晴れ「なぜ、島田紳助は人の心をつかむのが上手いのか?」内藤誼人著より。叫び


では、どうすればいいのかといえば、その逆をいけばいいだけのことだった。ここでの表題は、「あえてニッチなところからスタートせよ」だった。

紳助さんは、万人ウケするタレントでもあったが、それは結果論でもあった。最初からそれを狙っていたわけではなかった。

面白い実例があった。今では誰でも普通に飲んでいるコカコーラも、最初は病人向けの飲み物だったらしい。疲れた人の活力剤的な飲料水だったのだ。そういえば、初めて飲んだ時はなんだかクスリのような匂いだった気もする。

最初は大きなところを狙わずに、自分にできること、やれそうなところからスタートするのが賢明らしい。テストマーケティングをする気持ちで始めるのがいいようだ。

スピーチなら、聞いている人に感動を与えようとするよりも、ソツなくこなすことに意識をおくほうが緊張しないものらしい。

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くもり「なぜ、島田紳助は人の心をつかむのが上手いのか?」内藤誼人著より。にひひ

島田紳助は今では芸能界からすっかり足を洗ってしまってマスコミに出ることはない。たが、彼の活躍はまだ記憶に残っている。

テレビ出演のオファーも多かった。ということはそれなりに実力があったともいえよう。この一冊には彼がなぜ、多くの人にウケたかのノウハウが書かれている。

自分をさらけ出して、あけっぴろげな付き合いほど、気兼ねなく付き合える。そのために自分のことをネタにしてしまうのがいいらしい。なかなかできそうでできない。紳助はそれをしていたのだ。

そんな人ほど、相手には魅力的と評価されるという。面白い自虐ネタがあるだろうか、とふと振り返ってみるとすぐには思いつかなかった。やはり事前の準備が必要そうだな。
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くもり「男が人生で捨てていいものいけないもの」川北義則著より。恋の矢

ふだんは節約をしていても、時にはちょっと贅沢に使う楽しみを味わうほうがいいという。確かに節約ばかりしていては、本当に楽しい人生とは言えないかもしれない。

余裕がある範囲で一流といわれるものに触れるのは充実した時間を過ごしているともいえそうだ。やはり一流といわれるレストランで食事をする経験を何度か重ねれば、気持ちにもゆとりが出てくる。

ここで引き合いに出しているのは、岡野雅行さんだった。世界一の職人といわれるが、まだ貧乏だった時代にも年に一度は奥さんと超高級ホテルに泊まっていたという。

そのためになけなしの金をはたいたが、それなりに勉強になったと振り返っている。一流品を見る目は、やはり本物に触れてこそ学べるのだろう。
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くもり「男が人生で捨てていいものいけないもの」川北義則著より。アップ

お金で買える幸せがあるなら買ったらいい、というのは川北氏の持論のようだ。まあ、余裕があるなら無理に我慢してストレスをためることはないかもしれない。

よく言われるのは、幸せはお金では買えないというが、時には買えるものもあるのは確かだ。もちろんすべてが買えるとは限らない。

ちょっとしたぜいたくは、その後の生きる励みにもなったりもする。また、自分ががんばったご褒美に何かほしかったものを買うというのもありだろう。
くもり「男が人生で捨てていいものいけないもの」川北義則著より。音譜

いつか見返したいと思うのは、相手の能力、立場、人間的魅力だったりするようだ。また人から気に入らないことを言われた場合もそんな気持ちになることはある。

そんな人間以上のことをしてみようと思ったりする。また相手ができない能力を身につけたいと思うこともある。しかし、そう思うことによって自分の能力があがればしめたものだろう。

ここで、引き合いに出しているのが、中日ドラゴンズで監督をつとめて実績をあげた落合博満さんだった。彼の言動によってしばしば好き嫌いが極端に分かれるだろう。しかし、現役時代に3度の三冠王をとったのは日本のプロ野球界では彼しかいない。

初めて彼が三冠王をとった時に、数字はどれも突出したものではなく、野球解説者はこんな低レベルな三冠王など認めない、と発言したそうだ。それに対して、落合氏は三冠王をとってない人に言われたくない、と反論したという。

彼はその3年後に誰がみてもハイレベルな数字で三冠王をとっていたのだ。きっと見返してやるという気持ちが強かったからこそ、それができたのだろう。不屈の精神力がなければ不可能に違いない。
雨「コミュニケーションの授業」中谷彰宏著より。叫び

