5・6年前、欧州に行ったときのことです。

高速道路を運転中突然パンクし、危うく事故を起こしそうになりました。修理のため道路を下りたのですがそこで数時間の暇ができました。

ぶらぶらしていると「日曜菜園」らしき所に行き着きました。たくさんの人が作業をしていましたが、栽培されていたのは膝丈から目の高さのシャクナゲです。

思わず声をかけました。もちろん通じるはずもありませんが身振り手振りでしばらく話し込み、帰りには一枝もらうことになりました。

 

それから5年、始めてみる花です。

花色や形は昔なつかしいオールドスタイルですが、その大きさにビックリです。

10cmを超える巨大な花の前には、日本を代表する屋久島シャクナゲもみじめにみえます。

 

巨大名花

屋久島シャクナゲと並べてみると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青系の八重咲きシャクナゲを目指し2012年から交配を初め15年春が最後となりましたが合計で64もの品種ができました。数年前から開花が始まりましたが、まだ目的のシャクナゲは見ていません。

いつか八重咲きが出てくることを信じ、気長に待ちたいと思います。

と言いながらも、昨年は高山植物をかわいがりすぎて、シャクナゲは目肥さえもできない1年でした。

当然その報いはきます。昨年と違い今年はつぼみがちらほらです。

とりあえず咲いたものから見ていきたいと思います。

 

18年第一弾

 

柳下ボタン×バイオレットクイーン・・・なんともいえない強烈な赤となりました

 

(ミセスATトラマール×赤星)×ブルーピーター・・・前者の色が濃厚でした

 

舞グレッグス×アンジェリカ・・・八重は出ましたがアンジェリカの青は弱いので

 

(ミセスATトラマール×赤星)×アンジェリカ・・・ミセスATに似ているのでしょうか、赤星にもアンジェリカにも似ていません。

 

(クリーミーチホン×天城八重)×ブルーピーター・・・一重のクリーミーチホンに似ています

 

ということで第一弾は1分4敗の結果となりました

 

 

神奈川県立花菜ガーデン(平塚市)で高山植物展が開催されています。

 

ポスター

 

全景

 

チョウノスケソウ

 

バイカカラマツ

 

紅花イチヤクソウ

 

ヘリアンフォラ ミノール(ギアナ高地の食虫植物)

 

ロキシアナム(高山性シャクナゲ)

他に多数展示しております。

ぜひお出かけください。

今年もツツジ・シャクナゲや山野草と併設で高山植物展を開催します。

展示会:ツツジ・シャクナゲ・高山植物・山草展

開催日:4月3日(火)~4月8日(日)

会 場:神奈川県立花菜ガーデン

所在地:神奈川県平塚市寺田縄496-1

TEL :0463-73-6170

入園料:一般520円、シニア(65歳以上)310円

 

主な高山植物出展作品

・エゾオオサクラソウ

・ミチノクコザクラ

・サクラマンテマ

・チングルマ

・八重ハクサンシャクナゲ

・キバナシャクナゲ(大雪山産)

・カルメン(高山性シャクナゲ)

・姫キバナシャクナゲ(高山性シャクナゲ)

・姫ホテイラン(ヒバとの共生栽培)

・イワカガミ(蝦夷松との共生栽培)

・紅花イチヤクソウ(腐生植物)

・メコノプシス・ベトニキフォリア(ヒマラヤの青いけし)

・コマクサ(高山植物の女王)

・チベタヌス(四川省産クリスマスローズ)

・ナガバノモウセンゴケ(北海道産湿生植物)

・ヘリアンフォラ(ギアナ高地テーブルマウンテン産食虫植物)

・キクラミネウス(ヨーロッパ南西部産原種スイセン)

 

 

海外では広く分布しているようですが、日本では北海道〈定山渓)と青森県でしか見られないようです。

くわしくはわかりませんがヒバ林が好みのようで、ヒバ林のお姫様と呼ばれています。ちなみにイチヨウランが王子様になっています。

またこの花は他の植物と共生する腐生植物なので、ヒバと共生させています。

 

ヒマラヤユキノシタ

テーマ:

品  名;ヒマラヤユキノシタ

分  類:ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属

自生地:東~中央アジアに分布する多年草

 鉢  :狭間寸胴浅鉢(HZS125)

用  土:鹿沼土、赤玉土

乾湿度:800

植替日:2017年6月

 

名前から高山植物のようにみえたので購入しましたがそれほど夏越しが難しくない品種のようです。

今ではゴツゴツ、モッコリの樹形が気に入り大切に栽培しています。

 

 

 

品 名:ナルキッスス・キクラミネウス(先客来水仙)

分 類:ヒガンバナ科スイセン属

自生地:スペイン・ポルトガル産の原種

 鉢 :狭間二重鉢(HN80)

用 土:鹿沼土、赤玉土、日向砂

乾湿度:1000

植替日:2017年4月

 

実に変わった花形ですね。花被片が反り返る様子がシクラメンに似ているところからシクラメンズイセンとも呼ばれていますが、オーラバックにしたツッパリ兄ちゃんを思い起こさせます。

高山植物でもなさそうですが難物ということで、狭間二重鉢で乾燥気味に育てました。初めてなので他の高山植物と同じ管理で栽培しましたが、何とか無事に夏を越し、開花に至りました。

秋には増殖にチャレンジしたいと思います。


 

 

室内に入れていたせいでしょうか、早々と花を咲かせてくれました。数日前から3cmにも満たない幹の先端が膨らみ、なんだろうと思っていましたが、花芽だったようです。青緑のふくらみから想像できない、真っ白なイワカガミでした。

 

花径1cm程度の小さい花ですが、厚ぼったくとがった葉に似て凜としたたたずまいです

蝦夷松&イワカガミ

テーマ:

あまり見ない組み合わせとなっていますが、ひょっとして、ということでこのような試みとなりました。

高山というほどでもないですがシラカバや松の木の下にイワカガミが群生しているのをよくみます。その中に目を凝らさないと見つからないですがベニバナイチヤクソウが混じっていることがあります。

この花は他の植物と共生する「腐生植物」で単独では生きられないようです。生きるためには他の樹木の根に共生した菌類(菌根菌)から栄養を得る必要があるからです。

で、イワカガミも単独より共生をさせたほうがよいのではないか、ということでこの組合せとなりました。

実際は意味のないことなのかもしれませんが蝦夷松にイワカガミ、広い世界を小さく閉じ込めた盆栽の赴きもあり、気にいってます。