とっさの対応力 なんて記事を大分前に書きましたが、今日は本に載ってる局面を体験。

2

さて、わたしはここで長考に沈んだ。とはいっても、早指しだから30秒しかないわけだけれど。何も考えずに△7六角と出てよいものだろうか、でもそれは前に大苦戦に陥ったじゃないか・・・じゃあ、どうしよう。と、まぁ指し手を読むよりこの局面になった時の対策を用意していなかった自分を憂いていたんだけれども、△7六角だとやっぱりその瞬間というか、そこにいても角がぼけてるので△6五角を選んでみた。以下▲2八飛△4六歩▲同歩△同飛▲4七銀打△2七歩▲同飛△3八銀と進んで大いに捌けたので満足かと。


これは成功例で他にも色々変化がありそうですが、▲5五歩を悪手にするには4筋を狙うのがいいでしょうね。

著者: 藤井 猛

タイトル: 四間飛車の急所〈2〉急戦大全(上)

AD

ハゲユビツヨシ

テーマ:

アマ竜王戦ベスト16出そろう、ソフト「激指」も残る (読売新聞)

今日から行なわれているアマ竜王戦で将棋ソフト「激指」が大活躍しているみたいです。予選を負けなしの2連勝で突破。本戦一回戦では予選で当たった大阪代表の小川さんとまたしても当たりましたが、往復ビンタ。強すぎる・・・どこまでいくんでしょうか、明日も注目です!


ぼくの予想ではですね、将棋ソフトなんてまだまだだと思ってたんですよ。終盤で詰みが生じたら確実に詰ましますけれど、序中盤で差を広げたらそのまま逃げ切れるんじゃないかと。


ぼくは将棋ソフトに全然敵わないんですけれど、やはり全国から強豪が集まってくるこの大会。まだまだソフトには負けはせんよ!ってところを見せてくれると思ってました。いやぁ、驚きましたね。


ソフトは進化していくばかりですから、人間が勝てなくなる日もそう遠い日ではないかもしれません。そんな日は来てほしくありませんが。

メーカー: 毎日コミュニケーションズ
タイトル: スーパー将棋マシン 激指 4
AD

著者: 日本将棋連盟書籍
タイトル: 谷川vs羽生100番勝負―最高峰の激闘譜!

最近、とんでもなく目覚めが早いので、全米女子ゴルフを見ながら今日もモリモリ棋譜並べ。


この本の最後に載っている棋譜を並べていて、思わずほくそえんでしまいました。


第71期棋聖戦第5局より。

okaesi

ここから▲3九飛△2八飛成▲3八金△4八角!!と進んで、羽生先生が5冠王に復帰したんですよね。


では、次の将棋です。これより一年ちょっと前に指された本書91局目。第12期竜王戦1組より。

91

ここで、▲3九歩と指したら難しかったようですが、本譜は▲3九飛△2八竜▲3八金△4八角!!と進み後手が快勝しています。


あれあれあれ?全く同じ筋じゃないですか。羽生先生が後手を持って指した棋聖戦第5局、どういった心境だったんでしょうか?キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!って感じでビシッと駒打ちつけたんじゃないですかね。まぁ、さすがにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!は知らないだろうけど。僕だったら見えた途端にちょっと噴いてしまいそうです。(笑い上戸なんで、すいません)


