砕氷艦(南極観測船)「しらせ」一般公開
8日に南極から母港の横須賀基地に帰港した海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が横浜山下ふ頭で一般公開されました。
子供の頃、父に連れられ2代前の砕氷艦「ふじ」を見学したこと、別の時ですがお土産に貰った南極の氷を持ち帰り、南極の氷が融ける時プチプチ音がするのは、数万年前の空気が気泡になって閉じ込められていたからだと話してくれ、一緒に聞いたことを思い出します。
写真学校の学生だった時、自衛官だった父の紹介で砕氷艦に乗り南極に行くことが夢だったなと、もう叶わない夢のかけらを思い出しながら、南極観光ならまだ希望はあるかもとも思っています。
(写真:2024.4.14 横浜)
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「散る桜 残る桜も 散る桜」
「散る桜 残る桜も 散る桜」
この季節、何度も心に浮かぶ良寛和尚の句です。
ここ数年、この人生の終わりを意識することが多くなりました。
100歳まで生きるつもりですが、先のことは誰にもわかりません。
明日の朝、命あることを約束されている人はいないのだと、今日あることに感謝できるのも、若い頃にはなかった心模様です。
人の一生は長い地球の歴史の中のほんのわずかな時間、必ず散る運命ですが、この時代この国に生まれてきた意味を感じながら、出来るだけ楽しみながら今生の旅を続けたいものです。
(写真:2024.4.13 逗子 海宝院)
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