晴れ「ナポレオンで仕事上達」齋藤孝著より。チアフルハート6つギター

まずは小さくてもいいから達成感を味わうことが大事だった。それまでできなかったことができるようになる。距離が伸びる。所要時間が短縮される・・・などでもいいようだ。目標を設定しそれがクリアできることで達成感を味わえる。

その達成感が自発的なやる気を生むということだった。確かにそれは理解できる。仕事の面白味もそんなことの繰り返しから自信につながるのかもしれない。

前日に書いた仕事が好きになるサイクルと似ているが、ここでは次のようになっていた。「やる気→達成感→湧き上がる喜び→さらなるやる気」という回路が出来上がっていくという。

ここで大事なのは「自発的に何かに没頭する」ということだった。人からの命令でやらされ感が強いと、喜びも半減だろうな。ナポレオンはやる気の回路をどんどん拡大させていったようだ。

仕事の限界がないほど仕事に没頭していたらしい。ここから伝説的な名文句「予の辞書に不可能の文字はない」が出来上がったのだろう。好きでやっていることには心身両面にわたって疲れにくいという特徴があるようだ。
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晴れ「ナポレオンで仕事上達」齋藤孝著より。カインド風鈴砂時計

筆者の齋藤氏は仕事が好きだと述べている。充実した時間を過ごすほどテンションが上がり、効率も上がるという。いつもこんなふうに仕事ができたら気持ちがいいだろうと思える。

体調が悪くても、仕事に集中しているうちに気がついたらケロリと回復しているというから羨ましい限りだ。普通なら、なんだかんだと理由をつけて仕事をサボりたくなるものだが。

結局仕事が「好き」というのが一番のようだ。好きだからこそどんなことがあってもやり抜けるのだろう。しばしば「好きな仕事が見つからない」「本当にやりたい仕事ができない」という言葉を聞く。

そんな人に対して齋藤氏は「10年早い!好きな仕事を探すより、いまやっている仕事を好きになれ!」と叱咤する。あまり好きな仕事を探すのにこだわっているのもよくないようだ。

「仕事が好き」を技にしてしまうといいという。やっている仕事が好きになる。→勉強する、創意工夫する。→結果も出やすくなる。このサイクルのように行けばいいのだが。
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曇「座右の銘」森村誠一著より。ストロールビールスニーカー

いかにも作家自らの言葉だと思える。森村氏の経験が述べられていた。かつて、証明シリーズ、十字架シリーズ、『悪魔の飽食』等の作品を書いたものがすべてベストセラーになっていた。

これは異常な経験だと語っている。ところが、現在はオリジナル新刊、新書、文庫等を合わせて年間40~50冊ほど出版しているが、全冊合わせても当時の1冊の発行部数に及ばないという。

森村氏は作品が読者に支持されたというより、一種の社会現象のような感じだったと振り返っている。確かに当時はマスコミにも頻繁に取り上げられ、宣伝効果もすごかったとも思える。

さらに森村氏はデビュー前のことも振り返っていた。作品の山を築いても発表の舞台もなかったのだ。どんな傑作を書いたと本人が自負しても、読者がいなければ何の価値もないと感じていた。

ここでの座右の銘は「ボクサーは連戦連勝している間に弱くなる」というモハメッド・アリの言葉だった。作家も同じだと実感したようだ。うまくいっている間に、初めのようなハングリーな気持ちはいつしか失われてしまうのかもしれないな。

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曇「座右の銘」森村誠一著より。ストロールクローバー椰子

ここでの座右の銘は「辛いという字がある。もう少しで幸せになれそうな字である」というものだった。これは兵庫県のある町で募集されたときの一作品だった。

長年生きていれば辛いことも多いものだが、それは人それぞれの境遇にもよるだろう。不公平だと感じることもある。また、いったん辛い目にあって初めてそれまでが幸福だったと気付くことのほうが多いかもしれない。

ここでは「幸い」と「辛い」の文字の比較から来ている言葉だった。一語より短い一画によって、まったく逆の意味になってしまう。ある意味両者は隣接しているともいうが、かなり距離が遠いと感じることもある。

かつて似たタイトルの短い舞台を観劇したことがあった。「棒を一本足すだけで」というものだった。芝居の内容はすっかり忘れてしまったがこの言葉だけは忘れられない。同じく「幸」と「辛」の比較だった。

文字では簡単だが、辛いから抜け出し幸いに転ずるのは、自力だけでは無理なことも多い。とくに今年3月11日の東日本大地震からは、それを強く感じる次第。一日も早い復興を願うばかり。
曇「座右の銘」森村誠一著より。ファニー音符チョキ

同じようなタイトルの本は書店ではいくつも目にしたことはあった。しかし、この作家ならどんな言葉を選んでいるのだろうかとちょっと気になった次第。

タイトルに挙げたのは、「まえがき」の部分にあったワンフレーズだった。別に座右の銘として挙げられているものではないが、私にはなるほどと思えた。

この文庫本の帯(腰巻)には次のようにあった。“言葉に救われ、励まされ・・・運命が変わることもある。”と。筆者の表現によればそれらは「重要な人生のキーワード」なのだろう。

それらには、エネルギーがあるはずだというが、それが人間のエネルギーにもなるのだった。当然ながらそれを受け取る側がしっかりと意味を理解できた場合だろうが。

このブログをはじめてからもう6年を経過しているが、その頃の自分の気持ちは、自分を含めて読んだ人にとって、ちょっとでも心のビタミンのようなものになればいいなぁ、などと思っていたものだったが・・・。
晴れ『なぜ人は「体育会系」に弱いのか?』内藤 誼人著より。コムペンコンピュータ

