くもり「逃げない男の生き方」川北義則著より。むかっ

要するに定年退職をしたら、もうサラリーマンではないということを自覚すべきだということだった。労働条件はかつてとは全く異なって当然だった。

大した責任もなく働かせてくれるなら、給料のことは安いなどとは言えない。むしろ自分なりのテーマを見つけて、それをはじめてみるというのも一つの考え方だった。

自分のやりたいことってなんだろう・・・。それがすぐに見つかる人は有意義な時間を過ごせる人なのだろう。それは損得勘定からは生まれてこないものらしい。
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雨「逃げない男の生き方」川北義則著より。メラメラ

筆者の長年の経験では、そういうものを持っていると、不思議と自分に自信が持てるという。そうなら、実に簡単そうに思える。縁起をかついだり、占いを信じたりするのとも似ている。

それで常にうまくいくなら、その人にとってはそれがこだわりとなるのだろう。またうまくいくかどうかより、気分が落ち着くなら十分ともいえる。

筆者は意外にくだらないと思えることにもこだわっていた。それはタヌキと名の付くものは食べないということだった。代表はタヌキうどんやそばだろう。タヌキいや人間にだまされた気がするからだった。

天かす(揚げ玉)を入れただけで一丁前の料金をとるからだそうだ。かつてはそれがタダだったからだ。むしろそれなら、天ぷらそばを食べるという。

キツネそばなら、油揚げという立派な商品を入れたるから納得できるそうだ。なるほどとも思わせられる。なんだか食べ物にこだわってしまったようだが、私の場合はスパゲッティは進んで食べないというこだわりがあった。しかしピザなら時々食べている。だからどうということはないが。
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くもり「転んでもただでは起きるな!」安藤百福発明記念館編より。あし

これは組織というものについて触れている部分にあったフレーズだった。仕事で成果を上げるためには、組織内では協調性も大事だろうが、それ以上にチャレンジ精神も大事なポイントだった。

ある意味ライバルを想定して、仕事に取り組むことで成果が期待できることも多い。陳腐な表現では切磋琢磨ということになるかもしれない。また自分が勝手にそれなりの目標を立てて取り組むことも必要だろう。

安藤氏はさらに、「競争とは知恵比べであり、知恵のある会社には自ずと人が集まる。落ち目になると人は去っていく」とも述べていた。厳しいがこれが現実なのだろう。

常に人から与えられたノルマだけを頼りに仕事をしてもつまらないものだ。人とは違った創造的な仕事ができれば、やりがいも違ってくる。競争を意識することで創意工夫も生まれる・・・と思うが。
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くもり「転んでもただでは起きるな!」安藤百福発明記念館編より。ドンッ

これは経営者について述べられている部分にあったものだ。そして、たった二行で次のように述べられていた。

「少しでもよい方向がみつかれば、即刻変更したらよろしい。朝令暮改は恥ではない。柔軟さの証明である。」と。

そういえば、かつて鈴木敏文氏の著書に「朝令暮改の発想」というのがあったが、そこでも似たようなことが述べられていた。その本のサブタイトルは“仕事の壁を突破する95の直言”となっていた。

その本の「はじめに」の部分で私が赤線を引いていたのは次の表現だった。「チャンスをつかめるかどうかは、才能ではなく、ものの見方、仕事の取り組み方にかかっています。・・・」とあったところだった。

安藤氏も同様なことを言いたかったのだろう。かつては朝令暮改は決していい意味では使われなかったが、いまではそんな臨機応変が次へのチャンスにつながっているのだろう。
晴れ「逃げない男の生き方」川北義則著より。ドキドキ

いきなり元気を出せと、ことばで言われてもあまりピンとこない。そこで大事なことは、そんな元気のでる思考回路だったのだ。

いいこと、自分が過去よかったことを思い出すこともその一つのようだ。いい記録を出したとき、褒められたときのことなどを思い出すことで元気を出せるという。

ことあるごとに、いくつかのいいキーワードを思い出すことだった。実際に、いつも元気な人はそんな思考回路で生きているらしい。

もし元気がないとしたら、雲の上にある晴れた世界を見ていないということになる。それは自分に責任があるということだった。頑張らねば。
雨「逃げない男の生き方」川北義則著より。ひらめき電球

