2006-05-12 08:45:00

<続・美容外科小話>

テーマ:ブログ
<美容外科小話>のオチを読まれた方々の中には、結婚相手が整形美女であっても、一向に差し支えないという奇特な御仁も少なくないことだろう。
実のところ、カツオもそうであった。美しければ、人造美人であれ、天然美人であれ、さしたる違いはない。それは養殖マグロと天然マグロの違いのようなものだと考えたわけである。
かくしてカツオはめでたくこの美人と結婚することとなった。万々歳。

ところがこの美人、美に対する執着は半端でなく、歳を重ねるごとに整形を繰り返すのだった。若返りのためであるとはいえ、お金がかかって仕方がない。
それだけならまだしも、今度はカツオの容姿にまで難癖をつけはじめてきたからたまらない。何でもこの美しい妻にカツオでは釣り合いがとれないのだという。
仕方なくカツオは美容外科手術を受けねばならなくなった。
勿論、この妻と死に別れるまでの間はずっと。

さて、さんざんだったカツオの人生を終え、再び天にめされたもとカツコことカツオだったが、すでに次なる人生の道筋は概ね定まっていた。
彼の次の人生、名前はタツオ。今度は人造美女でなく、天然美女と結婚することになっていたが、その相手は22歳で交通事故にあい、美容外科手術を余儀なくされる定めにあった。
それだけでなく、その後相手は手術に味をしめてこれを繰り返すことと、夫であるタツオにもそれを求めてくることが。。。。
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2006-05-11 11:56:05

<美容外科小話>

テーマ:霊性の科学

カツコは22歳。お世辞にも美人とはいえぬ。もっとも、それはカツコの生きる時代での美的基準においてそうであるというだけの話であり、平安時代であれば絶世の美女であったかも知れぬ。しかし、それは屁理屈。彼女はまぎれもなく不細工そのものであった。
同じ学歴、同じ年恰好であれば、就職は勿論、結婚にいたるまで、より美しい者が得をするに決まっている。その時代で美しいに越したことはないのである。
カツコは現実主義者であったため、こうした社会的事実から自分をごまかして生きようとは思わなかった。即ち、迷わず美容外科のごやっかいになったわけである。

かくして彼女は目の覚めるような美女に生まれ変わった。万々歳。
しかしそれもつかの間、しばらくすると、再び美容外科のごやっかいにならねばならなくなった。老けてしまったからである。今度は若返りの手術が必要だ。
最先端の美容外科手術が施され、彼女は見事、若返ることに成功した。万々歳。
しかしながら、残る人生、彼女は歳をとるたび、そんなことを何度も繰り返さねばならなかった。

さて、こうしてめでたく何十年かの人生を全うしたカツコであったが、死んでから神様のもとへ行くと、次なる人生がすでに用意されているという。
あわてふためいて再び現世に生まれてきたカツコ。
今度の人生はタツコという名であったが、違うのは名ばかりではなかった。なんと、今生での彼女は絶世の美女として人生を歩むという幸運に恵まれていたのだった。
ところが、タツコは22歳を迎えたところで交通事故にあってしまい、せっかくの美貌に傷がつく羽目になってしまった。 顔やからだについた無数の傷。それらは奇しくもカツコに行われた美容外科手術部位に寸分たがわず位置していたのだが、前世の記憶をもたないタツコにはそれを知る由もない。

彼女は再び、いや、タツコとしてははじめて美容外科のご厄介にならねばならなくなった。かくして手術は成功し、タツコは再び美貌をとりもどすことができた。万々歳。
ところが、これに味をしめてしまったタツコは、それからも再々手術を繰り返すことになった。勿論、若返りのためである。
そうしてなんとかタツコとしての人生を全うしたのだが、彼女が死んでから神様のもとへ行くと、またもや生まれ変わりを命ぜられてしまった。

今度の人生はカツオ。そう、男としての人生である。彼は面食いで、結婚するなら絶世の美女と決めていた。かくしてほどよい年頃で彼は思うような美女にめぐり合うことができた。万々歳。
ところがこの彼女、カツコと同じ整形美女であったのだった。。。

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