こんにちは!

美しさと真心が字からにじみ出る様になる成城書道教室の徳田春苑です。


♦︎書の根幹ついて話せました!


先週の土曜は、成城書道教室の仕事納めでした!

来てくださった生徒さんで、書いている途中でふとこんな質問が。

「書いている時って、どんな心持ちで書いているの?
どんなスタンスで書いているの?」




おおおーーー!

こういう質問、待ってましたー!!( ̄▽+ ̄*)


この質問をされた方は、書をとても好きでいてくれている方なんですが、

今、一つの文字を集中的に練習していて、

一つの文字をずーーっと書いているうちに、

筆を持って、真っさらな紙面に向かう行動を何回とするうちに、

こういった疑問が湧いて来たそうです。


これって、筆をどう持つか、

筆を何だと思って書くのか・・・という意味にもとらえられます。


こういった質問って、何気にされてますが

書の根幹

をズバッと突いている質問なんですよね!


まず筆は

「絵筆のようになぞる」

のではなく、

「のみや彫刻刀のように切る」

ように書くんです。

基本、このスタイルです。(だから、筆を立ててと言います)

中国で発明された文字は最初、石や亀の甲羅に書かれてました。

どうやって書いていたか、それは刃物で彫っていたんです。

そこから月日は流れ…筆が発明されます。

筆で書くようにはなりましたが、石碑などに刻する時は変わらず刃物で文字を掘ります。

そしてそれを拓本といって、石碑の上に紙を乗せ、そこに墨を含ませ写し取るコピー方法をとり、後世まで偉大な書家達の作品が残せるようになったのです。

と、話が飛びましたが(^^;)

書は二度書きをせず、絵筆のように塗りつけるのではなく、筆を立て、斬りつけるように紙面に向かっていく…

と、私はこのようなスタンスでおります(^-^)

(創作の場合に限り、わざと塗りつけるように書く場合もあります。ですが、初心者の創作にはオススメしません)


もしかしたら「無の境地で書いてます」というのを期待してくれたのかもしれませんが…
そんな簡単になれませんから!笑

私が少人数にこだわるのは、こういった突っ込んだ質問が出てくるからなんです。

周囲をあまり気にせず、ざっくばらんに。

そしてそれが、書の本質を突く質問だったりする。



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そこで、自分の書の理解が更に深まっていければ。何か引っかかってくれれば。
これほど嬉しい事はないです(*´꒳`*)

なので、うちの教室では気になった事はどんどん発言して下さいね!


本日もお読み頂きありがとうございました。

美しさと真心が字からにじみ出る様になる成城書道教室の徳田春苑でした。


お一人お一人の時間を大切に、じっくりできるよう少人数制の書道教室となっております。お気軽にご相談ください。

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