これある女性評論家が「定年退職して、そば打ちなんかに逃げるな」というテーマで本を出版したからだった。こんなことを言われたら本当に頭にくるものだ。

せっかく定年まで勤めたのだから、何をやろうと自由ではないか。しかも趣味に打ち込むことは最高ではないだろうか。批判するべきではないだろう。

定年後なら、働いても働かなくても人の勝手だろう。川北氏はサラリーマン時代の垢を落とす一番いい方法が、自分の本音で生きることであると述べていた。まさにそれを実践したいものだな。
くもり「頭が鋭くなる 齋藤レッスン」齋藤孝著より。爆弾

あらゆるものは、無から有ではなくて、むしろそれまであったものの組み合わせによるものが多い。つまり大事なのはアレンジ力ともいえそうだ。

そこで例に出しているのが発明王、エジソンだった。彼はブリタニカ百科事典を丸暗記するような勢いでむさぼり読んで、あらゆる知識を貪欲に吸収していたという。そして、知識を組み合わせてアイデアを生み出していたのだ。

エジソンの発明の多くは、知識と発想力を両輪のように回して作り上げたものだったのだ。そして、科学者の発見した原理を商品に応用していったのだ。今ある知識や原理にひとひねり加えて、特許をとるのが得意技だったようだ。

日々の仕事もそう考えれば、まだまだいろいろと応用ができそうだが・・・
くもり「頭が鋭くなる 齋藤レッスン」齋藤孝著より。ラブラブ

これも前日の続きとなるが、問いかけをすることで、意識も目覚めるということだった。詩人のまど・みちおさんの言葉があった。「世の中は、あれという?マークと、これだという!マークのふたつで、だいたいいいのではないか」だった。

シンプルなところが素晴らしい。齋藤氏は仕事をするときに、この二つの記号で取り組んでいくと、もっとクリエイティブになっていくのではないか、と提案していた。

104歳の生涯を生きた、まどさんは、100歳になっても何か発見することは必ずあるとおっしゃっていたそうだ。詩人はいままで人が見ていなかったところに、何かをみつけることだそうだ。

たしかに、「?」と思っていたことが判明して「!」となればわくわくするものだ。そのワクワク、ドキドキして気持ちがいいときはドーパミンという物質が脳に出ているらしい。
くもり「頭が鋭くなる 齋藤レッスン」齋藤孝著より。パンチ!

この第三章では“「「?」と「!」で考えれば頭は創造性を発揮する” 、となっていた。そして、想像力を高めるためには、考えることを頭の中で対話的な作業にするといいと提案していた。

つまり自問自答ということで、ここで大切なのは問いを立てることだったのだ。面白い実例があった。それは「フェルマーの定理」でこれは証明できるはずと、17世紀に提示されたものだった。

そして、ようやく1994年にイギリスの数学者アンドリュー・ワイルズが解くことができたのだ。どちらも素晴らしいが、この問いを出したフェルマーがすごかったのだ。

いずれにしても、問いかけがなければ、考える行為にスイッチがはいらないと齋藤氏は述べていた。
晴れ「頭が鋭くなる 齋藤レッスン」齋藤孝著より。ニコニコ

仕事をする際には、「細胞が活性化する」という感覚を持ち込んでほしいと齋藤氏は語っている。ある意味、ワクワク、ドキドキすることだった。ちょっとした楽しみを見つけるという程度でいいらしい。

仕事のなかで、ときどき笑いが起きることは重要だという。確かに職場でどこかで笑い声が聞こえないと寂しい気もする。

のあまりにも仕事で緊張していると、体まで固まってしまいそうだ。そんな時は頭の働きも悪いのだろう。

ある意味、ボケに対するツッコミのようなテンポのよさを大事にして、コミュニケーションをしていくこともポイントだった。常にライブ感覚を意識してみたいものだ。