仮定法について数回扱っています。

 

今回でとりあえず一区切り。最後は、その他の表現をいくつか見ていきましょう。

 

●If only ~

 

これもよく見かける表現です。意味は割とそのままで、「〜でさえあればなあ!」です。達成されない希望を嘆くときに用います。基本的に感嘆文です。

 

If only I have time to take my family to a zoo!

「家族を動物園に連れていく時間さえあればいいのになあ!」

 

ちょっと微妙な文だったかも笑

物語文、会話文でよく登場する印象です。

 

 

●to不定詞で仮定の表現をする

 

やや応用的ですが、to不定詞を用いて仮定法同様の意味を表すことが可能です。これは詳しく解説するよりも例文を見てもらった方が早いでしょう。

 

To see him present his ideas, you would understand in a moment that he is a talented man.

「彼が自分の案をプレゼンするのを見れば、彼がいかに有能な人物かすぐわかるでしょう。」

 

 

●withで仮定表現

 

withを用いて「〜があれば」という意味の表現をすることができます。これも例文を見てみましょう。

 

With a little more courage, you would be able to decide to study abroad.

「もうすこし勇気があれば、あなたは留学を決断できるだろう。」

 

 

このように、仮定表現は必ずしもifを用いなければならないわけではありません。とくに今回暑かったto不定詞やwithを用いるものは、会話のときなどに使えると結構便利です。

仮定法って結構多彩な表現があるんだな、ということが理解してもらえたら幸いです!

 

今回はここまでです。

 

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仮定法の解説4(倒置表現)

テーマ:

今回は、仮定法の表現の中でも「倒置」を見ていきたいと思います。

 

仮定法というとif用いるものばかり想像することでしょう。確かに、基本的な表現はほとんどifを用いているのですが、ifを省略する表現も実は存在します。それがこの倒置。実際に例文を見ていきましょう!

 

 

<普通の文>

If I were a good English speaker, I would be able to talk with many foreigners.

 

<倒置文>

Were I a good English speaker, I would be able to talk with many foreigners.

 

倒置文の作り方は結構簡単。まずifを取っ払います。これだとただの過去形(過去完了形)になってしまうので、動詞を前に持ってくるのです。上の文でいうとwereを文頭に引っ張ってきます。これで完成。結構簡単でしょう?ほかは通常文と一緒です。

 

初めのうちは「へー、こういう表現もあるんだー」という程度でOKです。倒置の文を使いこなすのは、非英語話者には少し大変なことなので。次第に使えるようになりましょう。

 

ただこの表現、受験生は覚える必要があると思います。なぜかというと、倒置の文はifが用いられていないので、一見仮定法の文だということがわからないからです。いまは仮定法の一例としてあげているので仮定の意味だとわかりますが、入試本番で急にこのような表現が登場したらどうでしょうか。ただの倒置かな?と普通思ってしまいますよね。

 

こういうときに、「そうだ、これは仮定の表現だ!」という風に気付ければ文章の意味を正しく読み取れるでしょう。そのため、自分で使うか否かは別としてこういう表現は覚えておく必要があると言えます。注意しましょう!

 

 

 

もう一つ、倒置の例を紹介します。前回扱った「〜が無かったら」という文です。

 

<通常の文>

If it had not been for your help, I could not have won the competition.

 

<倒置文>

Had it not been for your help, I could not have won the competition.

 

一見難しい文ですが、If it had not been for ~と倒置のコンボだと思えばそう難しくはないはずです。センター試験ではこうした合わせ技の文法がよく登場します。

 

見たことのない表現でびっくりすることがあるかもしれませんが、「これは○○の表現が進行形になっただけだな!」とか「これは○○の過去形か!」と冷静に分析できるといいですね。そうすれば、初めて出会う表現でも意味を理解することができるのです。

 

今回はここまでです。

 

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仮定法の解説3

テーマ:

仮定法の基本的なところは、前回までに述べたとおりです。ポイントをおさらいしておくと、

 

・現在のことに対する仮定は過去形、過去のことに対する仮定は過去完了形

・帰結文は、現在ならwould do、過去ならwould have done

 

という感じです。仮定の部分と帰結の部分は、時制に独立的に影響を受けるということになります。

さて、今回は仮定法の応用的な表現に入っていきたいと思います。

 

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●〜が無かったら

 

「もし〜が無かったら」という意味の、やや特殊な表現がいくつかあります。真っ先の押さえて置いて欲しいのはIf it were not for ~です。

If it were not for electricity, how would our lives be like?

「もし電気が無かったら、私たちの生活はどうなるだろうか。」

このような表現は長文でも必ず目にするでしょうし、英作文でこういう表現をしたくなる場面は必ずあるはずです。ぜひ押さえておきましょう。注意点としては、普通の仮定法同様、be動詞はwereになるということです。

 

同じ意味の表現は他にもあります。やや古い表現ですがBut it not for ~というものです。こういう意味でのbutは現在あまり使用されていない(特に口語では登場頻度が低い)ようですが、受験では相変わらず登場します。特にセンター試験などで見かける印象です。

 

But it not for your help, I couldn't have fulfilled that task.

「あなたの助けがなければ、あの仕事はこなせなかっただろう。」

 

 

●まるで〜のように

 

まるで〜のようにという表現は、直接的に仮定法の形をしているわけではありませんが、内容は仮定法です。これはas if ~と表現します。受験でも頻出の重要表現です!

 

He speaks about the accident as if he really have watched it.

「彼はまるで、本当に見てきたかのようにその事件について話す。」

 

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こういう表現を覚えておくと、長文読解でも役立ちますし英作文も書きやすくなるのではないでしょうか。

難しい英単語を覚えるよりも、こういう平易な表現をたくさん覚えておくのがいいような気がします。難しい単語はどうせすぐに忘れてしまうので笑

 

 

今回はここまでです!

 

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