これは自己暗示のメリットについてだった。武器とはふだん仕事などで使っている道具のことだ。これを使えば最高のパフォーマンスができる、と自己暗示をかけられるものをもっているといいようだ。

たとえば、ハードボイルド作家の北方健三さんは、万年筆にたっぷりとインクを注ぎ込むと、執筆の意欲がメラメラと沸き起こってくるという。人によってはパソコンの使い慣れたソフトがあるかもしれない。

つまりこだわりを持てるような武器を持つことで、実力を水増しできるようだ。暗示の力は強いらしい。ビジネスなら、ノートやペン、バッグ、電卓などだろうか。まあ、使っていてストレスがたまらないものがいいのだろう。

このペンを持っていると必ず商談がうまくいく、というようなものがあればいいのだが。しかし、逆にもしそれがたまたま身近になかったり、失ってしまった場合は、モチベーションが落ちてしまうかなぁ~・・・

また、道具とこだわりといえば、ほかの人が誰も持っていないようなオリジナルグッズを作って使用するというのも面白い。それは直接武器となるかは分からないが、話題性には一役かってくれることは確かだ。
曇『なぜ人は「体育会系」に弱いのか?』内藤 誼人著より。コムワインヨット

そう言われると、いったいどうしたらいいのだろうと、ちょっと気になるもの。スポーツもビジネスも一瞬のひらめきがポイントになることがある。

優秀な経営者はカンが冴えているいる人が多いという。それは直観力ともいえるようだ。へ理屈、理由よりもインスピレーションがいいほうへ導いてくれるということだろう。

さて、それを鍛える方法について、テキサス大学のエイガー教授が推薦する項目があった。1、冗談を言うクセをつける。2、いつでも身体をリラックスできるようにする。3、音楽を聴くようにする。4、自分で自分に話しかけるようにする。5、自由な発想で考える訓練をする。6、好きなことに集中する。7、ほかの人とおしゃべりするようにする。などだった。

まあ、考えてみれば心も身体も緊張している状態のときでは、何もひらめくはずはないか。そういえば、最近いい汗流してないなぁ~・・・
曇『なぜ人は「体育会系」に弱いのか?』内藤 誼人著より。イージー音符ダッシュ

ここに面白いエピソードがあった。カミナリが電気だという第一発見者についてだった。たいていの人はフランクリンをあげるが、彼より3年早くパルバレットという医者が理論的に解明していたという。

筆者によると、1749年、フランスアカデミーが「電気とカミナリは類似性はあるか」という懸賞問題を出したとき、バルバレットが理論的な証明をしたという。フランクリンの確認は1752年だった。

ところが、フランクリンのほうが有名になったのは、頭で考えるだけでなく、実際に凧を飛ばして「実験」によってそれを確かめたからだった。これは行動することが、いかに記憶に残るかということでもあった。

まったく異なることだが、何か提出物があったとして、早めに行動を起して期限より早めに出した人のほうが、ギリギリに持ってくる人より印象はいいことは確かだろう。自信があるからこそ、すぐに取りかかれるともいえそうだが。
晴れ『なぜ人は「体育会系」に弱いのか?』内藤 誼人著より。イージーダッシュ風鈴

これはスポーツジャーナリストの二宮清純さんが言ってることだった。学歴とは関係なく、ちゃんと頭で考えているかどうかが、競争の激しいプロスポーツで生き残る資質だったのだ。

長年にわたって自分のポジションを確保できるということは、たんに技術が優れているだけでなく頭がよくなければダメらしい。4番を打ち続けられる人は、投手のクセ配球を読むのが優れているからでもあるだろう。

野村元監督は、その辺が実に優れていたからこそ、監督として何度も活躍できたのだろう。こうだからこうなると、しっかりと理論的に説明されたら、選手は納得するしかないだろうな。

頭の良さとは、どうすると物事がうまくいくのか、どうするとうまくいかないのか、を正しく見抜くことのできる能力、と内藤氏は説明している。前提として現状をしっかりと把握できることだろう。

会社で決められたルールや範囲内の仕事だけやっていても、必ずしもいい結果がでるとは限らないもの。個人的な経験からは、むしろ自分独自で考え出したノウハウこそが仕事を面白くし、成果にもつながることも多い・・・な。(頭は悪いですが)
雨『なぜ人は「体育会系」に弱いのか?』内藤 誼人著より。ビーバツ鉛筆

たしかにこれがうまく出来る人はいるのだろう。心理学では心の中のモヤモヤやイライラにうまく対処することを「感情マネジメント」と呼んでいるという。感情をコントロールできる人は強い人ともいえそうだ。

イヤなことがあっても、すぐに気持ちを切り替えられればいいのだろうが、これも訓練だろうか。失敗は誰にでもあるが、あまり考えすぎてもその後がうまくいかなくなってしまう。

エジソンは白熱電球を完成するまでに、1万回も失敗していた。100回の失敗でもわずかに1%に過ぎない。失敗するのが当たり前だとおもえばどうということはないのだろう。エジソンは失敗したと感じるよりもむしろ“この方法ではダメだということがわかったのだ”と考えていたのだろう。

筆者は、ガンガン失敗して、失敗に慣れてしまおうとまで言っている。これが失敗を恐れなくなり、気落ちしてもすぐに立ち直れるコツだという。