沖縄・島豚の日記

元「沖縄海人生活」

お店始めます!!その成功までの軌跡!?


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久しぶりに、浅田次郎の「霞町物語」を読み返した。この作家は1951年生まれなので、俺よりも一回り上の世代なのだが、当時の東京生まれの少年たちの遊び方や、生い立ちが生き生きと著わされている。霞町、今の西麻布の事だが、俺も先輩達に連れられて、上野から六本木辺りに遊びに行っていた当時は、この界隈をそう呼んでいた。遠い沖縄の空の下で読む「古き良き東京」の物語は、無性に郷愁を誘い、不覚にも涙してしまった。お勧めの一冊である。
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アイザック・アシモフ, 池 央耿
黒後家蜘蛛の会 1 (1)

久しぶりの読書ネタをば一つ。アシモフといえばSFの大家として有名であるが、この短編シリーズはミステリ(推理)小説である。アメリカ社会の数名のインテリ紳士達が月に一度の食事を目的とする社交クラブ、「黒後家蜘蛛の会」。毎回、誰かがゲストを連れてくるのだが、このゲストが何かしらミステリネタを抱えてやって来る。その謎をメンバーが解こうとするが、なかなか解決しない。そこで登場するのはこの会の専属給仕であるヘンリー。最終的には彼が謎を解く鍵を示し、ミステリは解決していく・・・・。

このような趣向で物語が進む短編集であるが、流石はSFミステリも多数手がける我らがアシモフ、短編小説だからこそ光る凝縮された無駄のない筆先に知らず知らずのうちに、物語世界に引き込まれる。このお話を読むなら旅先のプールサイドでよく冷えたビールを飲みながら、ちょっと優雅な気分で・・・ってなシチュエーションをお勧めする。全5巻也。

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水商売時代のお客様で、プライベートでも可愛がって頂いていた、某大手出版社の方から大量に本を頂き、それ以来、自宅での楽しみは読書になっている。俺の読書嗜好は偏っていて好きな作家も限られている。日本人では司馬遼太郎、山本周五郎、浅田次郎や村上龍等、外国の作家ではフォーサイス、スティーブンキング、アイザック・アシモフやクライフなどである。これらの作家の作品をほぼすべて読み、気に入った作品は繰り返し何度も熟読するのが俺の読書の傾向であるため、なかなか他の作家に浮気する機会がなかったが、その方には予め、俺の好きな作家を伝えていたため、俺の嗜好に合う作家の作品を大量に送ってきてくれたわけである。その中で特に面白かったのは池波正太郎の「剣客商売」シリーズと「鬼平犯科帳」シリーズそして野村胡同の「銭形平次」シリーズである。どの作品も舞台は江戸時代の下町であるため、登場人物の台詞回しにも、自分の祖父達や幼い頃、近所にいたジジイたちの粋な会話が想い出されて小気味よく、非常に親近感を感じた。ストーリーも流石はベストセラーだけあって面白く、ついつい作品世界に引き込まれるのである。特に「銭形平次」は江戸物の本格推理小説で、登場人物や犯人も魅力的で、勧善懲悪ではない作品もあって、お話の展開が面白い。送って頂いた本も残り少なくなってきたが、暫くは本屋通いが楽しみであーる。

