CB125T(CB150T)のブログ

バイクとライフスタイルについて書いてます。
当ブログは2017年4月15日を持ちまして、新ブログに移行しました。http://inuiyasutaka.blogspot.jp/


テーマ:
初稿:2014
最終更新日:2016/12/30
「オイル管理と純正オイル」について更新しました

*お勧めオイルは最後で紹介してます


バイク エンジンオイル 性能比較
~シリーズ第1回「エンジンオイルの選び方」~

一体どのオイルをバイクに入れるべきか?

これが悩ましいところだ。

オイルは複雑でさまざまな情報があるため
素人にはなかなか理解できない世界だ。

それに理屈では説明しきれない部分が
存在するのも事実。

データやスペックだけではわからない事がある。

そこで私の場合、
4つのポイントで選んでいる。


※これはCBT含め、
一般的な4ストバイク(湿式クラッチ)の話だ。
乾式クラッチや2ストバイクなどは当てはまらない
部分も出てくるので注意してほしい。


エンジンオイル選び4つのポイント

1:規格
2:用途
3:寿命
4:価格


順を追って話そう。

1:規格

言葉はむずかしく聞こえるかもしれないが、
要はバイク用のオイルを選ぶということだ。

エンジンオイルと一口に言っても
「車用」「バイク用」「車バイク兼用」
とさまざまなオイルがある。

「どうして車用のオイルをバイクに入れては
ダメなのか?」

簡単にいうと車とバイクではオイルに
求められる性能が違うから。

だから車用のエンジンオイルをバイクに入れると
クラッチが滑ってしまう可能性がある。

クラッチが滑ると、最悪の場合
故障や事故につながってしまう。

では、どうやって車用とバイク用の見分けをすれば良いのか?

・JASO規格で「MA」または「MB」の表示がある
・商品説明にバイクに使えると書かれている

私はこのどちらかで判断している。

自家用車の残ったオイルをバイクに使いたいときは、

・4輪用高性能オイル「GF-1」、「GF-2」、「GF-3」の
表示がラベルにない


・SGグレードを選ぶ

この両方をクリアしていることが条件だ。

なぜ車用の高性能オイルがいけないのかというと
バイクに入れるとクラッチが滑りやすくなるからだ。

2:用途

ここからが、

どのバイク用エンジンオイルを
選ぶか?

の本題だ。


・小排気量バイク or 大排気量バイク?
・市街地、ツーリング、サーキット
・地域

どんなバイクで、どんな場所を
どんな走り方をするかによって
選ぶオイルが変わってくる。

実は都市伝説?
「純正オイルを選べば間違いない」

純正オイルについては、
「純正だから大丈夫」
ではないことに注意してほしい。

なぜなら純正オイルは

「適切に暖機して使用し、
一定の気温(油温)に対応する」
という基本的な性能しかないからだ。

つまり、想定外の環境下で使用すると
限界を超えてしまうことがある。

例えば、真夏の渋滞だ。

とくに都市部の真夏の渋滞は
激しく油温が上昇する。

鈴鹿8耐に15年連続出場し、
30年以上さまざまなエンジンをバラしてきた
バイクショップの店主いわく

「走行距離よりも、どんな使われ方
をしてきたか?(しているか)が
マシンのコンディションを決める。

だからオイル管理ができてないマシンは
走行距離6000kmしか走ってないのに
白煙吹いてるケースもあったよ」

とのこと。

だから通勤しか使わない、ノーマルの
バイクであっても、車外オイルを使った方が
いい場合がある。

適切なオイルを選べば、守備範囲が広いのが
社外オイルのメリットと言えるだろう。

それでは、

バイク用オイルの表示の読み方を
簡単に解説しよう。

■API規格 SL
■SAE規格 10W-30
■油種 部分化学合成油

API規格(エーピーアイきかく)は、
アメリカ石油協会(American Petroleum Institute)
が定めた
石油に関する規格の総称のことだ。

SA~SNまでの規格が定められている。

参考サイト
http://www.bp-oil.co.jp/qa/qa04.html


あくまで規格なのでSNに近いからといって
必ずしも高性能オイルとは限らない。

目安として捉えると良いだろう。

続いて、

SAE規格

オイルの粘度(ねばりぐあい)を判断する
ための規格だ。

これはかなり重要。

たとえばオイル缶に表示されている
10W ー30


10W
この数字は、低温時の粘度をあらわしたもの。

数字が小さいほど寒さに強く、エンジンが冷えて
いるときの始動性が良くなる。

そして燃費も良くなる。


30
この数字は高温時の粘度をあらわたしたもの。

数字が大きくなるほど熱さに強くなる。
エンジンの保護性能に優れ、静粛性も高まる。

10W-40だと、

低温時の粘度は同じだが、高温時の粘度が
高くなるため、夏場などエンジンが高温に
なりやすい環境に適していることになる。

まとめると、

数字が大きいほど粘度が高くなり
エンジン保護性能が向上するが
アクセルレスポンスは鈍くなる。

数字が小さいほど粘度が低くなり、
燃費やアクセルレスポンスは向上するが
エンジン保護性能は劣る。

ということだ。

つまりバランスが大事なのである。

通常走行なら10w-30、10w-40ぐらいを選ぶといい。
(場合によっては5w-30でも問題ない)

続いてオイルの油種。

「鉱物油」とか「部分化学合成油」と
オイル缶に表示があるのを見たことあるだろうか。

エンジンオイルは大きく分けて3種類ある。


・鉱物油(価格:安)
・部分化学合成油(価格:中)
・化学合成油(価格:高)


