3日目

 

朝に弱い私達は、チェックアウト時刻に起床。目覚ましは効果を発揮しなかった。

いそいで支度を済ませ、チェックアウトを済ませる。

昨日とは打って変わって、テカテカのお日様が顔を出す。

お世話になった民宿のおっちゃんとおばちゃんと記念撮影☆

さわやかな朝の笑顔。口元には白い線。←写真に写ってました_| ̄|○

 

昨日発見したスーパーのレストランで朝食を食べる。

オムライスを頬張りながら、昨日の晩から薄々気づいていた腹痛がピークへ。

そのレストランのトイレは綺麗だったが、未だに「冬ソナ」のポスターが貼ってあった。

高知では今がブームの絶頂なのだろうか・・?(コラ

 

腹痛も吹っ切れ、キャンプ場へ向かう。

私がトイレに引きこもっている間に、みんなは今日の晩行う予定のバーベキューの食材を買っていた。

スーパー楽しみ☆

 

キャンプ場までどうやっていけばいいのかわからず、失礼ながら民宿のおっちゃんに尋ねると、バスが出てる事を快く教えてくれた。高知の人達はみんな親切なのだw

早速バスに乗り込む。

バスの中は阪急バスのような感じなのだが、道端で手をあげてるおばあちゃんがいると止まる。

どこでも停車場になるみたいだ。

土地感のない一行に、親切な運転手さんが「着いたよー」と教えてくれる。

 

一応説明しておくと、今日止まるキャンプ場のすぐ隣には大きな温泉施設がある。

この温泉施設はとてもキレイでお勧めw

そして、これまたすぐ近くに、巨大なローラー滑り台のある見晴らしのよい公園がある。

ローラ滑り台がどれだけ長いかというと、どんなに速く滑っても2分30秒はかかるくらいだ。

 

一応私は、テントに泊まるために寝袋を2つ持っていったのだが、

一番最初に言っていたログハウスみたいなところでも寝袋があると安くなるというような事を言っていたので、贅沢をしてログハウスに泊まる事に。

荷物を放置し、さっきのローラー滑り台へ遊びに行くw

 

ローラー滑り台の頂上へ立つと、山や海の壮大なスケールの絵をみているような気分になる。

ホンマにきれい!思わず見とれる男6人☆

さて、滑り出すのだが、思った以上に速くて怖い。柵はあるが、この年齢の男を飛び出すのから守るには、あまりに心細かった。

無事下についた一行は、明らかに子供向けの遊具に手を出し始める。小一時間ほど。。

迷惑な大人(?)である。

 

折角なので周辺も見ておこうと、さらに見晴らしのいい場所を目指す。

 

目標地点に着くと、邪魔するものは何もない360度のパノラマ(古

風も心地良く、一眠り。

しばらくすると、別の観光の老年カップルが登ってきた。

これはチャンスとこの旅にきてほとんど撮ってない写真を撮ってもらう。

これが初の全員写っている写真だ。スマイル☆

 

さきほどの老年カップルに海があることを聞き、とりあえず行ってみる。

なにやらおいしい海藻があるらしい。食欲の春

 

海に着くと、昨日の雨で水かさが増したと思われる所にゴミ(木片とか)がいっぱいあった。

岩場の水溜りには小さな魚がいて、しばらく見つめた。

すると、少し離れた場所にいた友達が叫ぶ。

「なんじゃこりゃぁ!!」

懐かしのセリフに驚きつつも駆け寄ると、でかいナメクジ。ウミウシがいた。

虫やキモチワルイ系がダメなダメ男である私は、やはりこいつもダメである。

ウミウシというやつは、離れて見るとウンコにしか見えない(コラ

その後も随所にウミウシを見つけながら遊んだ。

海にはウミウシだけでなく、ゾウリムシというゴキブリににたキモいやつもチョロまわしてるから警戒が必要だ。

 

そそくさと海を離れ、ログハウスへ戻る。

ログハウスへ戻ると、皆疲れたのか眠りだす。

ベッドか寝袋かで争い、まさかの負けを喫した私はふて寝を決め込もうとしたが、床が固く、仕方なく皆を起こしてバーベキューへ促す。

しぶしぶ全員起き、5時という微妙な時間からバーベキューの準備を始める。

 

学校で何度か火を熾した事のある一行だったが、残念な事になかなかうまく火がつかない。

舞う新聞紙の燃えカス。壊れるたったひとつのライター。←お気に入りの女の人の裸の形のライター><。

ちょうどその時、タイミング良くキャンプ場職員の人が来た。

ライターを貸してくれ、第2ラウンドの開始。

職員さんにコツを伝授してもらい、友達の一人が「火噴き職人」と煽てられ吹きつづけると、ようやく炭に火が伝染した。

要した時間はゆうに1時間を越した。

 

いよいよバーベキューの始まりダ!!