開始日時:2000/07/31
棋戦:棋聖戦
戦型:横歩取り
先手:谷川浩司
後手:羽生善治

▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △8四歩    ▲2五歩    △8五歩
▲7八金    △3二金    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △8六歩
▲同 歩    △同 飛    ▲3四飛    △3三角    ▲3六飛    △2二銀
▲8七歩    △8五飛    ▲2六飛    △4一玉    ▲6八玉    △7四歩
▲3八銀    △7三桂    ▲4六歩    △6二銀    ▲3六歩    △5一金
▲3七桂    △5五飛    ▲3五歩    △同 飛    ▲3三角成  △同 桂
▲3四歩    △同 飛    ▲5六角    △6四飛    ▲3四歩    △4四角
▲3三歩成  △2六角    ▲3二と    △同 玉    ▲4五角    △3五角
▲8八銀    △4六角    ▲7七銀    △4四飛    ▲3六金    △3七角成
▲同 銀    △2九飛    ▲1六角    △3三桂    ▲3五金    △4五桂
▲4四金    △同 歩    ▲4六銀    △3四歩    ▲6六銀    △3三金
▲5五銀左  △2七歩    ▲3九飛    △2八飛成  ▲3八金    △4八角
▲2八金    △3九角成  ▲2七金    △4九飛    ▲2五桂    △6五桂
▲6六銀    △4六飛成  ▲6五銀    △5七馬    ▲7七玉    △6九銀
▲3三桂成  △同 銀    ▲6八金打  △7八銀成  ▲同 金    △6六桂
まで90手で後手の勝ち


開始日時:1999/04/16
表題:△8五飛▲3八銀▲6八玉型
棋戦:竜王戦
戦型:横歩取り
先手:羽生善治
後手:谷川浩司

▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △8四歩    ▲2五歩    △8五歩
▲7八金    △3二金    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △8六歩
▲同 歩    △同 飛    ▲3四飛    △3三角    ▲3六飛    △2二銀
▲8七歩    △8五飛    ▲2六飛    △4一玉    ▲6八玉    △6二銀
▲3八銀    △5一金    ▲3六歩    △7四歩    ▲3五歩    △8八角成
▲同 銀    △7三桂    ▲7五歩
* △同歩は▲7四歩△6五桂▲7三歩成△同銀▲9六角、△同飛は▲6六角で十分。
△2五歩    ▲同 飛    △7五飛    ▲2三歩    △3三銀    ▲6六角
△2四歩    ▲7五角    △2五歩    ▲6六角    △2六歩    ▲3四歩
△4四銀    ▲2四飛
* △31王は▲4四角で決まる。
△4二角    ▲2五飛
* 歩を取らないのが味な手。▲2二歩成が実現し先手リード。
△2七歩成  ▲2二歩成  △3八と    ▲3二と    △同 玉    ▲4四角
△2四歩    ▲3三銀    △同 桂    ▲同歩成    △同 角    ▲同角成
△同 玉    ▲3四歩    △同 玉    ▲4五角    △3三玉    ▲3五飛
△3四歩    ▲3八飛    △4二玉    ▲3三歩    △2五飛    ▲3二歩成
△5二玉    ▲3七桂    △2九飛成  ▲3九飛
* 失着。▲3九歩だ。
△2八龍    ▲3八金    △4八角
* 好手。▲同金は△同竜がひどい
▲2八金    △3九角成  ▲2二飛    △4八飛    ▲7七玉    △7六銀
▲6六玉    △6五銀    ▲7七玉    △5四歩
* 決め手。▲6四桂の詰み筋を消し△7六銀▲6六王△6五銀打の詰めろ
▲7九銀    △7六銀打  ▲8八玉    △8六歩
まで94手で後手の勝ち

AD

名人初防衛!!

テーマ:

森内名人初防衛!!


やりましたね。ぼくはですね、今期の名人戦は是非とも森内名人に防衛してもらいたかったんですね。タイトルの奪取はあれども、防衛にことごとく失敗していたというのが1つと、羽生先生の一強ってのはちょっと盛り上がりに欠けますからね。やっぱり、こうライバルって感じがいいじゃないですか。


18世名人もどちらが先になるのか面白くなってきましたね。他の棋士にもチャンスはあると思います。


名人の本

著者: 森内 俊之
タイトル: 矢倉3七銀分析〈上〉
この本は、はっきりマニア向けです。
著者: 小暮 克洋, 森内 俊之
タイトル: 寄せの棋本戦術―詰め・必死・手筋のトレーニング
ぼくは、この本で寄せを勉強しました。(他にも一杯持ってるけど・・・)

とにかく、防衛おめでとうございました!

