くもり「ビジネス革新の極意」鈴木敏文・齋藤孝著より。音譜


この章のタイトルは“ニーズを感知し、人々を刺激するイベントの必要性”となっていた。とくに閉塞感がある現代では、人々は刺激を求めているということだった。


商売でも常に提案型のイベントは非常に大切だと、鈴木氏は述べている。イベントは人々の注意をひきつけるものだった。誰かが並んでいると、そこに何があるのだろうと気になるものだ。


かなり前のことになるが、イトーヨーカドーで消費税分還元セールを行った時のことだった。5%の値引きで、期間中の売り上げが6割増という盛況だったと振り返っている。高級品のカシミアコートがよく売れたようだ。


すでにコートは持っているはずなのに、より質のいいものを求めて購入している。つまり消費税分還元セールにイベント性を持たせて、お客様の心理を大きく刺激したのが効果的だったのだ。

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くもり「思い出した夢は、実現する」中谷彰宏著より。ニコニコ

これを実感したのは家庭菜園でミニトマトなどを作っているからかもしれない。今朝も真っ赤になったトマトを収穫できた。数日前まではまた実も青かったものが、今朝は同時に10個以上も赤くなっていたのだ。

もし、赤くなったトマトを買うだけならお店で安く買える。家庭菜園でつくるとなると、数か月もかかるし、土を整え水や肥料のことも考えねばならない。農家の人も買った方が安いといっているようだ。

しかし、家庭菜園のよさはなにより新鮮さだ。収穫してすぐに食卓に並べることができる。この新鮮さこそが贅沢だと思える。どんな八百屋やスーパーの店頭でも自宅で作ったものほど新鮮ではない。

しばしば省エネと言われてから、緑のカーテンという言葉も聞かれるようになった。つまり、ゴーヤやキュウリ、ヘチマ、アサガオなどの葉っぱで壁(カーテン)を作るものだ。今年はゴーヤのほかにインゲンでカーテンを作っているが、連日収穫でき食べられるのが嬉しい。
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くもり「思い出した夢は、実現する」中谷彰宏著より。ブーケ2


この本のサブタイトルは“少年力で成功する58の具体例”となっていた。また、次の3人のために書いたともある。1.今でも「少年の心」を持っている大人。2.「少年の心」を取りもどしたい大人。3.感動やドキドキを。取りもどしたい人。


このうち、自分はどれだろうと振り返ってみたが、1かもしれないと思った次第。つまり、言葉を変えれば、あまり成長していないということかもしれないが。またバカげたことも嫌いではない自分もいたりする。


大人になった人が自分のやりたいことを探すときには、子どもの時に自分がなりたかったものを思い出してみるといいらしい。もちろん時代は当時とは変わってるから、30年経っても同じような職業があるとは限らない。


しかし、その時代にはなりたかったものが、形を変えて存在するのだった。つまり新しいタイプの仕事でもあった。私の個人的は経験的でも、図工など何かを作ることが好きだったら、それも何らかの形で現在の仕事に活かせるとも思える。


大人になってから、改めて自分のやりたいことを探すのは大変だと思える。それより、むしろ子供の頃に夢中になっていたことを思い出したほうが、見つかりそうだな。

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くもり「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。黄色い花


まず、齋藤氏自身の主張は「会議ではアイデアを出したやつが偉い」「意見をいう暇があったらアイデアを出せ」というものだった。実に合理的でわかりやすい。それでこそ前進できるのだろう。


ほとんどの会議と言えば、資料の説明であることが多かった。また人の意見に対してどうのこうのと言って時間を費やしたりするものだ。しかし、実際に現実を変えるのはアイデアだった。


ネガティブな意見をいう暇があったら、よりいいアイデアを提案すべきなのだろう。会議ではブラッシュアップしたアイデアが出るのがベストだといえる。


ヤマト運輸の場合、骨格となるものが、若手社員から出てきたようだ。会議はバスケットやサッカーと似ていて、5~10名前後がいいらしい。それ以上だと連絡、確認だけの作業になってしまうか。

くもり「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。クローバー


二代目社長の小倉氏はアイデアを出させるために、ちょっとしたコツをつかったという。それは、何でも自由にアイデアを出してくれ、というものではなかったのだ。


むしろ、基本的なしばりをかける、上手な限定をするというところがポイントだった。そういえば、学生時代に作文のテーマは自分で考えて書くように、と言われるよりも先にテーマや題名が提示されていたほうが書きやすかったものだ。


そこで、小倉氏は若手社員にこの新しいサービスの特徴として「スピーディーな小口輸送」「わかりやすい料金体系」と説明したようだ。このように考えるポイントが明確だからこそ、アイデアはいくつも出てきたのだった。


若手社員の柔軟な発想は貴重だったのだろう。むしろ害があるのは、業界の常識に染まっている人だったらしい。「手間ばかりかかって採算が合わない」などという意見がでたかもしれないし。

くもり「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。カエル


ここでは「宅急便」をとりあげていた。いかにも一般的な言葉のようだが、これを商品名として使えるのはヤマト運輸(登録商標となっているため)だけだった。一般的には宅配便となるところだろう。


プロジェクトが成功するために大切な要素は、コンセプトがはっきりしていることだった。そこでまずネーミングは大事だったのだ。かつてのNHKの人気番組“プロジェクトX”もサブタイトルは「挑戦者たち」だっとという。