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佐藤 さとる, 村上 勉
だれも知らない小さな国
最近、倅が読書に目覚めた。そこで俺が子供の頃読んで面白かった本は何かしらん、と考えた。そこで思い出したのは佐藤さとるという作家の童話の数々。この「だれも知らない小さな国」は、少年と小人-コロボックル-の出会いから、少年が大人になって、この小人族との再会、そしてどのように関わって生きていくかというお話。俺も小学校の低学年の時に、この作品に学校の図書館で出会い、このシリーズを夢中になって読んでいたことを思い出し、Amazonで探して取り寄せた。倅に与える前にぺらぺらっとページをめくっていたら、やっぱり面白い。俺が先に読了してしまった。読んでる最中、その頃の自分にタイムスリップしたような錯覚すら覚えた。下町の狭い路地に並ぶほおずきの青臭い匂いや、母の割烹着のぱりっと糊の効いた布の感触、友達と近所の公園でかくれんぼをしていて薄暗い物陰から覗いた、太陽を反射している眩しい滑り台などが感覚として蘇った。本や音楽って物凄い。普段は思い出さない、脳の奥に眠っている感覚まで呼び起こすのだから。倅や娘にも沢山良い本に出会ってもらいたいもんである。懐かしい一冊の本のお陰で、ちょっぴり嬉しい週末になった。
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活字中毒である。一日の終わり、ベットに潜り込み、枕元の灯りを点けて、手にした本の頁をめくる事が一日の最大の喜びといっても過言ではないだろう。月に何冊も本を買うが、好きな本を繰り返し読み直す事もしばしばある。なかでも司馬遼太郎の「坂の上の雲」と「竜馬がゆく」、山本周五郎の「樅ノ木は残った」は何十回読み直したか分からない。どの作品も悩んだとき、自信を失いかけたとき、自分の往く道に迷ったときに俺に答えを与えてくれた。人間とは、いや男とはどう生きるべきか、指針を示してくれる作品である。竜馬のように自分の進む道を切り開き、秋山好古のような懐の深い、そして原田甲斐のごとく人から何と言われようとも公のために正しい事が出来る、そんな男に俺はなりたい。時々自問する。彼らに恥ずかしくない生き方を俺はしているだろうかと。自分を戒め、律すると言う意味でも、本というのは素晴らしい。

司馬 遼太郎

竜馬がゆく〈1〉

司馬 遼太郎
坂の上の雲〈1〉

山本 周五郎

樅ノ木は残った (上巻)

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以前、明治、大正時代に高級ボタンの原料であるタカセ貝等を海底から採取する日本人ダイバーのお話を書いた、司馬遼太郎の紀行本「木曜島の夜会」 をこのブログで紹介したが、ひょんな事からこの仕事を実際にしていた人に出会った。それも、かなり身近な人であった。その人は我が港の生き字引である、海人の大先輩「盛さん」である。この人は沖縄漁業の総本山、糸満出身の人で戦後、避難民のキャンプ地であったここ石川に移り住み、農業の盛んだったこの地に色々な漁法を伝えたという、いわば海人版「フランシスコ・ザビエル」のような人である。

昨日競りが終わった後、この盛さんに「どのくらいの深さまで潜ってるねー?」聞かれたので「深くても30メートル位ですよー」と答えたところ「あまり深く潜るときは気をつけなさい、私が豪州で仕事をしていた時は・・・・」と当時の仕事仲間が大勢、潜水病で半身不随になったり、亡くなった話をしてくれた。俺はもしや?と思い「豪州(オーストラリア)での仕事って、もしかして木曜島でタカセ貝を取っていたんですか?」と聞くと盛さんは懐かしそうに頷いていた。詳しく話を聞くとこの仕事は明治時代から始まり、大正時代がもっとも盛んで、戦時中は中断していたが、戦後も多くの日本人(その頃は沖縄と熊本の人が多かったらしい)が携わったそうだ。イギリス人の親方の下、一日の最低水揚げが設定され、それ以上獲ってきたら四分六分(親方が六)の歩合制だったそうだ。一年間の契約で、基本は週休一日だったそうだが勤勉な当時の日本人潜水夫だけは、海が荒れた日以外は休まなかったという。衣食住は最低の環境だったらしいが、一年間の契約を無事終えると、戦後の日本では考えられないほどの外貨を稼ぐ事が出来たらしい。盛さんをはじめ日本人潜水夫達は契約が終わり故郷に帰る途中、歩合で稼いだタカセ貝を香港やシンガポールで金に変えて、洒落た背広を作り、外貨でパンパンに膨れたポケットを押さえながら意気揚々と凱旋帰国を果たしたという・・・・・。