本日の雑談⑥より

テーマ:
最近ですね、「本日の雑談⑥」って本を読んでるんですよ。小林よしのり 氏と西部邁 氏の対談集ですね。時事的なことに関して、とことん本音で語ってます。

で、今回のトップの話題に「東京に大地震が起きれば、サバイバルゲームになる!」ってのがあったんですね。最近起こった福岡での地震から話に入ったんですけど、この地震が将棋界に与えた影響ってのは、NHK杯が延期されたってことですよね。本書でもそのことに関して語られていたので驚きました。


以下引用文。


西部

実は僕、あの地震で被害を受けていましてね。僕の唯一のレクリエーションは日曜朝10時から、教育テレビで将棋の番組を見ることなんですが、あの日はNHK杯のトーナメントの決勝戦があったんです。それで、4,50分見ていたら、地震情報のためにバタッと番組が切り替わって、それっきり途絶えてしまった。


しっかり紹介してくれていますね。で、西部さんは評論家ですから、「どうして4つのチャンネルで同じものを流し続けるのか」とか「NHK杯決勝戦の結果は改めていついつ放送しますというテロップが、なぜ流れないのか」とか色々考えたそうなんです。それで、自分なりの答えをみつけるあたりはさすがです。


ぼくは、確か最初の週は普通に見逃していたと思います。再放送も終盤ぐらいからしか見なかったかな。で、その最初の週に、見ていたら僕はどう思っていたでしょうかね?うー、と唸っていただけかもしれない。まぁ、仕方がないかと妥協しただけかもしれない。いずれにしろ、そこまで深く考えることはなかったと思います。もうちょっと日常的なことに疑問を抱いたほうがいいかも、と感じましたね。


引用書

著者: 小林 よしのり, 西部 邁
タイトル: 本日の雑談 (6)

はい、僕の図書館での1日というのはですね、まずは新聞コーナーへ行って各誌に目を通すことなんですね。もちろん、将棋観戦記だけじゃないですよ、えぇ。一応時事的なことも吸収しようと思ってますから。


さてですね、今日の毎日新聞の将棋欄は、名人戦第5局の最終譜が掲載されていました。相横歩の将棋で羽生4冠が完勝した将棋でしたね。


その観戦記のくだりでちょっと気になったとこがあったので・・・以下引用文。


羽生は強い。この将棋を見て、実感した。カド番での意表の相横歩。しかも、「先手よし」と結論づけていた形だ。しかし、羽生は当時の研究を上回る強手の連続で負けられない一戦を制した。


大体こんな感じだったと思うんですけど、「先手よし」のところが「後手よし」の間違いじゃないかと思ったんですね。羽生先生はこの時先手番でしたよね?じゃあ、この文章のとおりだと勝って当たり前じゃないか。ってなっちゃうんですけど・・・で、気になったので、インターネット将棋定跡 早速しらべてみたんですが。うん、載ってないね。で、仕方がないから羽生の頭脳を取り出して確認しようと思ったんですけど、探しても見つからない・・・あぁ、実家に送ったんだった。orzここで面倒になったので、どっちがいいのかわかりません。一日一題 で今相横歩の研究がなされていますけど、変化が膨大すぎて僕の棋力だと読みこなせません。


ということで、もやっとしたまま終了。



棋譜の価値、の続き

テーマ:

おととい棋譜をじゃんじゃん公開してもいいのだろうかといった記事 を書いたわけなんですけれど、さっき「勝手に将棋トピックス」見ていたら棋譜の著作権に関する文章 がいいタイミングで書かれていました。


やはり、公開はしてもいい、したほうがメリットがあるだろうと思っている人が内外に多くいるにも関わらず、明確な基準が定まっていないから色々と対応が難しいようです。


棋聖戦の棋譜は無料公開されてるから貼ってもいいだろう、とか、名人戦の棋譜は一応、有料じゃないと見れないことになってるから貼るのはまずいんじゃないか、とか。まぁ、思うわけで。しかし、こんなことに悩んでても馬鹿らしいだけですね。



将棋と音楽

テーマ:

さて、ぼくは普段家で24指してるときに音楽をかけています。大会でイヤホンしながら指してたらぶっ飛ばされかねませんけどね、やはり家だとそっちの方が落ちつけるんですよね。


何ヶ月か前に、あるある大辞典で集中力が高まる音楽が特集されていましたが、一番効果的なのは軍艦マーチだそうですよ。昔のパチンコ屋で鳴ってたやつですね。いや、ぼくパチンコやったことありませんので、雰囲気だけですが。こう意気高揚する感じがするんでしょうね。


