海堂尊さんの「桜宮サーガ」作品です。
8年ぶりに桜宮市に現れたガラスのジョーこと久光譲治は、かつて物理学者を目指し、今は父親が経営する町工場の部長となっている平沼平介に、ある犯罪を持ちかけます。
桜宮市が1988年のふるさと創生一億円で作った「夢見る黄金地球儀」を強奪しようと言うのです。 最初はしり込みしていた平介も、自分に直接関わる問題であることが分かり、進んで計画を実行しようとするのですが・・・・・。
「ナイチンゲールの沈黙」に出てきた牧村瑞人と浜田小夜の未来が描かれています。
と言うか、この作品自体年代が2013年という近未来です。 近未来を描いた作品はいくつかありますが、シリーズ物で、近未来につなげていくというのは、かなり新鮮な試みだと思いました。
それにしても、牧村瑞人と浜田小夜がこんな形で活躍するなんて。 と言うか、元気な2人の姿を見られて本当に良かったと感じたファンの方も多いのではないでしょうか。
雰囲気的には、以前紹介した「ワイルド・スワン」に似ていると思いました。 クライムコメディと解説にはありましたが、こんなタッチの作品、しかも医学とは無関係な作品を書かれる海堂さんは、やはり凄いなと思います。
この「桜宮サーガ」自体は、文庫化されていない作品も含めまだたくさんあるみたいです。
しばらく、このシリーズに対して目が離せません。
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