ここぞというときにだけやろうとしても大抵は失敗に終わります。日頃から練習するといっても、要約を専門的に扱っている問題集はなかなかありませんから、材料に困ってしまうかもしれません。

 

練習のために私が行っていたのは、新聞記事の要約です。

まず、スクラップブックを用意します。ノートであればなんでも良いです。

新聞を読み、どれでもいいので記事を一つ切り取ってノートに貼り付けます。

 

私がやっていたのは、

1. 読みながら、大切だと思うところに線を引く。

 

2. 記事の200字要約を書く。

 

3. 記事の100字要約を書く。

という作業です。

 

1の線を引くというのは、読みながら重要なところを見抜いていく練習です。実際の模試でも、文章を読みながら線を引くことがよくありますよね。その訓練だと思ってください。

次に、2の要約に入ります。このとき、あまり字数は少なくない方が良いです。いきなり少ない文字数でまとめるのは(特に国語が苦手な人にとっては)大変なことですからね。200字くらいがオススメです。もとの記事があまり長くない場合は150字とかでもOKです。

最後にさらに短く要約します。最初が200文だったら次は100文字くらいが良いのではないでしょうか。

 

この3つの作業はどれも大切だと私は思います。線を引きながら読むというのは、要約に必要な内容をある程度選別する意味があります。これをやらないと、要約するときに文章全てを考慮の対象にしなければならず、かなり面倒なうえに不正確に成ってしまいます。

要約するとき、最初はある程度長めにまとめるのが良いと思います。いきなり短くするというのはかなり難しく、必要な情報も抜け落ちてしまうことがあり得るからです。段階的に短くしていくことで、要約に絶対に必要な要素がだんだんわかってくるのです。

 

文章の要約練習には、このように新聞記事を用いると便利だと思います。

さらにいえば、自分で作った要約を国語の先生にチェックしてもらうのも良いのではないでしょうか。たぶん快諾してくれるはずです。いうまでもなく、他者に自分の作文を見てもらうのは大切なことですからね。

 

ぜひみなさんもやってみてはいかがでしょうか。

 

今回はここまでです。

 

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