最終戦 | TRAINING ROOM 84

最終戦

負けてしまいました。


負けた瞬間は悔しくて悔しくて、ただ悔しくて。


勝負に負けたというよりプレッシャーに負けました。


ここまで必死にくらいついてきたのに、最後の最後で自分達のプレーができないとは。





帰りのバスで落ち着いて考えると、ここまで選手はよくやったなと思います。


負けられない中で最後の最後まで粘りました。


個々の実力は着実に伸びてます。


良い経験でしたね。


二軍とはいえ、優勝をかけた戦い、


若手にはこんな緊張した中でのプレーは初めてですから。


しかしここで自分のプレーができないのはメンタルの弱さ、つまり実力の無さ。


この経験が今後生きてくると思います。


やはり、経験して学ぶことで成長するんだろうなと実感しました。


優勝争いでベテランの力が必要というのも納得です。


そして普段の練習からメンタルを鍛えることが必要!!


練習から本番を意識した緊張感や厳しさが必要です。


選手だけでなく指導する側にもテーマですね。


こんなにプレッシャーに弱いとは、コンディショニングコーチの責任でもあります。


今日は心のコンディショニングも調整失敗です。


ウォーミングアップをもっと明るくリラックスさせたらよかったかな?


それともスイッチをONにするようなルーティーンが必要だったか?


それとも体自体が疲れていたのか?


もっと何かできたのでは?


ずるずる進んで行く試合の中で歯がゆくて、何か変えられないかとベンチに入って声を出してみたり、緊張してる選手の肩を揉んでみたり、立ち位置を変えてみたり、


ダメでしたね。


無能なコーチ。


あの悔しさは何もできなかった自分への腹立ちかもしれません。


野球の神様からまだまだ勉強・努力しろということですね。


課題が見えた一日でした。


明日からまたステップアップできるよう選手と共に練習に取り組んで行きます。