沖縄・島豚の日記

元「沖縄海人生活」

お店始めます!!その成功までの軌跡!?


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昨夜は久しぶりに穏やかな海での漁になった。風もなく、海面はまるで鏡の如く静まっていた。1本目、2本目は深場での漁をして、3本目は水深9メートル程の浅場で減圧を兼ねての漁をした。海に飛び込む前に夜空を見上げると、半分だけのお月様が雲の狭間に顔を出して煌々と輝いていた。1時間30分くらい、ゆっくりと泳ぎながら漁をして船の近くまで戻り、ふと水面を見上げると静かな水面の向こう側に、明るいお月様が見える。俺は海底で仰向けに寝転び、暫くお月様を見上げていた。自分の吐いた息が、泡になって水中を昇っていく。その泡が月の光に照らされてキラキラと輝く。聞こえてくるのは呼吸音だけ。いつもは忙しく泳ぎ回る海の中で、久しぶりに贅沢な時間を充分に堪能して、船に上がった。思えばダイビングを始めた頃、魚を観たり、ダイナミックな地形を楽しんだりするよりも、海底から見上げる空の景色が一番好きだった。昨晩は、この時期にしては思わぬ静かな海での漁のお陰で、楽しい一時を過ごすことが出来た。神様、ありがとう。
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このところの急な冷え込みで、フードベストを着込んで仕事をしている。これで、ラッシュガード・フードベスト・6.5ミリのワンピースと完璧な冬仕様になってしまった。が、しかし。本格的な冬に備えてフードは被らないで潜っている。沖縄に移住し、電灯潜り漁師になり5年目。どんどん、寒がりになっているのである。歳のせいか?
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昨日の晩はお休みだったので、お家でTVを観ていた。7時からのテレビ朝日の「リアル海猿・海上保安庁の潜水士訓練生」を興味深く拝見した。我々、漁業者は海上保安庁という役所を身近に感じるし、実際に活動している場面にも遭遇する事もあるからだ。特に昨日の番組は潜水士訓練の模様が紹介されていたので、自分がダイビングを始めた頃を懐かしく想い出した。まだ、ダイビングが一般的なレジャーになる前は、結構厳しくダイビング技術を指導されたものだ。インストラクターは「師匠」、生徒は「弟子」ってな感じ。俺の師匠も普段は優しいが、海に入ると厳しかった。昨日のTVでも紹介された「全機材の水中装着」なども、必要な技術として教えられた。水深8メートル位の海底にマスク、フィン、ウェイト、スクーバ器財を沈めて、ウェットスーツで潜行し、まずはウェイトを装着し身体を安定させて、タンクのバルブを開いて呼吸源の確保及び器財の装着、その後、マスクを付けて視界を確保して、最後にフィンを履く。これは、水中で冷静に判断し、行動するための訓練なのだが、出来るようになってからも、水深を深くして何度もやらされた。お陰で、水中での作業に対するストレスが少なくなり、やがて自信にもつながっていくのである。今、潜水漁という仕事を生業としている、基礎となった時代の懐かしい思い出である。

さーて、今夜も潜りにいってくるか!!

