くもり『本当の幸福を得る「唯一の方法」』森永卓郎著より。ラブラブ

これも、一昨日触れたスティーヴン・ランズバーグの言葉だった。インセンティブとは、報酬、動機、刺激という意味だった。

誰でもインセンティブに反応するのは当然のことだった。それなりのメリットがあれば動きやすい。経済学は、お金の学問ではなく、「選択と交換を考える学問」だという。

人は自分にとって最もインセンティブの高い選択をするものらしい。その人と付き合って、それなりのインセンティブがあると思えば、だれでも付き合いたいと思うものだ。

わざわざインセンティブという言葉を知らなくても、自然とそんな自分にとって有利な選択を常に行っている。いつ買うかなどのタイミングも入りそうだ。
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晴れ『本当の幸福を得る「唯一の方法」』森永卓郎著より。ニコニコ

この言葉を残しているのは、スティーヴン・ランズバーグ(1954~)というシカゴ大学の経済学の教授だった。森永氏は新聞やテレビでニュースを見る時には、絶対頭に入れておきたい言葉だという。

数字を使ったトリックはしばしばあるようだ。使う側が有利な数字を使えば、それを信じてしまうかもしれない。すぐに数字を使いたがる人間は、逆に警戒した方がいいようだ。

数字を前面に出して説明されると、それがすべて真実かと錯覚してしまうこともある。それは危険なことだった。どのようなデータに基づいているか確認する必要もあるのだろう。

何かを決める際にも、単に出てきた数字だけで判断すると、しばしば大きな間違いを犯すこともある。大事なのは現場や現状を把握することが第一だろう。
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晴れ『本当の幸福を得る「唯一の方法」』森永卓郎著より。パー

フランク・ナイト(シカゴ大学の教授・1885~1972)の言葉だった。ハイリスク・ハイリターンとかローリスク・ローリターンという言葉は聞いたことがある。

森永氏はかつての日本にはローリスク・ハイリターンの世界が存在していたという。それはお役所や超一流企業に勤めることだった。

巨大組織に入り込んでしまえば、定年まで収入が上がり続けたからだった。しかし、それは過去のことだろう。今ではそんなことはあり得ない。どんな一流会社も倒産する危険はある。

意外なことだが、アメリカでは学歴に基づいた階級社会だったのだ。一度エリートコースに入れなかった人間は、自分で会社を作らない限り、絶対高収入を得られないという。

だから放っておいても、年収が上がる日本の企業の方が、世界的には特殊だったようだ。もし高収入を得たいと思えば、予測不可能なリスクを乗り越えねばならないということだった。
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くもり『本当の幸福を得る「唯一の方法」』森永卓郎著より。爆弾

マックス・ウェーバーが残した言葉だった。何かで成功したいと思えば、その発想はまったくの無からは生まれるはずはない。

どんなことでも、夢中になってやっているときやその後にリラックスしているときに、ふと、思い浮かんだりするものだ。

それなりに努力しなければ、何も生み出すことは不可能だろう。楽をしてできることは、誰でもできることで価値はないとも言えそうだ。

アイデアが浮かぶためには、新しい刺激をうけることも大事なようだ。それは仕事ばかりとは限らない。遊びも積極的にやればこそ、得るものはあるのだろう。
くもり『本当の幸福を得る「唯一の方法」』森永卓郎著より。音譜

サブタイトルには、“お金に踊らされない経済学の名言102”とあった。もともとのタイトルはかなり大げさだとも思える。むしろサブのほうがわかりやすい。

上記のフレーズを残しているのはトーマス・ギロビッチ(1954年生まれ)というコーネル大学の心理学教授だった。しかも経済学賞を受賞していた。

私たちは、とくに物を買う場合にはよく迷ってしまうことがある。そして、また後日にしようと思って買いそびれると、あとで後悔することもしばしばだ。やはり欲しい商品を買い逃した後悔は、お金に換算できない。

