晴れ「不完全な時代」坂村健著より。イージー教会携帯

サブタイトルには、“科学と感情の間で”となっている。また新書の帯には「どう生き抜くか」ともあった。つまり生きにくいこの時代にどう考えていくべきだろうかという提言が述べられている。

そこで筆者が実感していることの一つは、フレーズにあげたようなことでもあった。ここでの小タイトルは“制度設計のプロを育てる”とあり、技術は大事だがそれと同程度かそれ以上に、その技術を社会につなげるための制度設計も重要なことだと述べいてる。

その例として、日本のAVメーカーでもあるソニーがアップルの音楽プレーヤーiPodに圧倒的な差をつけられたことがあった。それは技術よりも流通方式の改革、ネットワーク時代の著作権をどう考えるかという制度問題で差をつけられたことが実際だったようだ。

今後のイノベーションには、将来の制度設計のプロである文系学生を鍛えていくことも大事なことになってくる、というのが坂村氏の主張だった。さて、コミュニケーション能力を考えると、やはり若いうちにより多くの困難を乗り越えたということが生きているようだ。多くの経験は人を成長させ、また説得力も異なるのだろう。

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晴れ「パワーマインド」内藤 誼人著より。ビーレター地球

たまたま小物とか小道具が続いてしまったが、この章のタイトルは「相手のパワープレイを封じるカウンター(攻撃法)」となっていた。

相手の拒絶のしぐさに対して、どう対処したらいいのか、ということについて述べられていた。たとえば身体の真正面で腕を組まれたときなどだ。

それを崩さないと、相手との関係はそれ以上に進展していかないということになる。そんな場合には上記フレーズが使えるようだ。コーヒーやジュースなどのグラスあるいは食べ物などを渡すのも一つらしい。

相手の好みそうな写真を見せるというのも手らしい。あまり人が持っていないような珍しいものがあれば、それを見せるのもいいようだ。

こんな面白い例もあった。ある保険のセールスマンは、自慢の手品を見こみ客に教えることで、拒絶のうで組みをさせないということだった。

またボールペンを使った手品を教え、そのボールペンをプレゼントするという。そこには連絡先が印刷されていいて、後から電話がかかってくることがあるという。やはりできる人は人がやらないそんな工夫をしているのだ。

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曇「パワーマインド」内藤 誼人著より。イージー!?ペン

この章のタイトルは「最強のパワーアイテムを使いこなせ」で、ここでの小タイトルは“「小物」(アイテム)で魅力を高める”となっていた。

ペンやノートにしてもふだん使う小物は、仕事をやりやすくするためには大切なものだった。時にはパワーアイテムともなるようだ。

ついつい仕事では使い易さだけで選びがちだが、人前ではあまりにも貧弱なものはダメだそうだ。筆者は自宅では80円の安いボールペンを使っているが、外ではちゃんとしたものを使っているという。

別に高級品ではなくても、いいものはあるはずだ。いつも人前で安ものばかり使っていると、それなりにしか見られなくなってしまうかも。

あと、長く使っていると自分では気がつかないが、普段使っている事務用品の汚れにも気をつけねばと思った次第。ついつい使えればいいや、と思ってしまいがち・・・だな。

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晴れ「パワーマインド」内藤 誼人著より。ビーサンドイッチロケット

受験生の多くは何らかのお守りを持って受験に臨むのではないだろうか。たとえば神社に行けば学業成就のお守りがある。まあ、苦しい時の神頼みかもしれないが。

それがあるだけでほっとするものを身につけておくのも時にはいいものだ。つまり暗示ということになるが、信じることでパワーを発揮できればそれに越したことはない。

精神がきわめて強靭そうだったナポレオンもお守りを離さなかったという。黒い布で作った小さなハートのお守りをいつも身につけていたのだ。

お守り以外では、自分だけに通用するおまじないを信じるのも効果があるらしい。スポーツ選手も「ジンクス」というまじないをやっているようだ。たとえば、靴下は必ず左足から履くなど。

イチロー選手はいつも同じパターンで生活しているのは、調子がいい時のことを忘れないようにするためらしい。ホームゲームでカレーを食べることもその一つだろう。

これさえあれば、大丈夫というアイテムを一つは見つけて持っておきたいものだな。時には自分が思っている以上のパワーが発揮できることを期待しながら。

曇「パワーマインド」内藤 誼人著より。ラブリー家自転車

たしかにおしゃべりは上手な人はいるものだが、そういう人は人前でちゃんと喋れるとは限らない。

たまに、聞いていて気持ちがいい話し方の人がいる。しかも分かりやすい。やはりプロは違うと感じたときがある。

学校ではスピーチの訓練など一切してこなかった。だから、スピーチが苦手な人は多いのだろう。いつも話力のなさを痛感している。

たんに活字を目で追うだけでは、息継ぎもわからない。練習法としては、まず「音読」にあるらしい。疲れそうだがたまにはいいかもしれない。

晴れ「男の品格」川北義則著より。ジョリー青りんごチョキ

なんだか、この本のタイトルとは離れているようだ。別にこれは男には限らないのではないだろうか。

精神科医の齋藤茂太さんは、長寿を保っている人たちを観察して、その特徴は「心に余裕のある人々」と言っているそうだ。あまりあくせくしていないほうがいいらしいが、生活するためにはなかなか思うようにはいかないだろう。