豪快だね。こんな凄い漢(オトコ)がいたんだね。お話を伺った後、身長150センチに満たない盛さんの背中が見上げる程、大きく見えたのであった。

盛さん

俺にとっては伝説上の人物となった「盛さん」。現役ばりばりの海人である。


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ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ダ・ヴィンチ・コード (上)
最近映画が公開される「ダ・ヴィンチ・コード」を買った。といっても新書版ではなく文庫版の発売を待っての購入だ。この小説が話題になっている時に「買おうかな・・・」と本屋で見かけるたびに迷っていたが、俺にとっては未知の作家の作品。お値段も考えて文庫化されるのを待っていた。俺の狙い通り映画化に併せての文庫発売である。上・中・下、3冊で1700円とちょっとのお値段。今度は迷わず購入に踏み切った。これからの数日間、海から帰り一杯飲みながら飯を食った後のベットに入っての読書タイムが楽しみである。
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リリー・フランキーの「東京タワー」を読んだ。泣いた。ほぼ母子家庭でマザコンの俺としては、一番の弱点を攻められた感じだ。作者はおそらく俺と同世代であろう。ヤクザな父親を持つ点でも似ている。詳しい内容は本を読んでもらうとして、彼は親の死に目に立ち会えて幸せだったであろう。俺の場合は最後を看取ってやることができなかった。1999年の1月のその日、俺は店のお客さんである銀座のママと一緒に後輩の店で飲んでいた。朝の5時半位だったと思う。そこに自分の店のスタッフから「社長のお母さんが今、亡くなったそうです・・・」との電話がかかってきた。ママを後輩に託し、俺は自宅に戻り、当時長男を身篭っていた女房と車で母の入院していた横須賀の病院に向かった。この2ヶ月、意識のレベルが低く、毎週日曜日に俺が見舞っても解っているのか、いないのか・・・・そんな状態だったのでこの日が来るのは覚悟していた。病院に向かう車中でずっと思っていた事は、最後の瞬間苦しんだのかどうか、それだけが気掛かりだった。病院に着き、お袋の病室に向かい、慌しく看護婦さんが出入りしている横を病室に入った。亡くなったお袋は小さく、眠っているようだった。頬には今流れたような涙が一筋光っていた。そばにいて頂いた看護婦さんに俺は聞いた。「亡くなる時、お袋は苦しそうでしたか?」ちょっと太った年配の看護婦さんが応えてくれた。「いいえぇ、最後に大きく息を吐いてとても静かにお亡くなりになりましたよ。」安心した。お袋の涙を指で拭き取りながら「遅くなってごめんね・・・仕事が忙しくて・・・」といつものように言い訳をした。俺が毎週見舞いに来た時、恨めしそうに見返すお袋にいつも言っていた言葉だった。最後まで言い訳をしてしまった。まだ、意識があった時最後に交わした言葉を思い出す。ベットに横たわるお袋が「おまえ、煙草もっているだろ?」と指を2本差し出した。「何言ってんだよ!!ダメに決まってんだろ!!」「お願い・・・・吸いたいんだよ・・・」「ダメ、ダメ!」悲しそうな、悔しそうな顔をしたお袋。こんなに早く死んでしまうんだったら、あの時一服させてあげれば良かったな。ああすれば良かった、こうすれば良かった。本当に「孝行したい時に、親は無し」とは金言、至言である。とにかくこの本、俺の心を揺さぶったのである。

リリー・フランキー
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
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著者: 司馬 遼太郎
タイトル: 坂の上の雲〈1〉
風邪が直らない為、まさに「陸にあがった河童」状態。元気が出る本でも読もうと通算10回目くらいでこの本を読み返している。うーん元気が出てくるかな?
司馬遼太郎である。「司馬史観」なんて言葉もあるくらい、小説なのに史実のようになっている。時系列は史実に忠実だとは思うが、登場人物の行動から推察するそれぞれの性格や言動などは彼の想像力に拠るところが多いと思うが、現実にそうだったとおもえる。この本は日露戦争を舞台に当時の日本人、それこそ一般の庶民、一兵卒から政治家、将軍達までが、いかにこの国の存亡の為に戦ったかを、数人の登場人物に重ねて語られている。資源と言えば人間しかないこの国の近代への生い立ちを語る物語として私は大好きだ。元気が出る本といえば、この一冊をお勧めする.ちなみにNHKの大河ドラマ化の話もあるらしい。
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著者: 浅田 次朗
タイトル: 日輪の遺産
今日は台風の影響で仕事が出来そうも無いので読書です。唯一の趣味ですね。
浅田次郎の作品は・・・好きです。気楽に読めて笑えてそして泣けます.自分が子供を持って親の立場になってみて、異常に心に染みてくるんですよね-、しみじみ。この作品は第2次世界大戦の時代、戦後直後の時代、そして1990年代と3つの時代背景で並行して物語が進むんですが、その時代の雰囲気とか気分がよく表現されていて自然に入っていけました。浅田次郎のこの種の物語としては初期のものになると思いますがやっぱり面白い.お勧めです。
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