渋谷 茶道教室「松濤庵」

渋谷 茶道教室、松濤庵のブログ。季節に合わせた本格的なお道具を使用して稽古いたします。男性、お年を召した方、全くの未経験者も歓迎いたします。

 裏千家茶道 松濤庵 公式ホームページ

 薬師寺東京別院茶道教室

渋谷駅から徒歩10分の松濤庵では、
週4回(毎週木曜日、金曜日、土曜日と日曜日)に
裏千家茶道教室を開いております。

また、季節ごとに茶会、茶事教室もいたしております。
入門随時受付けいたします。
稽古場の見学ご希望の方は、ご予約をお願いいたします。




The Shotoan is on foot 10 minutes from Shibuya Station.
We have tea ceremony class 4 times (every week Thursday, Friday, Saturday, Sunday) per week.
We also have seasonal formal tea gathering lessons with thick tea and thin tea with a meal.
You can join our tea-ceremony classes at any time.
non-Japanese are big welcomed.
Please do not hesitate to contact us.  An inquiry is here.


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上野の東京国立博物館(東博)の「茶の湯展」に行ってまいりました。金曜日は夜遅くまで開いていてくれて勤め人にはありがたい限りです。遅い時間にもかかわらず、大勢の人がいて驚きでした。室町から近代の数寄者まで茶の湯の歴史に沿った展示で、約四十年に一度しかないといわれるほど、有名な茶道具が数多く集められていました。

 

しかしながら、茶碗などの茶道具はガラス越しにただ眺めるだけでは寂しい感じがしました。茶碗などは茶会で実際にその茶碗でお茶をいただき、茶碗の口造りを唇で感じて、手取りのよさ、重さをを感じ、茶碗の様子を観賞して、初めてその茶碗の真価を知ることができると思います。今回展示されている茶道具も昔は多くの茶人や数寄者の茶会で使われて本領を発揮していたことと思いますが、今では茶会で使われることもなく寂しい思いをしているかもしれません。

 

 

ところで、今回の図録は展示品の写真や解説だけでなく、茶の湯の歴史が有名な先生方が詳しくわかりやすく書かれておられます。また、それぞれの道具の箱書、挽家や、茶碗の高台の写真も載せられていてとても勉強になります。重くてどうしようかとも思いましたが、買う価値のある図録でした。

 

この展示で一番印象に残ったのは、南宋時代のかわいいお猿さんの掛軸でした。一点をじっと見つめる姿は生きているようです。お猿さんは千年近くもの間、掛軸から世の中の移り変わりを眺めてきているのでしょう。閉館した夜にそっと掛軸から抜け出して、夜中の博物館で飛び回っているかもしれません。東博所蔵と知り、またいつでも上野で会えるのが楽しみです。

 

 

 

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Cherry blossom petals have started to fall, and even in my house, the petals like snow are falling.  April is the last month for the tea preparing procedures with sunken hearth  (Ro), and it will be closed in end of April.  From May, brazier (Furo) will be used for making boiling water in the tea room.

 

Tea room with Ro

 

In this month, we are doing a total review of tea preparing procedures for Ro.  For each level, students review what they learned  in this season,  and so they can remember the procedures with Ro in next November.  I am also reviewing various tea preparing procedures especially the ones which have no textbooks, being in tea room alone on weekend days, despite busy for office work on weekdays.

 

Those tea preparing procedures which have no textbooks have also fixed tea utensils, and the host cannot select the utensils depending on the guests. There are grade of temae (tea preparing procedures), Shin (formal), Gyo(semi-formal) and So(informal).  The student usually start to learn from the temae of So, which was established by Sen Rikyu.  The temae of Shin, originally came from China (Song dynasty) by Zen monks with Daisu (a special stand for tea utensils), and a special Tenmoku Chawan (Tenmoku Tea bowl) is used for that.   As  Tenmoku Chawan, Yohen tenmoku (national treasure) is vary famous.   We can see it at National Tokyo Museum as Chanoyu - The Arts of Tea Ceremony from April 11 to June 4.

 

Yohen Tenmoku

 

 

 

 

 

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松濤公園の満開の桜も散り始め、家の中まで花吹雪が舞っています。四月で炉の点前も終わりを迎え、早いもので来月は初風炉です。今月は松濤庵では炉の点前の総復習をしています。

 

例えば、濃茶の点前を習った方、伝物を習った方、それぞれしっかり覚えていただき、また十一月にまた炉の点前となったときまで忘れないでいただけるよう教えさせていただいております。私も平日は会社勤めですが、週末は稽古の助手をしながら、伝物、奥秘などの炉の点前をそれぞれの特徴を確認して一人で茶室に籠り復習しています。これらの伝物、奥秘の点前は教本などの印刷物が全く無くすべてが口伝です。

 

ところで、草の点前である、平点前、小習までは客本位でお招きするお客様に合わせて亭主が道具を選ぶことができますが、伝物、奥秘の点前は客本位ではなく、道具本位で、どんな道具を使うかが点前によって決まっています。

 

また、点前の格は上から真行草の順ですが、千利休様の大成した草の点前、平点前から習います。真の点前は元々、中国から台子と共に伝わった点前で、真台子を使い、茶碗も中国から伝わった唐物の天目茶碗、それも曜変天目、油滴天目などの大名物を使う約束ですが、稽古には、勿論、本物は使えないのでそれらの写しを使います。しかしながら、日々の稽古でも、鎌倉時代、室町時代に中国(昔の唐や明)から伝来した道具のつもりで道具を大切に扱うことも稽古の一つです。

 

上野の東京国立博物館で4月11日から始まる特別展の茶の湯展では、世界に三つしか残っていないといわれる曜変天目の最高傑作と言われる稲葉天目(国宝)をはじめとする名器が多数展示されるので是非とも見に行きたいと思います。

 

曜変天目

 

 

油滴天目

 

 

 

 

 

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