ブルース・マシーンのメンバーの一人、ヴィノ・ラウデンを見舞いにサウスサイドに行って来た。病院

ヴィノの病状については、9/11の日記で、少し触れている。
ttp://ameblo.jp/shunkikuta/entry-10137848146.html

意識を回復したヴィノは、先々週の金曜、ウィスコンシンのセント・ジョセフ病院からシカゴ・サウスサイドの病院に移送された。ここは、彼の自宅から数分の距離で、家族も見舞いに訪れ易い場所だ。

ヴィノに会うのは1ヶ月ぶり。自分が退院する前日に、集中治療室で生命維持装置にかかっていたヴィノを見舞って以来だ。1ヶ月の間に、ずいぶん痩せてしまって体が半分くらいになった印象。それでも、声は力強く、記憶もしっかりしていたグッド!
一部報道では腎臓を一つ失ったと出ていたそうだけれど、実際には腎臓は無事で、首、腰、左足の骨折が主な怪我で、内蔵関係はずいぶん回復しているようだ。

「ヘイメン、ずいぶん良くなったな。ほんと奇跡的だ」と小生が言うとヴィノは小生の手を取って涙を流し始めた。
「お前は、俺のエンジェルだよ。お前が病室に会いに来てくれたことは覚えているよ」とヴィノ。

あの日小生は、意識のないヴィノに、
「ラブ・ユー、メン。また一緒にプレーしような。とにかく待ってるぞ。早く快復して戻ってこいよ。気持ちを強く持つんだぞ」というような事を耳元で言った。
すると、ヴィノは目を見開き、口をパクパクさせはじめ、なんと機械の数値が30とか40から一気に80くらいまでジャンプ。ずっと付き添っていたナースも驚いて、「こんな事一度もなかったわよ。すごい」と言っていた。
あの時ヴィノは、

シュンもう帰っちゃうのかよ。俺も連れて行ってくれよ。そうだ、俺も早く治さなきゃ”と思ったんだそうだ。

その瞬間、朦朧としていた自分の意識が、体に戻って来たのを感じたとヴィノは言う。
そんなことがあるのか、とこっちのほうが驚いてしまった。例え意識がなくても、生きている限り人間はちゃんと聞いたり感じたりする力があるんだと思い知らされた。まったく人間の能力というのは強くて深いものだ。ビックリマーク