肉は十分にあったのだが、バーベキューに男が6人も集まると、その競争率は激しいもので。。

ほとんどが生のまま食べだす始末w

腹を壊さなかったのが幸運である。

争い(食事)も中盤にさしかかり、新しい肉を取ろうと振り向くと、テレビでしか見たことのないような霜降りを身に纏った、輝かんばかりのおおきなサーロインステーキの肉が!!

「なんじゃこりゃぁ!!!」

懐かしのセリフ2回目に、ドッキリが成功したかのようなしたり顔の奴ら。

やられた_| ̄|○

この肉は「最後のお楽しみ」らしい。

俄然やる気も出て、否応無く上がるテンション。

 

とうとう霜降りサーロインの登場だ。

緊張したのか、2人がトイレに立つ。

「うわぁ!すげぇ!!」

ん?なにがすごいのか見に外に出てみる。

上を見上げると、そこには満天の星空が・・・。

 

星空を見て感動するなんてベタすぎるかもしれないけど、ほんとに見たことも無いくらい星が近くて、輝いてて。

大阪の夜空じゃ考えられないくらい。

どう表現すればいいのかわかんないけど、星明りが眩しかった。

しばらく寝そべって星を眺める。

 

鉄板に戻ると、残った野菜が燃え尽きていた(笑

なんとなく星空の下でメインの肉を食べたくなった一行は、鉄板を外へ移動することになった。

そして幸せを堪能する。口の中でとろけるとはこのことだ。

些細な事かも知れないが、星空の下で気の合う仲間と旨い肉を食った時に「幸せやなぁ」って思えた。

金では買えない幸せを得た気がする。

 

食事を済ませ、開店時間ギリギリまで温泉に入り、帰りもやっぱり星空に見とれながら帰る。

今度は月もでて、よりいっそう眩しい。

滑り台の頂上に立ち、天を仰ぎながら高知に来たことを心から良かったと思った。

 

ログハウスに戻り、2時ぐらいまでテレビを見ながらトランプに精を出す。

2時になると「BUMP OF CHIKENの天体観測」を聴きながら外へ繰り出す。

静かな風と、いくら見ても見飽きない星達によく合う曲だとあらためて想う。

 

この日はいい夢が見れそうだと就寝した。

 

つづく

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 二日目

さて、今日から旅本編が始まります。

 

ようやく夜行バスから脱出し、高知駅に着き、中村駅を目指す。

夜行バスの中は暖かかったし、高知も暖かいものだと思い込んだ私は、バスの中でダウンジャケットを脱ぎ捨て、カバンの奥地へとしまいこんだ。

しかし、高知の気温は思った以上に寒く、旅初日やというのにテンションだだ下がり。

中村行きの列車に逃げ込む。

 

列車(といっても車両は1個)の中では学生定番のトランプで盛り上げる。

まずはババ抜き。←必要以上に盛り上がらず撃沈。

次に大富豪←あまりに定番すぎて飽きる。

最後に長期戦覚悟のダウト。

やはり長期戦となったのだが、相手の嘘を見破るといういやらしいゲームはやはり盛り上がった。

最後の最後で、もう乗り換え駅に着くというところで勝負がつく。

誰もが予想だにしないやつの逆転勝ち。テンションも最高潮へ。

 

間もなく(ホンマに10秒くらいで)乗り換え駅の「窪川」という駅に着く。

時間がかなり余っているので、外にでて窪川も観光することに。

(高知の田舎の駅では途中下車ができるみたいv)

朝の10時も過ぎているのに人通りは少なく、見たのは地元の小学生と競歩並みの速さで歩くおばあちゃんのみ。

とりあえず神社があるということなので、この旅の安全を祈願しに行く。パンパン☆

・・・今思えばこの安全祈願のおかげで大阪に帰ってこられたのかもw(謎

 

さて、窪川から一路中村へ向かうのだが、列車の中では結構満員に近く、6人バラバラに座ることになったが、先ほどの列車よりも速い列車だったので、すぐに着いた。

 

