浦安市の少子化対策2 | 少子化対策を考えるブログ

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新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今日はこんな記事です。

浦安市は不妊治療の支援まで踏み込む

浦安市長に対する市の政策についてのインタビューです。前回の続きです。

浦安市はディズニーリゾートが市内にあるため税収がよく、また、若年層の人口が多いという、他市にはないメリットがあります。市長はこのメリットを活かして30億円の基金を作り、多彩な少子化対策を行っています。

今回の記事で紹介されているのは以下のような施策です。すでに実施されているもの、計画段階のものもあります。

・フィンランドのネウボラ(妊娠期から就学前にかけての子ども家族を対象とする支援制度)を参考にした「切れ目のない支援」。例:半年ごとの健診、出産直後に2万円相当の贈り物、1歳になったら誕生日ギフトなど
・産後ケアとして医療センターやホテルへの宿泊サービス(利用者負担1割)
・若年女性の卵子凍結システム(浦安プリンセスバンク構想):若年女性がガンを宣告された場合などに備え、治療前に卵子を摘出して冷凍保存しておく

よくもまあ一自治体でこれだけできるものと感心します。すばらしい施策だと思います。お金がないとできませんよね・・・。

少子化対策、つまりどれだけ出生率を向上できるか、という視点では、こういった施策で「産むのを諦めていた人が産むことを決意する」という心変わりがどれだけ起こったか、ということが大事です。できれば浦安市にはアンケートをとってもらって、「施策内容を見て産む気になった」人がどれだけいるかを調査してもらえると、他の自治体に参考になるだろうと思います。






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