エンジンオイルにはベースオイルに
さまざまな添加物が入ってできている。

そのベースオイルが何かを示している表示だ。

化学合成油>部分化学合成油>鉱物油

の順に優れていると一般的に言われている。

「じゃあ、バイク用の10w-30の
化学合成油オイルを探してきます!!」

と思うかもしれないが

ちょっと待ったほうがいい。

というのも一般的に言われている説が
必ずしも正しいとは限らない。

むしろ、オイルメーカーが高額なオイルを
販売するために流した「都市伝説」だと
私は考えている。

これまでかなりのオイルをテストしてきた。

2013年の夏は、ワコーズやゾイル、モチュールなどの
オイルを
試したがなかなかしっくりくるものがなかった。

そしてケンドルオイルにたどり着いた。

全然聞いたことのない、

「大丈夫かよ?」

と思うぐらい私にとっては無名のオイルだった。


100の理屈より1回のテスト

が信条の私はとりあえず試してみることにした。

マイクロロンを入れたので、
フィーリングは正直、よくわからなかった。

しかし走行距離が伸びるにつれて解ったことは
ケンドルはオイルの劣化を感じにくいということ。

高熱はもちろん、気温差によって
オイルは激しく劣化していく。

有名メーカーの化学合成油オイルを入れても、
走ってしばらくするとモッサリ感が
でてくるオイルが少なくなかった。

(CB125Tの場合ギアが入りにくくなるのですぐにわかる)

しかしケンドルはそういった
ガクンと劣化した感覚を
感じにくかったのだ。

(ケンドルを超えるオイルは後ほど紹介する)

オイル交換したのは9月の終わりだったから
まだまだ暑い。

秋、冬、そして春を経験しているにもかかわらず、
オイルは鉱物油なのに・・・だ。

理論はあくまで理論。

実際に試してみると机上の空論通りに
いかない事もあるのだ。

これがオイル選び3つ目のポイント、
オイルの寿命である。

オイルの規格や粘度はもちろん大事。

しかしそのオイルがどの程度、
性能を維持できるか?
も重要だという
ことを今回、思い知らされた

どんなにすばらしいオイルもすぐに
劣化してしまっては意味がない。

レースならまだしも、
私たちのほとんどは公道を走っている。

頻繁にオイル交換するのは経済的にも
時間的にも、かなり負担だ。


だからできるだけ劣化しにくい
オイルを選ぶといい。


そして最後、

オイル選びの4つ目のポイント価格

高いオイルを使っていて、

費用が負担になってオイル交換を
先延ばしにしているようなら本末転倒だ。

くどいようだが4ストはオイル管理が
エンジンコンディションを左右する。

それに、

高いオイル=良いオイルとは限らない。

あまりネットの情報を鵜呑みにせず
自分で色々試してみるといい。
(もちろん私のブログも含めての話)

長くなったのでまとめに入ろう。


エンジンオイル選び4つのポイントまとめ

1:規格
・エンジンオイルには「車用」「バイク用」
「車バイク兼用」とさまざまなオイルがある

・JASO規格で「MA」または「MB」の表示があるオイル、
もしくは商品説明にバイクに使えると書かれているオイルを選ぶ

・自家用車の残ったオイルをバイクに使いたいときは、
「4輪用高性能オイルGF-1、GF-2、GF-3の表示がラベルにないもの」
「SGグレードを選ぶ」この条件を2つとも満たすこと


2:用途
・どんなバイクで、どんな場所をどんな走り方を
するかによって
選ぶオイルが変わってくる

・SAE規格(例10W-30)は数字が低いほど
低粘度で、数字が高いほど高粘度

・低粘度はレスポンスが良く燃費が良くなるが
エンジンの保護性能は劣る

・高粘度はレスポンスや燃費が劣るがエンジン
保護性能に優れる

・公道を走るバイクなら10w-30か10w-40を選ぶ
→粘度選びに対する概念は、昔とは事情が変わっているようだ。

くわしく知りたい方はこちらの記事を参考にしてほしい。

チューニングエンジンにこそ高性能で低粘度なオイルを!

チューニングもエンジンオイルもバランスとマッチングが重要

オイル性能の劣化原因を知って、長寿命&高性能オイルに迫る

4ストミニのチューニングとレース用オイルの開発現場
http://nutec.jp/nutec-story/pdf/yomoyama67_2007_motomente10_16.pdf

・最大のポイントはそのオイルはどんなシチュエーション
を考慮して開発されているか

・ブランドやベースオイルの種類にこだわるよりも、
オイル自体のクオリティにこだわったほうがいい

ブランド名・ベースオイル<品質

・化粧品やシャンプー、洗剤などがそうだが
ラベルは有名ブランドでも、製造している工場が
一緒で中身もほとんど同じということがある

・有名ブランドは、多額の広告費が商品価格に
転嫁されている


3:寿命
・化学合成油が必ずしも高寿命とは限らない

・性能はもちろんだが劣化しにくいオイルを選ぶ


4:価格
・オイル交換をためらってしまうような価格のオイルは選ばない

・高いオイルが高性能とはかぎらない

・できるだけ入手しやすいオイルを選ぶ

以上。

あくまで私の考え方なのでどうするかはあなたの自由。

エンジンオイル選びに長年、
悩んでいる人の参考になればと思う。


※ブログの文字数制限の都合上、一部記事を下記に移転しました


▶オイルの性能比較の記事はこちら



人気ブログランキングへ
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

CB150T(CB125T改)さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

同じテーマ 「ブログ」 の記事

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。