昼前に中村に着いた一行は、とりあえず今日の宿となる民宿へ荷物を置く事に。

(其の壱ではテントと書いたが、旅行前日に向こうは雨ということがわかり、急遽民宿に泊まる事になった)

民宿のおっちゃんは感じがよく、あまりに早く来すぎた私たちに、とりあえず荷物を置く場所を提供してくれた。イケメン(笑

まだ雨は降っていなくて、どちらかといえば晴れっぽかった。

 

宿を離れ、とりあえず商店街で飯を喰おう!って言って探す。

民宿からしばらく歩くと、でかいスーパーを見つけたので、元担任に頼まれていた地酒を郵送着払い。

ヤツの為になにか買うとは思ってはいなかったが、一人で飲めないような量の酒を送ってやった。

いい生徒w

迷いながらも商店街に着くと、ど真ん中で中学生か高校生のブラスバンド部の演奏会をしていた。

「マツケンサンバⅡ」を演奏しだしたので、小粋に踊る。(嘘

どうにか群集を抜け、飯屋を探したが、なかなか良い店がない。

高知名物を食べたかったのに、仕方なくラーメン屋に入ってラーメンを頬張る。

賭け事の好きなお年頃な私たちは、ギョーザの分け前をめぐって熾烈なバトルを始める。

(親指を上がった数を当てるやつ。指スマの元祖ver)

もちろん勝つ!ギョーザは誰にもわたさねぇ!w

 

腹も膨れ、ご満悦の一行は市内観光を始める。

ネットでも商店街の案内でもメインっぽく書いてあった「トンボの王国」というところへ行った。

地図ではあんなに近かったのに、歩いてみると果てしなく遠く、途中、四万十川を一望できる大きな橋があり、高知気分を満喫。

しかし、ついた頃には歩きつかれて、全員グッタリ。早くも来た事を後悔する。

薄々感じていた事ではあるが、トンボの王国の中へ入っても、ただ資料を見るだけな上に、600円という若干高めな値段設定にすっかり入る気を無くし、周辺の溜め池(トンボを育成する所)を探索。

トンボも見当たらず、なにもない事を発見。更に雨がパラパラと降り出す始末。

折角来たので、記念写真☆テーマは『10代の疲れ』

帰りにさっきの橋で、無理矢理テンション高いフリをしての写真撮影。

テンション上げ過ぎて多分風景写ってないw

 

ちょっとガッカリな一行は、ひとまず宿に帰ろうとする。

商店街から出ようとしたら、ふと横に大きな神社を見つける。

窪川で参拝したんだし、ここでもしないわけには行くまいと立ち寄る。

疲れた足にムチを打って長い階段を上がると、郵便ポストみたいな形のおみくじ箱があった。

当然引く。(¥100)中身は中吉。ぼちぼちといったところか。

旅はなんかいい感じの事が書いてあった。いい予感w

 

神社の階段を降りると、友達が「たこ焼き喰おーや!」と言い出し、皆賛同。

商店街へ戻ると、なにやら人だかりが。

好奇心旺盛なお年頃な一行は、人だかりの中にいたおばちゃんに何があるのかを尋ねた。

聞くところによると、商店街のアーケードを張り替えたとかで、そのお祝いにモチを配るのだと言う。

これはラッキー!!晩飯が稼げるぞーー!!と勇んで参加w

・・・・が、なかなか始まらない。遅い、遅すぎる!イラチな一行。飛び交う野次、罵声

1時間近く待った。用意に15分とかからなかったように思われたのに・・・非効率的。

1時間待っている間に、気づくと周りは黒山の人だかり!

淀川の花火大会を思い出してもらうといい。あれほど人数はいなかったが、密度がすごい。

子供はモチを配る車の周りの策の中に入れてもらっているが、あそこはあそこで競争率が高そうである。

私達は群集の結構前の方にいた。

 

さて、モチまきが開始したのだが、なんせ激しい!

騎馬戦を想像してほしい。まさにあれだ!

キャッチミスしたモチは、前後左右斜めから伸びる無数のおばちゃんの手により奪われる。

っていうかキャッチしたもちもパクられる。

もはやこれは戦争!?である。

否応無く燃え滾る血。だてに高校の体育祭の騎馬戦の荒波に飲まれてきたわけじゃない!