いきなりこれだけでは、意味がわからないが、ここでのタイトルと見ると少しは理解できる。ここには「自分のキャラにあった得意技を持ちながら、引き出しを増やしていく」とあった。

要するにコミュニケーションでは、ワンパターンでは通用しないということでもあるのだ。常に次の得意技を生み出していくことで、よりいいコミュニケーションが図れるということだろう。

コミュニケーションというと、相手と話すことばかり考えがちだが、そうでもなかった。まずは、自分自身との対話があるかどうかが大事だった。

まずは、自分が納得できるかどうかがスタートなのだ。自分が考え出した企画を自分で納得できるかどうかということでもあるだろう。人とのコミュニケーションはその後のことだった。
くもり「コミュニケーションの授業」中谷彰宏著より。ドキドキ

いくらインパクトのある言葉でも、耳にしたすぐ後で忘れてしまうことがほとんどだ。ことばで印象を残そうと思っても、なかなかうまくいかないものだ。

大事なことは、みんなが気づかなかったことに気づけるかどうかだという。写真でも漠然と撮ったものは、つまらない。自分が面白いと思ったものが伝わったほうが、見ている人にも面白く感じられるだろう。

いくら気の利いた言葉を探してみても、それではまだ十分ではなかった。コミュニケーションには、言葉以上の行動が伴っていることも大事なことだろう。

ここで筆者は棟方志功さんを引き合いに出していた。版画を掘るのが器用とかということではなかった。みんなと違う見方に気づける感性を持っていたことだ。芸術家はみなそうでなけれ、その道で生きてはいけないだろう。

これは営業の仕事にも当てはまりそうだ。人がやっていそうでやってないこと、あるいは自分には簡単にできるが、人にはそうそう簡単にはできそうもないことでインパクトを与えられることなどだ。

問題は、そこに気づく人は多いだろうが、実際すぐに実行することはほとんどないのだろう。そこで差がつくと思われる。
晴れ「コミュニケーションの授業」中谷彰宏著より。グッド!

相手に伝えるためには、理路整然と語る必要がある。しかし、それだけではまだ不十分だった。そこに熱意はあるだろうか。

むしろ、ベースは喜怒哀楽だった。つまり感情が伝わることが大事だったのだ。話の中に、「うれしかった」「悲しかった」「楽しかった」などがあると内容も伝わりやすいそうだ。

聞いて印象に残るのは、いい話よりもうれしかったことや、楽しかったことだった。お客さんに「こんないい商品です」と勧めても、あまりピンとこないものだ。

むしろ、自分が使ってみて本当に良かったことを伝えるほうが説得力はあるものだ。そこに自分なりの感情が入っていることがポイントのようだ。ここでの結論は、「理路整然よりは、喜怒哀楽を話そう」だった。覚えておきたい。
くもり「コミュニケーションの授業」中谷彰宏著より。温泉

しばしばナンバーワンのセールスは話し方が飛びぬけてうまいのではないかと思われるが、決してそうではなかった。むしろ、この人が?と思うぐらいに話がヘタだったりするようだ。

しかし、「熱」を感じさせる何かをもっているから信用されるという。確かに立て板に水のごとくしゃべられても、逆にうさん臭く聞こえてしまう。おまけに、気持ちが伝わってこないものだ。本気かどうかは、やはり熱が伝わるかどうかでもあるようだ。

また縁を感じるかどうかも、その後のコミュニケーションに影響する。意気投合する場合は、何らかの縁があったときだ。出身校、子供の学校関係、出身地、趣味…など、どこかでつながっているところを探すものだ。

コミュニケーションがあるからこそ、縁を感じることもできるのだった。それも真剣であることが大事なのだろうな。
くもり「脳を活かす生活術」茂木健一郎著より。あし

脳にも健康法があるとは初耳だった。だから生活習慣そのものが脳であるともいえるそうだ。芸術家を引き合いに出していた。ピカソや武者小路実篤は晩年まで創作意欲が衰えることなく、九十年以上の人生を生き抜いていた。

また百五歳で大往生を遂げた日本画家の小倉遊亀さんは89歳の時の著書で「生きることは、昨日の自分に一歩つけ加えて新しい何かを今日見つけること」と記しているそうだ。

筆者はピカソのことは、画家というより、絵という生涯追求できるものを見つけた「人生の芸術家」としての姿を思い浮かべるという。

いつまでも飽くことなく、追い続けられる対象をみつけることこそ、「ピカソ」だという。そこで、だれでも人生のピカソになれるという。実に面白い考えだ。