晴れ「技術の鉄人 現場の達人」牧野昇・中谷彰宏著より。クラッカー

牧野さんは技術系の人だが、その後勉強してエコノミストにもなっている。専門は一つだけでは十分ではなかったのだ。

アメリカでは、卒業するには、専門以外の科目を必ず2つとらないといけないようだ。確かに変化の激しいこの時代では、一生一つのことだけでは十分とはいえそうもない。

たとえば、ヨーロッパでは、食事の時にどこそこには何の絵があるという芸術などの話などもできないとまずいそうだ。

日本ではそれがテレビのワイドショーレベルになっていると指摘している。ややそれるがお笑い芸人も別の得意分野を持っている人は長続きしている。それはスポーツや芸術、楽器、演技力なども入るだろう。

会社員も今やっている仕事のほかに得意分野があれば、それもあわせて仕事に生かせるものだ。それはオンリーワンの強みとなるはずだ。
AD
晴れ「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。クラッカー

ここでは積極的に休むことにチャレンジしてみていただきたいと、提案している。すすめているのは20分に1分の割合だった。短いような、気もするが休息も短い。

ここまでやったら休むという目安があれば、気持ちの入り方も違ってくるようだ。1時間では長すぎるのだ。

能率アップのためには、これをきちっとしておく必要があるのだ。効果的なトレーニングも、「抜く」と「入れる」をワンセットで何度でも繰り返すことだった。これは「力」を入れたり抜いたりするメリハリという意味だろう。
AD
雨「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。アップ

筆者の経験によれば、1分での出合いが鮮烈で印象的であれば、3~5年は放置しても忘れ去られることはないという。

人脈だからといって、濃い人間関係まで求める必要はないようだ。ときどきメンテナンスをしておけばいいのだろう。

たとえば、知り合った人とメール交換をしておくだけでも、アドレスがわかり復活しやすいのだろう。これはテレビの主電源だけ入れてあるスタンバイの状態に近いようだ。

ポイントは、自分もまた相手にとって、スタンバイの存在であり続けることだという。1分出会い術で、スタンバイ状態の人を増やしていくことは財産でもあるし、楽しみにもなるのだった。
AD

くもり「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。ひらめき電球


これだけでは漠然としてわからない。1つは自分にとっての利益だった。金銭とは別に「この部分だけは自社の技術を使う」や「「これだけは譲れない」という交渉のコアの部分を明確にしておくことだった。

2つ目のオプションは「利益を守るための提案や譲歩案」でこれは複数用意しておくことだった。利益のために何らかのサービスを提供する、「価格や納期の変更」だった。

3つ目はBest Alternative To Negotiated Agreementの略で、つまり最良の代替案という意味だった。

交渉の前に1分でこれを紙に書き出しておくだけで、心に余裕が生まれ、交渉を有利に進めやすいという。

晴れ「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。ドキドキ
筆者によれば、既存の事例を換骨奪胎してアレンジすれば、その時点でオリジナルになるという。

また、どうせなら他の人とは違うアイデアを出してやろうという気概を持つことだった。これは日々の仕事でも同じことだと思える。人と同じことをやっていては、よりいい結果を残すことは難しいだろう。

やはり自分独自のアイデアを活かすことが必要だ。ある意味それはプライドともいえるのだろう。斬新なアイデアはプライドがあってこそ生まれるのだ。
晴れ「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。!!

こんなものがあるのか、と思って興味を持って読んでしまった箇所だった。ビジネスシーンでの質問力には、黄金の2問が存在するという。

その一つは「一見非なるものの共通点は何か」と「一見似ているものの相違点はどこか」だった。

たとえば、「無洗米」と「甘栗むいちゃいました」はまったく別の商品でも、「消費者のひと手間を省かせる」というコンセプトは共通していた。

また、「モーニング娘。」と「AKB48」は一見するとよく似たアイドルグループだが、売り出し方や見せ方はまったく違うようだ。

話題の商品の共通点を見つけたら、自社製品やサービスに当てはめてみることで、あらたなアイデアが浮かぶのかもしれない。
くもり「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。目

発想法で有名なのはKJ法だった。キーワードをカードに記入して、分類することから、新たな価値を見出そうというものだった。

齋藤氏はポイントは2つだという。とにかく材料を多く出す。そして、どんどん派生させて(アレンジして)いくことだった。

いろいろな意見をミックスすることで、別なものが生まれる可能性が高い。大事なのはリラックスしてやることらしい。

コツは「インスパイアされよう」「自分の仕事に結び付けて、強引にネタを拾ってやろう」という意識を持続することだった。

作詞家の阿久悠さんは、「作詞するときもっとも大事なことは何ですか?」と問われた時「間髪を入れずに「時代です」と即答したそうだ。いきなりの質問でも、瞬時に答えたところがスゴイ。それは常日頃からその気持ちがあるからだったのだろう。

どんな小さなこともメモしておけば、いずれそれがどこかで結びついて、役に立つのだろう。それは貴重なデータベースになりえるのだった。
くもり「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。ニコニコ

しばしば、会議などで話し始めると前置きが長い人がいるが、結局何が言いたいのかわからないことばかりだ。だらだらとした話はわかりにくい。

ここでのタイトルは、「1分で聞き手の心を揺り動かすプレゼン革命を起こせ」だった。まさにそれは必要なことだろう。

学校の授業でも、とりわけ重要なのは冒頭の1分だという。そこで、授業内容の概要を説明し、生徒の心に食い込むようなツカミがなければ、その後の授業はグズグズになってしまうという。つまりなんとなく授業に入るのはNGだった。

大事なのは、興味や意見を引き出す、とっかかりをどれだけつくれるかが勝負だったのだ。
晴れ「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。チョキ

スピーディーな判断をするために必要なことは、これもコツの一つだったのだ。ここには実際にあった典型例が示されていた。それは2009年1月に起きた「ハドソン川の奇跡」だった。まだ記憶に新しい。

ニューヨーク空港を離陸後にエンジントラブルに見舞われた旅客機が、機長のとっさの判断によってハドソン川に不時着し、すべての乗客・乗員を無事に帰還させた出来事だった。

このままでは墜落すると判断したものの、大都市の上空ということで、被害も甚大になる。そこで、ベストではないもののワーストを避けるため、ハドソン川に、しかも川の流れに沿って着水という判断をしたのだ。

機長が機体の異常に気づいてから着水までわずか3分程度だったという。こん冷静な判断力ができるのはプロ中のプロだったからだろう。これが、C.イーストウッド監督によって映画化されるが、ぜひ観たいものだ。
くもり「異端のススメ」林修・小池百合子著より。ラブラブ

小池さんは、異端か、正統かを決めるのは「時代」以外の何物でもないとまで語っている。その時代にどちらがマジョリティーを占めたか、だけの話だそうだ。なるほど、とも思える。

ここでは、ガリレオ・ガリレイを引き合いに出していた。その当時は地動説は異端扱いだったが、今では天才の代名詞でもあるそうだ。

さまざまなことは、始めのうちは異端扱いが多い。コンビニも初めはそんなものうまくいかないと思われたようだが、今ではすっかり社会のインフラにもなっている。ないと逆に不便を感じるほどだ。

ここでのタイトルは「人と違う一歩を踏み出す小さな勇気」となっていた。実にいいフレーズだと思った次第だ。人と同じじゃ面白くもないといつも思ってきた自分にぴったりの言葉だった。