くもり「全身発想論」齋藤孝著より。あし

ここでのタイトルは「モチベーションの源泉は身体だ」となっていた。身体が充実しているからこそ、やる気も出てくるのだろう。やはりちょっとでも気にかかることがあれば、ベストな状態では望めない。

時間を費やすことより、仕事に対する姿勢や気分が重要だという。つまり量より質ということとも似ている。いくら時間をかけたからと言って、仕事の質がそれだけいいとは限らないからだ。ポイントは集中力かもしれない。

人間の精神状態は、「知情意」の三要素で決まるようだ。「知力・知性」。「感情・情緒」。「意欲・意志」だった。しかし、そのベースとなっているのは身体だったのだ。

そこで、筆者は「知情意体」を意識すべきだという。ビジネスの中心には脳よりもむしろ身体を据えるべきだと主張していた。やはり、体を動かして覚えたことは忘れないし、その経験を語れば説得力も違ってくるものだ。
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くもり「全身発想論」齋藤孝著より。ひらめき電球

仕事というと、ついつい頭で考えることを優先しがちだ。しかし、むしろ体を使うという感覚でやるほうがいいようだ。

スポーツにはウォーミングアップが欠かせないが、ビジネスも同様だという。仕事にはすべて体が基盤になっているからだった。

ここで筆者がすすめているのは、特別な筋トレでななく、10秒のビジネス体操だった。それは身体の一部、たとえば手首、足首、肩などを回したり、また呼吸を意識して深くしてみることだった。

こんなちょっとしたことでも、身体が目覚めて感度が高まるらしい。それでこそ、仕事ではアイデをすぐに実行できるしなやかさができるようだ。試してみる価値はありそうだ。
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くもり「全身発想論」齋藤孝著より。ドキドキ

できる人、というのは人間関係力があるという。どんな仕事も一人ではできない。そこで必要なのが人間関係だ。それが上手な人は仕事もできるということにつながる。

人と関わりあうことで刺激が得られ、アイデアも生まれたりするのだろう。また人と出合うことで元気になることは多い。

齋藤氏がかつて毎週テレビで会っていたビートたけしさんは、実に元気にあふれているという。常に手首や首を動かしながらもいろいろと勉強しているらしい。

そして次々と新しい企画を提案しているのだ。体を動かすことがクセとして身についていた。ここでのタイトルは「人間関係力を高める、元気エネルギー」とあった。ふと「元気があれば何でもできる」というアントニオ猪木の名言を思い出した次第。
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くもり「全身発想論」齋藤孝著より。合格

筆者は、今や組織が個人を救ってくれる時代ではないという。年功序列はもうほとんど崩壊している。実力だけが問われている。大事なのは個の力だった。

頭一つ抜け出す人になるには、アイデアを生む力、発想力がポイントでもあった。どんな天才も無から有を生み出すことはできないのだった。

個人の身体に刻まれた記憶をフル稼働させて、新たな対象と結びつけることで、オリジナリティの高いアイデアが生まれるという。

ここでの、タイトルには「豊かな発想ほどカラダに染みついた記憶から生まれる」とあった。まずはさまざまな体験をして、記憶に残しておくことが大事なことらしい。できる人間はこれができるということだった。
くもり「全身発想論」齋藤孝著より。恋の矢

また得られる快感も意外と少ないらしい。だから、たとえばテニスのテレビゲームに熟練することと、実際にコートに立ち、ラケットを持ってボールを打つことではどちらが楽しいかという。

当然ながら後者だろう。身体で得られる感覚こそが本物と言えるはずだ。人の話を間接的に聞いても面白さは十分伝わらない。やはり直接コミュニケーションするのが一番だろう。

そういえば、いくら感動した写真を見ても、実際にその情景を自分で目にして撮ってみないことには、本当の楽しさ、充実感は味わえないのと同じことだろう。
くもり「全身発想論」齋藤孝著より。ビール

筆者は「脳ブーム」に違和感を禁じ得ないという。重要なのは脳よりも身体だと考えていたのだ。

全身をフルに使って思考することで、いい仕事を生み出していくことを「全身発想」と呼んでいたのだ。

脳科学者と言われる3人と対談した時も、3人とも口を揃えて「カラダが大事なんです」と語ったそうだ。

五感を研ぎ澄ましてアイデアにつなげていくことが大事らしい。ここでのタイトルは「身体なくして、脳は鍛えられない」とあった。なるほど・・・!
くもり「だからあの人に運が味方する」中谷彰宏著より。クリスマスツリー

笑える箇所で笑えないと、経験不足や知識不足とも考えられる。またそんな性格とも見られてしまうだろう。

会議でも笑いがどこかにないとかなり疲れてしまうこともある。どうせおバカなら、笑ってしまえるほうがいいだろう。

またいくら美人でも笑顔がないとつまらない人に思えてしまう。美人ではなくても、笑顔がいい人のところには人は集まってくるものだ。

すると、そこには運もやってくるということだった。いつも表情が乏しいと損をするのかもしれないな。気をつけねば。
くもり「だからあの人に運が味方する」中谷彰宏著より。ラブラブ!

これができる人は、かなり自分に自信があるのだとも思える。笑ってしまうような自分の失敗をコレクションするというのもいいのだろう。

つまらないことで失敗することはかなり多いはずだ。それは笑いのネタにもなるようだ。そうすれば、失敗も怖くなくなるともいう。

笑えるのは、予定調和が崩れた時でもあった。なんでも予定通りに進んでしまったら面白くもなんともない。やはりアクシデントがあるから、笑えるポイントもあるのだろう。

まさかそうなるとは思わなかった、というサプライズも面白い。オチで予想通りのことを言われても笑えない。思わずうなってしまうようなオチに出合うと笑いも大きい。

雨「だからあの人に運が味方する」中谷彰宏著より。目


もし、それができたら話は成功とも言えるだろう。笑わせようと意識してもなかなかそう上手くはいかない。もし、自分のなかで笑っていることがあれば、それを外に出せばいいのだという。

中谷氏はアイデアを作っている時も、ププっと笑いながら考えているという。まず自分が笑うことが大事なのだろう。

中谷氏は、笑えそうなことを日記につけているという。また、今日の面白い言葉も書いているらしい。やはりちょっとしたことでもメモしておくことが後で役に立つのだろう。人を笑わせようと思えば、それなりのネタ帳も必要かもしれないな。


そういえば、今これを書きながら思い出したことがあった。かつて、13年ほどの間、毎年この時期になるとクリスマスカードを手作りしていた。そこには、ちょっとクスッと笑えるネタをイラストで描いていた。これもまた、笑いの伝染になっていたかもと思った次第。

晴れ「だからあの人に運が味方する」中谷彰宏著より。ドキドキ

笑いは、その人の人生観や価値観が全部入っているという。だから、体験量が多ければ笑うポイントも多いということになる。

その体験量とは、成功体験ではなく失敗体験のことだった。人と話しているうちに、そうそうそこで私も失敗した、と共感できるところがあると、笑えたりするものだ。

みんなと違うところで笑うのも当然ありだった。むしろそのほうが創造性があるらしい。単に想像だけでは本当の笑いとは言えないのだろう。