なんとかしてこっちにモチをなげてもらいたい私達は、持ち前の大声で叫ぶ。

「おっちゃーーーーん!!こっちやー!こっちにも投げてくれーーーー!!!!」

ビビるおっちゃん。周りは更に盛り上がる。

おっちゃんも仕方なくこちらに向かって投げてくる。

すると周りも、目立つ私達の周りのほうがモチにありつけると気づき、寄って来る。さらに密集。

思っていた以上にモチが手に入り、今度は子供たち向けの駄菓子を得ようともくろむ。

「おっちゃーーーーん!!もうモチいらんからお菓子投げてくれーーー!!!!お菓子もっと遠くまで飛ばせーーー!!!」

と言いたい放題。まさに旅の恥はかきすてであるw

 

結果はモチ20個以上お菓子15個前後とボロ儲け。

遠くの人達を不憫に思い、取ったモチをまた投げるという作業をしていたので、実際に取ったモチは軽く40個を超えるだろう・・・。

また、この祭りの楽しい所は、散々「お菓子をクレ」と目立っていたので、終わった後におばちゃん達から沢山のお菓子を頂戴したり、モチとトレードしたことだ。

高知のマダムって素敵ww

 

すっかり機嫌を良くし、高知に来た事を1日目にして満足した一行は、

夜中に食べきれない量のモチに絶句することとなる。。

なんでもほどほどがいいという戒めを体感。

 

夜中は定番の「恋バナ」かと思いきや、酒盛りで全員撃沈。

旅先で11時に就寝という10代にはありえない時間に初日を終える。

(未成年の飲酒は法律で禁じられています。)

 

つづく

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おはようございあす!

今日はすこぶる早起きで暇なので、とりあえず書こうと思っていた3月26~30日まで旅行していた高知旅行の事について書きます^^

 

 26日 

この日はついに大阪から脱出し、憧れの地『高知』へ夜行バスで行く日である。

人数は6人、全員盛りのついた(?)♂という危険かつむさ苦しい感じだ。

なにを隠そうこの旅は『高校の卒業旅行』である。

 

さて、なぜ高校の卒業旅行によりによって四万十川、土佐犬、坂本竜馬ぐらいしか思い浮かばないような高知に行ったのか(高知の方スイマセン)というと、ズバリアミダくじである。

私はよく道に迷ったりすると運に頼る癖があり、高校受験の時もアミダで決めたというくらいであるから筋金入りだ。

 

今回もまた例外ではない。

 

アミダくじと言っても、無闇に全都道府県を羅列して選んだわけではない。

そこは高校生、予算の関係から近畿圏内にしようという事になり、6人で1個づつ行きたい場所を挙げたのだが、アフォな私は「ハズレも必要なのでは?」と思い、おもわず「高知」と書いてしまった。

一応選択肢を挙げておくと、「高知(バカ1)」「京都」「和歌山」「大阪ミナミ」「新潟(?)」「韓国(バカ2)」

結果は知っての通りだ。。

 

まぁ決まってしまったものは仕方がない。

早速高知について調べよう!って事でじゃん負け友達と2人で本屋にガイドブックを買いに走る。

しかし、あるにはあるが・・・ほとんどが「四国」。そして高知のページは14,5ページぐらいしかない。

情報量の少なさに唖然。当然ツアープランもない。

運良く「高知」のガイドブックを1冊だけ見つけ、迷わず購入。

 

会議室(ファミレス)へ戻り、中身を吟味。

すると、すぐに素敵なログハウスのあるキャンプ場を発見し、「目的地はココにしよう!」ってことになる。

場所は「中村市」←4月10日に合併し、四万十市になたらしい。サラバ中村市☆

ココは後になって知ったことなのだが、高知駅から遠い

当然交通手段に「車」がない私たちは、列車で行くことになるのだが、なにしろ高い

往復で1万3千円・・・・高校生には天文学的数字である。

ここらへんで、大阪の血が騒いだのか、当初の目的を忘れ、「テントに泊まろう!」と思い始める。

 

どちらにしても金欠病な私たち6人は、やむを得ずバイトをすることになる。

ちなみに、私は父親のコネというか、手伝いで、名刺整理をして2万円ももらった。5日かかったが、他の人に比べれば実に容易い仕事だった。スネカジリって素敵☆

 

あとは色々高知についてネットで検索したりしながら、とうとう旅の日になったわけだが。(前フリ長すぎ

千里中央でバスに乗り込み、いざ高知へ。

とは言っても若い私は夜行バスのあの喋ってはいけないような空気に気まずさを覚えるあまり、ほとんど眠れずに、ついた頃にはすでに寝不足で疲れ果てていた。

もう夜行バスは勘弁。と思い知らされた18の夜。

 

つづく

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