で、どんな音楽をぼくは聴いているかというとですね、まぁ大体どんなジャンルも聴くんですけれど、ノリのいい曲が好きですね。集中できるかどうかはべつにして攻撃的な将棋になります。ドンドンドーンってリズムにノリながらクリックしたりしてwじゃあ、バラード聴きながら指せば受け将棋になるかというとそうでもないんですけどね。


先日、ゆずのベストアルバム「Home」を買いました。夏色とサヨナラバスとセンチメンタルを繰り返し聴いてます。初期の曲ではこの3曲が好きですね。まぁ、こんな調子だから点数もなかなか上がらないわけでして、もうちょっと取り組む姿勢をしっかりしないといけませんね。


アーティスト: ゆず
タイトル: HOME [1997-2000]

第二局は、一手損角換わりの出だしから、先手の佐藤棋聖が早めに端を突きこし、右玉の陣形からもりもりと盛り上がって攻めかかり、見事勝利をあげました。


おそらく、中盤からぼくが先手番を持って同じぐらいの棋力の人と対戦したら100局やって100局負ける自信があります。それだけ、佐藤棋聖の指し回しが素晴らしかったということですね。


第二局の様子


開始日時:2005/06/20(月) 09:03:30
終了日時:2005/06/20(月) 18:45:51
先手:佐藤康光棋聖
後手:羽生善治四冠

▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △3二金    ▲2五歩    △8四歩
▲7八金    △8八角成  ▲同 銀    △2二銀    ▲1六歩    △3三銀
▲1五歩    △7二銀    ▲4八銀    △6四歩    ▲4六歩    △6三銀
▲4七銀    △9四歩    ▲9六歩    △4二玉    ▲3六歩    △5二金
▲3七桂    △7四歩    ▲2九飛    △7三桂    ▲4八玉    △8五歩
▲5八金    △4四歩    ▲7七銀    △8一飛    ▲5六銀    △5四歩
▲6六歩    △4三金左  ▲4七金    △3二玉    ▲6八金    △4一飛
▲5八玉    △6一飛    ▲4八金    △7二銀    ▲4五歩    △同 歩
▲同 桂    △4四銀    ▲4六歩    △5五歩    ▲6七銀    △3五歩
▲3七金    △6五歩    ▲同 歩    △同 桂    ▲6六銀左  △4五銀
▲同 歩    △3六歩    ▲同 金    △4六歩    ▲同 金    △5四桂
▲5五金    △4六歩    ▲3九飛    △3八歩    ▲同 飛    △2二玉
▲6五銀    △4七角    ▲4九玉    △3八角成  ▲同 玉    △5九飛
▲3五桂    △3一飛    ▲3六銀    △1九飛成  ▲5四金    △3四飛
▲5五角    △3三香    ▲4一角
まで87手で先手の勝ち

王座戦、先ちゃん負けちゃったようです。・゚・(ノД`)・゚・。

Bonanza先生の感心手筋①

テーマ:

いやぁ、弱すぎて全然勝てません。皆さんはどうですか?


正直ですね、あまりにも勝てなさすぎるので、こりゃやばいだろと思ってるんですよ。で、毎回毎回全力でぶつかっていくんですけれども、えいっ!っとぶん投げられてるんです。今日の対局から一場面をご紹介。


bonanza teacher

今、先生が△7四歩と突いてきて矢倉を目指してきました。普通に考えて矢倉に組まれたらまずいので、▲8四歩と突いていきますよね?で、△同歩▲同飛車とすすんで、△8三歩と収まるかと思いきや、△1六歩ですよ。正直しびれてますよね?以下▲同歩△1七歩▲同香△1八歩で惨敗。いくぶん素直に指しすぎたと思いますが、どうも端は受からないっぽい。香車渡したら飛車死んじゃいますもんねぇ。毎日教えてもらうことにしよう。


その後の検討。以下▲2八銀△3三桂▲37桂で受かってるっぽいですね。後手はやっぱり歩切れが痛いですか。いや、そんな手思い浮かびませんから。うん、弱い。でも、勉強になった。