電気刺激で脳を活性化!?

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いわゆる脳科学の研究は近年ますます盛んになってきています。

 

そんな中でも驚くべき研究をご紹介。

それは「tDCS」(=経頭蓋直流刺激)というものです。

 

文字どおり、頭蓋を通じて電流を流し、それによりニューロンを活性化するというものです。

http://www.miyuki-net.co.jp/jp/literatureReview/NeuromodulationBytDCS.shtml

 

脳の活動を活性化することにより、言語や身体の障害からのリハビリがスムーズに進行したり、いざという場面で普段以上の能力を発揮できたりというメリットがあるようです。実際、それを証明する研究も行われています。

 

あたらしい考え方や技術を受け入れるのは大切なことです。

たとえば、今では外科手術は当たり前のものとなっていますが、外科手術が初めて世に登場した時は「なんだコレは!?人間の体を切り開くなんて…」と多くの人が思ったことでしょう。

でも現代では、病気や怪我など多くの場面で外科手術が活躍しています。

 

それ同様に、このtDCSも受け入れた方が良いのかもしれません。

でも、個人的に、これはチョット怖いんですよね。

脳に電流を流すのが怖いのではなくて、なんかヤバいことをやっている感じがするのです。共感してくれる方いますかね笑

 

人間が能動的に、脳の機能を一時的に活性化させる。

それ自体は喜ばしいでしょうが、だったらなぜ普通の人間はその能力が抑制されているのか?という問いについて少し考える必要があります。

あくまで想像の範囲なのですが、もしかしたら脳機能を活性化させ多分、副作用で激しく疲労する、といった現象が起こるかもしれません。何事も良いことばかりではないですからね。

 

もう一つ、tDCSが今までの医療と決定的に異なるのは、医療が「マイナスをゼロに近づける」ものであるのに対しtDCSは「ゼロをプラスにする」ものだ、という点。

たとえば足を骨折して歩けなくなり、手術をしたとしましょう。それは、歩けない(=マイナスの状態)を、健常者(=ゼロ)に近づける行いです。これはリハビリとか言われますよね。

 

ですが、tDCSは脳の機能をより高めようというものであり、これは健常の状態からさらにプラスにしよう、という取り組みなわけです。こういうのをエンハンスメントといいます。

 

この違いがどう出るか。

たとえば期末試験の日の朝、tDCSをやってから登校すれば、その人は試験で良い成績を出せるでしょう。でも、現在の倫理ではそれは必ずしも許可されません。tDCSをできる経済力の有無によって結果が左右されてしまうわけですから。

 

このようにtDCSは、社会的な導入の壁が結構存在します。技術自体は素晴らしいものですが、デメリットにもちゃんと向き合わなくてはなりませんね。

 

今日は以上です!

 

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