先日のカウンセリングでのお話

(質問)

 

母「通っている幼児教室で、

『小学校入学前に空間認識を覚えさせてください』と

いわれたんですけどどんな問題集がいいでしょうか。」

 

(回答)

まず、空間認識は覚えるものではないので

体験を繰り返しておいてほしいです。

 

体験、繰り返し、それから机上

この順番が全ての学習の王道だと思っています。

ただ、あらゆるものを体験することはできないので、

骨格となる知識、

子どもの心を育てる刺激となるもの、

苦手意識を持ちそうなもの、

そんなポイントをおさえながら体験を用意していきます。

 

そして、それと同時に

言葉を育てることを忘れないでください。

空間認識を育てる場合も

言葉が必要です。

 

ていねいに、その子の息遣いを確認しながら

ワクワクしたり、考えたり、

笑ったり、驚いたりしながら

言葉を会得していくことです。

 

忘れないでほしいのは、

お子さんはこの先、何年も机上で

教材や問題集に関わらねばならないこと。

問題集を見たらげっそりする、

なんてことにならないよう工夫しなければなりません。

 

問題集より体験、

今は、その体験をさがすヒントとして

問題集は使ってほしいです。

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男の子、女の子にかかわらず、

なにごとも

きちんとしたい!と考える

「きちんとしなくちゃさん」がいる。

 

「きちんとしなくちゃさん」は

きっと仕事させれば優秀な人材に違いない。

日本の将来にとっては大切な人材である。

 

でも、中学受験においては

ちょっとちがう。

 

なぜなら必要だとされる情報量が尋常ではないからだ。

 

「きちんとしなきゃさん」の得意な部分が

発揮されると

あれも、これもといっぱいいっぱいになってしまう。

 

せっかく持っている自分の能力に

押しつぶされてしまうかもしれない。

 

要注意である!!

 

では、どうすればいいか。

 

幼児のうちから体験を通して

そのポイントをおさえるようにしておくとよい。が…

これは毎回のようにお願いしていることなので

その具体例は今回はちょっと置いておいて、

 

もうひとつの工夫を紹介すると

幼少期から

子どもの中に「わかってないぞレーダー」を育てること。

いわれたことをすべてをやらなきゃ!と育てるのではなく

全部できないと不安ではなく、

「わからないからこそ面白い」

「わからなければわかろうと工夫すれば良い」

そんな価値観を育ててあげてほしい。

また、

「わからない」が言えるような親子関係をつくってあげてほしい。

 

なぜなら、「わからないが言える子は

自分にとっての弱点を見極めることができるもの」

 

ただし、母親には「きちんとできちゃうさん」が多いから、

多くの母は

わが子のため!と

ついつい

「あれはやらなくていいの」と

指示をだしてしまうもの。

 

わたしも母だから、その気持ちは痛いほどわかるし、

わたしもそうなってしまうことがないとはいえない。

 

でも、子育てとは

何かを消化させることに

意義があるのではないし、

何かを覚えさせること、

よい点数を取ることでもないと思う。

 

宿題であれ、

テストであれ、

人間関係であれ、

買い物であれ、

ケンカであれ、

子どもたちが経験したことを血肉にして

考え、知り、

自分自身を磨いていくこと、

これが大切だと思っている。

 

母親の過剰な声掛けは、

気づかないうちに

わが子の

集中力や自主性、そして「わかってないぞレーダー」を

退化させてしまうことがある。

 

母は子どものためだと、

お肌へのストレスもそっちのけにして

懸命に声をかけているのに・・・。

とならないように気をつけてあげてほしい。

 

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塾で「公式」を教えられた。

その公式にあてはめて宿題を解いてみた。

できた!

 

「おかあさん、終わったよ」

「あら、早いわね。えらかったね」

 

この会話、要注意!

 

「公式」にふくまれる要素がなんなのか、

考えられるようにしておきたい

できれば

塾の授業を通して、

それを考える習慣をみにつけさせたい。

 

また、「公式」を与えられ、

それにそって問題を解く、

そんな学習がはじまるまえに

「ことば」を育てておいてほしい。

 

自分の疑問を言語化できる語彙力、

やはり、すべての教科において

国語力は大きな影響を及ぼすことを

知っておいてほしい。

 

また、ことばは学んだけでは使いこなせない。

「自分の疑問を言語化できるようにするには、

ことばを使い、自分のものにしておかねばならない。

 

その力は家庭で育てるのが一番。

また、長い日々をかけて

使ってみながら

コツコツと育てるのが一番である。

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※ 先行体験、ビギナーさん

(例)材料に注目:卵

①(算数) たまごやき

  開いてみたら円でした。

②(算数) 円ってなに?

 

※ 先行体験、中級さん

① たまご

(理科)

たまごの中味

「からざ」ってなに?

「黄身=卵黄」はどんな役割?

白身と黄身固まる温度がちがうね

 

(考える力)温泉卵って。

 

②(国語) たまご

卵と玉子どうちがうの?

『卵』は調理前(生まれたままの姿)

『玉子』は調理した後のもの

 

※ ちょっと覗こうハイレベル!

(先行体験講座:小学2年生コースより)

ゆで卵の作り方から(国語・理科)

①卵は冷蔵庫から出したてをゆでると

ひび割れてしまうので室温に戻したものを使いましょう。

※なぜ、冷蔵庫から出したままゆでるとひび割れるの?

②小さな鍋に水と塩(約1%)を入れる。

(理科)塩を1%いれるのはなぜ?

(算数)1%とは?

③小さな気泡が出始めたら箸で

そっと回すように2~3分転がす。

(理科)気泡はなに。どんな気体なの?

(算数・理科)2~3分ころがす理由は?

などなど。

ゆでたまご1個で

こんなに体験することが満載!

ワクワクしませんか?

 

 

この内容のブログは

毎週金曜日または土曜日に更新の予定です。

どくしゃになってね…

※ 先行体験、ビギナーさん

(例)材料に注目:トマトケチャップ

① トマトはナスの仲間だよ。

  花の形がよくにているよ。

② トマトのほかにどんなものがつかわれているかな。

パッケージから

お酢・食塩・たまねぎ・香辛料

(たまねぎも同じように体験できます。

たまねぎはユリ科

③(算数) ケチャップの容器から

グラム

 

※ 先行体験、中級さん

① ケチャップの歴史

(社会)

江戸幕府4代将軍家綱のおかかえの絵師

狩野探幽がトマトの絵を描いた。

・でも、みながトマトを食べるのは

明治時代になってからだって。

 

(考える力)どうして明治時代なんだろう。

 

②(理科) トマトはナス科、

ナス科の植物って。

ジャガイモ、ナス、ピーマン

ナス科の植物はどんな花をさかせるのかな。

 

※ 初級・中級共に

(国語:漢字を体験する)

酢・砂糖・香辛料

(理科:酢から考える・調べる習慣へ)

どうして身体にいいのかな。

 

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