もし番組のタイトルが“日本の挑戦者たち”だったら、それほどブレイクしなかったのではないかと振り返っている。確かにプロジェクトという言葉の方がコンセプトも明確でインパクトがありそうだ。


「X」は変数で、そこに具体的ないろいろなプロジェクトを入れればいいのだった。そこで「宅急便」というもの三文字の中にシステムが説明されているからすごいものだった。自宅から自宅へ、急いで配達できるという意味合いが込められていたのだ。


この名前でやることは、常に早く運ぶということが基本になってくるのだろう。宅配を宅急と一文字変えるだけでも言い易いこともわかる。言い易い覚え易いというのもポイントだろうな。

くもり「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。カエル


この本のサブタイトルはいくつか付いていた。まず、このタイトルの前には“齋藤孝のビジネス問題集”と、二つ目は“劇的に会社を変革する方法”、三つ目は“現実を変え、ピンチを切り抜ける具体案ーあなたは思いつけるか?”、というふうにこれでもかこれでもかたたみかけてくる。


そこで、まずプロジェクトということについて述べられている個所で気になったのが、の上記フレーズだった。日ごろ何げなくプロジェクトという言葉は使われているが、それはどんな意味合いがあるのかまでは考えていないだろう。


単に与えられた仕事をきちんとこなしていれば、それだけで仕事がうまくいくとは考えられない。また発展などはありはしないだろう。筆者は現代で一番求められているのは、新しい仕事を作りだすことだと考えていた。


そのためにはプロジェクト力がある人が求められていたのだ。プロジェクトの特徴は、部署を超えて、一つの目的に向かって集結し、一定期限内に成果を上げるところにあると齋藤氏は説明している。シンプルでわかりやすい。


成果を左右するのはリーダーの資質だった。その条件は3つあげていた。1.明確なビジョンをもっていること。2.ニーズの感知力。成功したプロジェクトはすべてニーズに支えられているという。3.強烈な意志を示し続けること。つまり何としてでもやり遂げるということだった。言われてみればどれも納得できそうなことばかりだ。

くもり「老いてこそ人生」石原慎太郎著より。富士山

しかし、これは単に老いに甘んじるということではなかった。その老いに耐えられない人は自ら死んでしまうこともあるらしい。その一例としてここではヘミングウェイをあげていた。

耐えるためにはまず慣れることが大事なことらしい。一般的な運動や仕事でもはじめ慣れないうちは、とても耐えられるかどうか不安なことも多い。しかし、何度か経験して慣れてくるうちに、耐えられるようになったりもする。

三島由紀夫も自分が年をとった時のことを思うと、つくりあげた肉体が衰退することを恐れていたようだ。石原氏によれば、三島氏は老いに対して怠慢で臆病だったと判断している。

慣れるというのは、あきらめるのと異なるともいう。たとえ高齢になろうとも走りたい場合は走るべきだという。走ることで少しでも老いを食い止めようとする姿は決してみっともなくなどないというのが氏の主張だった。

通勤途上でも一見して高齢とわかる人が、ジョッギングなどしている姿をよく見かけるが、すごいとも思える。そこそこ走れるという自信がなければ、人前で走ったりはしないだろう。

くもり「老いてこそ人生」石原慎太郎著より。富士山


筆者が感心したのは、かつての西鉄ライオンズの大投手稲尾和久(故人)だった。若い人にはほとんど聞いたことさえない名前だろうが、西鉄ライオンズ(今の西武)の黄金時代を築いた一人でもある。


彼は連日の登板酷使にもたえて、年間42勝も上げたことがあった。しかしそんな厳しい使い方をされて選手としての寿命は短かった。一般的にはいくら現役時代に一流として活躍しても、年をとったらただの人になってしまうようだ。


ところが、石原氏によれば稲尾の場合は、年齢に応じた成熟をとげて、野球以外の局面でも人の心を捉える魅力を育み培っているのにしみじみ心を打たれたと語っていた。今なら桑田氏がさまざまな方面で歓迎されているのも似たようなものだろう。


若い頃強い、素晴らしい肉体を誇ったことのある人間ほど、それが衰えた時にかつての肉体への郷愁に襲われるものらしい。だからむしろ、別の主題を人生の中で見つけることが大切だというようなことを述べていた。


いくら過去の栄光を思い出したところで、現在は変わるわけではない。むしろ、今何ができるか、自分にとって価値があることなどんなことかを見つけて有意義に過ごさねばと感じた次第。

くもり「そうそう、これが欲しかった!」小阪祐司著より。カエル


たまたま数日前からマーケティング関連の話題になってしまった。しばしばスーパーの野菜や果物売り場にいくと「○○さんが作った野菜」とか生産者の顔写真がその商品の近くに置かれているのを目にする。


それを見るとこの名前の人が丹精込めて作ったものとわかる。しかも顔写真があることで責任や自信さえも感じられる。しかも、その作った人の思いが込められた一言があればなさら説得力もありそうだ。


ここでは、生産者が書いた直筆の手紙(それにはこだわりが書かれている)をそのままの状態で公開した例があった。お店の人が読み心を動かされるものは、お客さんの心を動くのではないかと考えたそうだ。


やはり、それは商品を作る側の気持ちがストレートに伝わって結果をもたらしたようだ。そこには「なぜ」この商品にこだわって作ったがが書かれていたのだった。まずは読んでもらうことかな。