2009-10-10 22:15:35

<ある友人の話-追記ー>

テーマ:日記
民族や文化が異なっても、人類共通の伝統的な正義というものがどこかにあるのかもしれない。ただ、日本の中だけにいれば、その正義と出会う機会は極めて少ないことだろう。私の友人の得た満足感は、そうした稀有な機会に恵まれたことに由来するのではないだろうか。そして、人類共通の正義があるからこそ、核兵器を民間人の頭上に投じた米国の所業の邪悪さをあらゆる国の人々が認識したのだ。ゆえに、覇権国家の民でありながら、米国人の多くが、海外渡航の際、身の安全のために度々国籍を偽る必要があるのではないだろうか。

今日、非核を訴えるわが国でも、米国のように核兵器を持たなければ国際社会での発言力が軽んじられるという考え方が数多く見受けられるようになったが、私は必ずしもそうは思わない。国際貢献力を堂々と誇示することによって国威を示せば済む話だと思っているからだ。もっとも、そのためには日本に巣食う反日勢力を教化、または駆逐し、国民全体が自虐史観から脱却する必要がある。日本人による国際貢献は、贖罪のために行われているのではなく、愛に根ざした高貴なる行動であることを内外に示すためだ。

人類共通の正義に立脚した理想国家を構築し、核をもつことなく国威を示すことがかなうなら、世界は日本を仰ぎ見てこれに倣うことだろう。さすれば核抑止などという悪魔の理屈を前時代の遺物とすることができると私は信じる。
持つべきは国徳であって、核ではない。徳高い高僧に刃物を向けるのは勇気の要る話ではないだろうか。
核の恐怖を元手に互いをけん制し合って平穏を得たところで、それが長続きするはずのないことは自明の理であり、その平穏の終結は人類にとって破滅的大惨事を意味する。
核に頼らなければ滅びてしまう国は、その核によって遠からず滅びてしまうことだろう。
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2009-10-10 22:14:22

<ある友人の話>

テーマ:日記
英国人女性と結婚した私の友人は、中学英語教師としてのキャリアを捨て、細君の希望するまま英国で暮らすようになって早6年になる。
現地で彼は半導体製造業に従事し、スーパーバイザーとしての仕事をこなしているが、昨年、彼にとっては困難な時期があった。

職場の都合で、彼は自分の上司の仕事をもこなさねばならなくなり、多忙となってしまったのだが、悪いことに、そのとき彼とその家族は新居への引越しという大イベントを抱えていた。細君は定刻に仕事を終わらせて帰宅し、引越しの手伝いをするよう彼に催促するのだが、彼にしてみれば公の仕事をなおざりにして私の仕事を優先するわけにもいかず、定刻を過ぎても帰らぬ日が続くこととなった。
家族と仕事の板ばさみに苦しみながらも、彼は黙々と仕事をこなした。なぜなら彼は日本人だからだ。

だが、結果的に彼は格下げとなってしまう。それは、会社の評価項目のいくつかを達成できていないことによってであった。勿論、彼は最善を尽くしていたのだが、部下を叱咤して無理やりできないことをさせるような真似をしなかっただけのことであった。
何の予告もなく格下げを食らった彼に対し、彼の部下たちは自主的に彼のために嘆願書をまとめ、皆で署名して会社に提出した。会社の理不尽に対し、団結して彼を救おうとしたわけだ。がしかし、それは会社にとっては前代未聞の事件であった。

英国にあって、製造業に従事する労働者は様々な国と異なる民族で構成されており、文化も価値観も皆異なる。けれども、そんな彼らが一様に一人の日本人を救おうと奮起したのだった。それは彼らにとって決して得になる話ではないにもかかわらずである。彼は自分の上司から、それが会社にとって全く前例のないことであると伝えられた。
結局、部下たちの願いもむなしく、彼の格下げがくつがえることはなかったが、人間、文化や価値観が違えども、心の奥底では必ず通じるものがあると確信できて、彼はどこか満足だった。
一時帰国して私にそう話してくれた彼の顔には、紛れもなく日本人の誇りと気概が覗いていた。
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