齋藤さんは、その余裕についていくつか説明していた。たとえば、人づきあいがうまい、友人が多い、本業以外の趣味を持っていること、好奇心が旺盛なこと、ユーモアを忘れないこと・・・などだった。

そのための処方箋としてSTRESSの頭文字をあげていた。S・スポーツ。T・トラベル(旅行)。R・レクリエーション。E・イート(食べることを楽しむ)。S・スリープ。S・スマイルとなっていた。面白いこじつけだが納得できる。

最後に川北氏は、遊び心を忘れないことが、老化防止につながると述べている。遊ぶことがアンチエイジングに役立つということのようだな。

曇「男の品格」川北義則著より。ノーティーワインチリ

ライフスタイルは自分で意識して見つけ身につけないと、ただ何となく流されてしまいそうだ。人まねをしても、当然ながらいろいろな条件が異なるからうまくいくはずがない。

ここでのタイトルは“自分に合った喜びの型を見つける”となっていた。そして、この一例として、自分にとって面白そうなものに挑戦していくうちに高いところまで到達してしてしまった人を紹介していた。

それは片岡鶴太郎さんだった。はじめはモノマネからスタートしていたが、ボクシングの世界に入り、セコンドまでつとめていた。その後絵の世界に入り、そこでまた才能を開花させている。

今では個展を全国各地で開催し、いくつもの美術館までできている、立派な画伯になってしまった。実に面白そうなこと優先の生き方をしてきた人に思える。

絵を描くときは、早起きをして、玄米の朝食を食べ、アトリエにこもって夜まで黙々と絵筆をふるうという。これが鶴太郎さんのライフスタイルのようだ。

単なるタレントではなく、しっかりした俳優業もこなしているのもすごい。もっとも誰もがこんな才能を発揮できるわけではないだろうが。

晴れ「男の品格」川北義則著より。ノーティー足音符

ふだんあまり道楽というような言葉は使ったりはしていない。川北さんによれば、節度をもっているのは趣味的遊び、節度のないレベルに入るのが道楽だそうだ。

趣味の世界からもう一歩奥に踏み込んでいくのが、道楽だそうだ。たとえば、エジソンや、ライト兄弟もそんな人だろうという。節度を超えてしまうからこそ楽しいともいえそうだ。

自分の人生を楽しく充実させるためには、時に羽目をはずしてみる必要もあると述べている。しかし、羽目をはずしてみるって、ちょっと勇気がいるかもしれない・・・な。

多くの人がダイエットに夢中になっているが、決してそれは楽しくてやっているものでないはず。単なる見栄えや健康のためかもしれない。しかし、それを無視したらまた見えてくるものがあるかも・・・

曇「男の品格」川北義則著より。チアフルゴーグル温泉

もし本当にこんな生き方ができたら楽しい人生に違いない。しかし、実際そういう風に生きている人もいるようだ。

ここには2人が紹介されていた。まずはじめは推理作家の内田康夫さんだった。もともと趣味がきっかけで作家になってしまった人だそうだ。40代の後半まで広告会社の社長をしていたという。

趣味は将棋とミステリーを読むことだったが、ある時ふと友人に自分でも書けると言ってしまったのがきっかけだったようだ。そして書き上げた一編の評判がよくて作家への道が開かれていたのだ。まあ才能があったのかもしれない。

も一人は東京農大教授の小泉武夫さんだった、実家が造り酒屋で、子供の頃から発酵微生物に親しんでいた。現在ではその他、作家、発明家、コピーライター、料理人、実業家など何足ものわらじをはいている。

川北さんは、小泉さんもまた自分の趣味の世界で生きている人だと述べていた。好きなことばかりして、それが仕事に結びついているというのは本当にすごいことだとも思える。

今している仕事のなかに、自分の趣味や特技を生かせられるなら、またそれも楽しく、やりがいがあることともいえそうだが。

雨「恋する日本語」小山薫堂著より。チアフルバスエプロン

これは文庫本のあとがきにあったものだった。咀嚼という言葉は一般的には食べる際に使われるが、本を読む際にも有効なようだ。

この本も咀嚼が必要な作りになっているという。パラパラとめくっただけでは、薄味のショートストーリーでしかない。

つまり何度も繰り返し咀嚼することで、確実に味は良くなるらしい。さらに自分の経験というスパイスを加えるとさらに美味しくなるというが、どうだろう。

本を美味しくいただく、という考え方も面白い。そういえば、最近あまり読み返したくなるような本に出会ってなかったかな・・・