の中で、作家司馬遼太郎が衣笠山公園の様子を描いています。
衣笠山を司馬遼太郎が訪れたわけは
三浦一族のルーツ探しのため。
鎌倉幕府の創始者源頼朝が挙兵したころの
三浦の長が三浦大介義明(1092~1180)
「1180年8月23日、伊豆で挙兵した頼朝。
源氏ゆかりの三浦氏は大介義明を中心に頼朝に加勢しよとするも、
衣笠城で義明は討死、衣笠城は陥落した。
脱出した一族は久里浜から安房に逃れた。
一方、石橋山で破れ敗走していた頼朝は
海路で安房をめざしていたところ、洋上で
奇跡的に三浦一族と出会う。
頼朝は三浦一族とともに8月29日安房に上陸し、再挙の行動を開始する。
頼朝は安房にて有力豪族を味方につけて、
奇跡の復活劇、
10月6日に鎌倉入りを果たす。
頼朝は洋上でのこの出来事を忘れずに
鎌倉幕府樹立後、三浦氏を十分に優遇した。」
衣笠城址に三浦大介義明の碑がたってます。
(参考文献・神奈川県の歴史散歩)
■横須賀市HP 大楠山ハイキングコース>衣笠山公園
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/oogusuyama/kinugasa/kinugasa02.html