森永氏はミニカーのコレクターでも有名だが、迷った時には必ず買うようにしているらしい。もし、ダブってしまってもオークションに出せばいいという考えだったのだ。なるほどとも思える。
雨『「ヤミツキ」の力』廣中直行・遠藤智樹著より。アップ

勝負事でも仕事でもいくら勝ったとかトップをとれたからといっても、そのレベル自体が低ければ、達成感もイマイチだろう。

ゲームなら、何もヒントがないところから勝てるノウハウを見出して勝った場合と、先に攻略本を読んでから進めるのとでは、結果の充実感は異なってくるものだ。

仕事でもたんにマニュアル通りにやっているだけでは、面白味もないだろう。営業なら予算さえ達成できれば、それで満足かといえば、やはり自分なりの力を思う存分発揮できたときだ。

営業もオリジナルなことを考えてやる場合はそれなりのリスクは伴うものだ。しかし、それを実行して思うような結果がでたときの達成感は一味違う。ちょっとしたリスクは仕事でもスパイスと考えたい。

晴れ『「ヤミツキ」の力』廣中直行・遠藤智樹著より。グー

これはいったいどういうことだろうと、ちょっと気になった次第。ここではピアニストを例に出していた。1日練習をさぼったら自分にわかり、2日さぼったら批評家にわかり、3日さぼったら客にわかってしまうという。

それくらい、厳しく練習をする必要があるという意味だろう。もし、人からの評価を得ようとするなら、少々さぼっても大丈夫だった。

ところが自分自身はそれでは満足できるはずもないだろう。「やみつき」はしょせん自分の満足だという。自分がダメだと思えばダメなものだった。

写真も人がホメれくれたら、それで満足かといえば、自分ではまだまだ何かが足りないと思えば、満足感は得られないものだ。根気よくチャレンジできるのも、やはりやみつきの力なのだろう。
晴れ『「ヤミツキ」の力』廣中直行・遠藤智樹著より。合格

この第5章のタイトルは、“やみつきがくれるパワー”となっていた。まずは、何かわからないことがあった場合、ネットで検索することが多い。それを「ググる」とも表現される。

つまり、「グーグルで検索する」という意味だった。インターネットで検索すればいろいろなことを調べることができてしまう。

当たり前のように、検索できるから便利ではあるが、その知りたい答えを知ってしまえば用はなくなってしまう。むしろほとんど考えることなしに知ることができる。

これはある意味考える習慣をネットに預けてしまったとも指摘していたが、なるほどそうとも言えそうだ。いとも簡単に知ることができただけで、何かを理解したような気にもなってしまう。

実際に映画を見ていなくても、その内容を知ることはできるが、本当の感動など得られないものだ。わかったような気にならないということがポイントだろうな。気をつけねば。
くもり「テンションを上げる45の方法」中谷彰宏著より。恋の矢

(前日のつづき)
これは前日触れた、お気に入りの道具とも似ている。マイ○○というようなものを意識して持ったことがあるだろうか。

振り返ってみれば、ボールペンがそうだったかもしれない。それはゲル状インキのもので、力を入れなくてもスラスラと書けるものだった。今でもしばしば使っている。

インクがなくなれば替え芯を買ってまで使ったものだった。ノートに落書きをする時には実に都合がよかった。思いつきをどんどん書いていけるからだった。

今まで何十本使ったかわからないくらいだ。また、ノートも同じ大学ノートを使っていた。安いものだから、空白のページができても気にならなかった。
晴れ「テンションを上げる45の方法」中谷彰宏著より。ニコニコ

中谷氏はボウリングをするが、マイボールを持っているのが当たり前だという考えだった。多くの人はうまくもないのにマイボールなんか持てないと考えているようだ。それほどの腕前じゃないと考えているからだった。

うまくなってマイボールを持つより、最初にマイボールを持ってコツコツ努力していくほうが、テンションを上げていけるそうだ。

つまりそれが、道具からテンションをもらうという意味だった。道具に凝ることは、上達のヒントかもしれない。

私は以前一筆箋をよく使っていたが、既成のものより自分で作ったオリジナルなもので書いたほうがテンションが上がったものだった。