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今週から操業を再開した。台風4号直撃のお陰で、海水の温度は入れ替わった様な冷たさ、そして生い茂っていた海藻も吹き飛ばされて、すっかり掃除をしてくれた様だ。やはり、台風は自然の一部、大量の雨水を運んでくれたりと「必要悪」なのであろう。毎年、台風後は海底の地形も変わる。砂が移動して、岩が出てきたり、或いは無くなったり。台風の力、自然の力の大きさに改めて畏敬の念を感じる。さぁーて、今夜も潜ってくるか!!
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先週の土曜日の漁での出来事。その日は魚は少なく、月が煌々と輝く夜でタコやイカ(コブシメ)ばかりを獲っていた。タンクを変えて3本目の漁をしようと船から海に飛び込んだ。水深20メートルの海底に着底して呼吸を開始すると何やらセカンドステージからエアーがブロー(漏れている)気味。「変だな・・・」と思いつつも船に上がるのが面倒くさいのでそのまま仕事をすることにした。小さなタコを発見して捕っていると、先程よりも空気が多く漏れ始めた。口にくわえていたセカンドステージを外して、叩いたりパージボタンを押したりしてみたが直らない。「こりゃ、駄目だな」と船に戻る事にした。コンパスを当てて水深を上げ、船の方向に向かった。すると、岩の割れ目で外を覗いているタコを発見。吸盤の大きさから5キロ以上はあると予想した。残圧計を見ると空気はまだ半分以上残っている。迷わずに獲ることにした。水中銃の先っちょで吸盤をこちょこちょしたり、頭を少し押してみたりして穴から誘い出す。その間も空気は漏れ続けやがては酷くなる一方、完全にフロー(吹き出し)し始めた。やっと穴の外に出たタコを仕留めたときには残圧計の針は50気圧を指していた。水深を5メートルまで上げて急いで船に戻る。その間にも空気は豪快に吹き出し続けている。やっと見上げる海面に船の明かりが見え始めたときには、呼吸も重くなってきた。何とか船まで辿り着きハシゴに手を掛けたときには残圧0、最後に吸い込んだ空気を吐きつつ船に上がった。タバコに火を点けて一服しながら、空気が吹き出した原因を調べるべくセカンドステージを手に取るとフェイスカバーが割れて、その一部がダイヤフラムを押していた。つまりパージボタンが押された状態になっていたのだ。船から飛んだときか、一匹目のタコを獲っていたときに何かにぶつけてしまったのか、部品が劣化していたのか。いずれにしても道具の点検を怠った、俺の不注意である。翌日、潜水道具の総点検を行ったのは言うまでもない。
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訳あって今年は出漁日数が減りそうなので、出漁出来るときはタンク4本潜っている。ここで気になるのは減圧症。魚は獲りたし、身体も大切、とこの矛盾にどうやって折り合いをつけていくか。午後7時に出港して午前2時の帰港まで7時間で4本。1本目の最大水深は30メートル以内で2本目から徐々に浅い漁場に移動していく。漁場の移動時間=水面休息時間なのでゆっくりと移動する。そして最後の一本は10メートル以内の水深の漁場で仕事をする。そして毎回の潜水ごとの安全停止。これで今のところは無事に仕事をしている。減圧症は最悪、死に至る事故である。俺の知り合いにも下半身不随になった海人もいる。今後も充分に対策をしながら電灯潜りを続けていきたい。
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現在、金武湾の水温は20度前後。長時間潜っていると、体の芯から冷えてくる。この時期の俺の装備は6.5ミリのウエットスーツに3ミリのフードベスト、さらにその下にラッシュガードを着込んでいる。それでも水深20メートルを超えるとさぶい、さぶい!!おまけに船に上がってから夜中の北風に吹かれた日にゃ、ガタガタもんである。つくづく北の海の漁師は偉い!と実感するのである。俺には絶対に無理なのである。
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初仕事で風邪をひいてしまい、暫くお休みをしていたが具合も良くなってきたので水曜日から操業をしている。ただ鼻水が止まらず、耳抜きが上手くいかない。こんな時はゆっくりとアンカーロープ沿いに潜行する。まず、一発目の耳抜きが大事。頭の先が水中に入ったら耳抜きを始めるのである。つまり、水深10センチ位からである。ここで抜けたらゆっくりと深度を下げて耳の具合を確認しながら潜行していく。抜けにくかったら深度を上げる。焦らずに、決して無理をしてはいけない。お陰で潜行するのに時間は掛かるが、なんとか仕事をすることが出来ている。今日は土曜日なのでお休み。養生して明日からの仕事に備えよう。ニンニクたっぷりのキムチ鍋でも喰らうかな。
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新調したウェットスーツが出来上がってきた。色々考えた結果、最も標準的な表スキン、裏ジャージの6.5ミリのワンピースにした。あー、暖かい。しかし。

中にフードベストを着込んだり後々、若干縮む事を考えて大きめに作ったら、このウェットを着た俺の姿は何かに似ている。そう「ドラえもん」そっくりなのである。フードベストに大きめのワンピース・・・黒い邪悪なドラえもんの登場である。鼻を赤く塗って髭を書いたら、かなり笑えるであろう。この邪悪なドラえもんがタケコプターも使わず、海の中を飛び回り魚を狩っていく。なんとも、不気味な光景である。藤子・F先生ごめんなさい。

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こんな記事を発見した。

「漂流:水温6度…21時間 北海道・納沙布岬沖でロシア人救助--潜水漁、船見失い」 ・・・壮絶である。記事によるとウニの潜水漁中に船を見失い、21時間の漂流後、救助されたという事だが、このロシア人の生命力には驚嘆させられる。水温6度のなかドライスーツ(スーツの中に水が入らない潜水服)を着ていたとはいえ、よく低体温症にならずに生還したと思う。まさに驚異の生還劇である。かくゆう、この俺も今まで2度ほどプチ漂流をしたことがある。一回目は25年ほど前、千葉の片貝というところでサーフィン中に離岸流で沖に流され2時間後、自力で隣町の作田の漁港に漂着した。この時は真夏で、2時間ずっとパドル(板の上で手で水を掻く事)をしていたので、物凄く喉が渇き、上陸後、近くで釣りをしていたおじさんに水筒の麦茶を頂き、貪るように飲み干したことを覚えている。二度目は2年前の年末、その年の最後の漁に出た時の事だ。その日は12月にしては珍しく、まったくの無風状態でアンカーを放り込んでも船が風に流されないので、アンカーが掛かったかどうか分からず、そのまま海に飛び込んで漁を開始した。水深15メートル程のところで漁をしていると何か違和感を感じて、少し水深を上げて水面の状況を確認した。すると、水面はさっきまでの静寂がうそのように泡立ち、大きな波が起きているのが水中からも確認できた。そのまま浮上し船を捜すと、遠く風下に流されているではないか。船が流されている先には浅瀬があり、このままでは船が座礁する危険がある。俺は船が流されている方向にコンパスを合わせもう一度潜行し、船に向かって一目散に泳いだ。タンクの空気が無くなり浮上すると船は浅瀬の手前、ギリギリの所に停まっているように見える。風で大波が出来、ささくれ立つ海面を懸命に船に向かって泳ぎ、やっと辿り着いた。船の下を見ると後5メートル、風に流されていたら確実に座礁していた。それ以来、どんな時もアンカーの確認は確実にすることにしている。この2度の経験とも大事には至らずに、こうしてブログなんぞを書いている訳だが、本当に海に取り残されたら人間の力ではできる事は限られている。ただ、焦らずに冷静に対処する事が大切なのである。冒頭の記事に出てくるロシア人潜水夫の強靭な意志の力と僥倖にただ敬服するばかりである。

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