まず、諦めない事が大切ような気がします。 | 脳梗塞からの復活(した)奮闘記

脳梗塞からの復活(した)奮闘記

脳梗塞になり、リハビリを兼ねて、書き始めてはみたものの、頭が整理できず中断。退院し脳梗塞の振り返りをまたも中断。今、出逢う人々に助けられて、素敵な毎日を送れている事を書いています!


  リハビリ病院を退院してから、外来のリハビリに2、3回は、友人に送迎をしてもらいました。

 
  駅まで10分の距離ですが、入院中の体力の低下もあり、とても歩いてはいけない距離でした。


  リハビリ病院では、平らな道を歩いていましたので、坂道を歩く練習はしていなかったのです。


 体力を付ける為に、歩いてリハビリに行く事に決めたのですが、家の近くの登り坂がツラくて、ツラくて、リハビリに行く事じたいで、体力を消耗してしまう日が1週間に1回続いていました。


 当時は自分の体力の無い事に、愕然したことを覚えています。


 仕事を開始するまでに、体力を付けなければならないと思いつつ、1日があっという間に過ぎて行きました。

 
 リハビリの無い日は、駅まで歩いて行き、食材を買って来て調理をするか、近くのコンビニでお弁当を買って済ませるという日々が続きました。


 因みに失語症がありましたので、店員さんと会話しなればならない、ファストフード店は避けました。


 失語症になってから、医療職の方は、私の言いたい事を推測をして理解をして頂けますが・・・。

 普通の人と会話をするとなると、最初は躊躇しました。


 でも、それではいけ無いと思い、リハビリ病院を退院して、1~2ヶ月経った頃から、ファストフード店にも行くようになりました。


  この頃、右手の握力も無い状態でしたので、自動販売機で買った水に水滴がついた状態では開けられず、持ち帰ったこともあります。



  リハビリ病院を退院当初は、世間の情報量の多さに戸惑いもあり、頭がボーとしていました。

 人っていうのは水分が必要と思ったら、ボーとした頭でも使うもので、駅でパン屋に立ち寄りオレンジジュースを買ってから、外来のリハビリに行っていました。
 

 この頃から、比べると進歩しているなぁと思います。


  私は、偉い方がおしゃった脳卒中の回復のゴールデンタイムと言う事を参考程度に受け止めています。


 リハビリをしている方は、自分がどのくらい回復するかと疑問を持ち回復のゴールデンタイムと言うのをご存知の方がいると思いますが、

 私は、諦めないことが、大切だと思っています。


 精神論だけでは、どうにもならない事があると思います。
 
 でも、私のように各病院で、素敵なセラピストさん達に出逢えるかもしれませんし、一生懸命にリハビリをやる事によって、何かが変わるような気がするのです。



 最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。