蔵の街・川越の商店街を久しぶりに紹介します
いよいよ蔵のある商店街、一番街商店街 でございます
(過去の記事はこちら( 《1》 、《2》 、《3》 、《4》 、《5》 、《6》 、《7》 、《8》 )
【川越駅や川越市駅から来ると一番最初に目にするのが】
仲町交差点 おなじみの光景ですよね
ここが蔵の街の入り口です
この通りは重要伝統的建造物群保存地区
に指定されています。
【ホラホラ、この画像の両端のお店を紹介していきましょうね】
左側のお店に見えるのが、マツザキスポーツ (市指定文化財)。
蔵づくりのお店(明治34年建築)は現在は倉庫で、左に店舗があります。
元は砂糖商でなんです。重厚な屋根が目立ちますねえー
実は野球の「5本歯スパイク」を考案したのはこちらだそうです。
上の画像右側に見えるお店がこちら
【天明3年(1783)創業の和菓子店の亀屋
(旧川越藩御用達)】
明治26年建築の店蔵と、左側にある袖蔵を併せた蔵造り建築です
亀の甲をあしらった一口最中「亀の最中」が有名ですよね。
店舗の東には、亀屋が経営している山崎美術館や、分家の茶陶苑(亀屋山崎茶店) (こちらをクリック )があります。
洋風建築のお店も見えましたよね
【こちらは、大正4年(1915)建築の田中家住宅(市指定文化財)です】
クリックしてみると、2階の3つのおしゃれな窓と、「屋中田」のロゴが見えますよね。もとは、銃砲店だったそうです。
外観はレトロな洋風建築ですが、内部は蔵造りらしいのです。
現在は、川越アートカフェ「Cafe Elevato」が入っています
鉄筋コンクリートの洋風建築
【昭和11年建築の旧・山吉(やまきち)デパートです】
川越初の鉄筋コンクリートの高級百貨店です。店内にはエレベーターもあったんですって
ルネッサンス様式の外観で、4本の大列柱や壁面のレリーフが
このデパートは昭和26年に閉店し、その後丸広百貨店が入っていたことがあるんです。現在は修復工事が終わり、現在は保刈歯科醫院
が入っています。
★左画像〓明治創業の老舗金物店荻野銅鐡店です。
趣のある看板がよーく目立ちますね
ちなみに、明治26年の大火直後に建てられた町屋造りの建物です
★右画像〓大正末期にたてられた町家作りの菓匠 右門 です。
『出没!アド街ック天国』で紹介されたさつまポテシュー
や、県「彩の国認定優良ブランド品」としても認定されているいも恋
が人気です
★左画像〓鉋・鑿・砥石の専門店、白石藤兵衛商店
です。
ま・さ・に、職人御用達の道具屋さんで、建物は現代建築になっていますが蔵作り風に改築されていますね。
★右画像〓川越市内の名所を廻る小江戸巡回バス です。
神園さやかちゃんのCMで有名なイーグルバス が運行しています。
バスの真ん中にCO-EDOの文字がありますが、全国の路線バスの活性化事業であるCO-EDOシステム (必見)のことなんです。
現在の蔵の街・川越の町並みは,重厚な蔵造り商家を中心に、洋風建築の店舗が、各時代の特色を持った歴史的景観を見せていますね
次回に続きまーす 旅した気分で見てくださいね