豊島区庁舎・豊島公会堂跡地開発は「Hareza池袋」/東京建物、サンケイビル | 週刊住宅ブログ

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 東京建物とサンケイビルが東京都豊島区庁舎・豊島公会堂跡地で推進中の「仮称・豊島プロジェクト」の相性が「Hareza(ハレザ)池袋」に決まった。隣地に区が整備する仮称・新区民センター、中池袋公園を含めたエリア全体の愛称。3月28日に3者が会見して発表した。

 低層部にシネマコンプレックスと商業施設を併設した地上33階地下2階建ての池袋エリア最大級の高規格オフィスと、地上8階地下1階建ての豊島区の新ホール棟を開発する。エリア内に8つの劇場を整備し、区が進める国際アート・カルチャー都市構想の起爆材となるプロジェクト。非日常を体験できる「ハレの場」と劇場を意味する「座」を組み合わせた。区が公募し全国から集まった5065の中から建築家の隈研吾氏を委員長とする審査委員会で候補を選び、区長と両社社長らによる選定委員会で決めた。

 シネマコンプレックスの出店者はTOHOシネマズ。最新設備を導入した10スクリーン約1700席で、人気のハリウッド映画や邦画に加えて、アニメ作品、単館系と言われるアート作品などを上映。コンサートや演劇、スポーツなどのライブビューイングなどにも活用する。

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