《ロマンサ・デ・アモール》10月初旬にリリース! | 裸足のピアニスト・下山静香のブログ

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オモテの顔はクラシックピアノ弾き。

音楽・芸術を軸に、気になること好きなことを徒然なるままに。

急に涼しくなったまま、秋の気配どんどん濃くなってきましたね!
なんだか、9月って結構残暑的に暑かったような気がしていて、きっとまた気温が上がるのだろうとたかをくくっていましたら、そうでもなく(^^;) 毎朝からだが冷えて目が覚めるという結果に(^^;)>" 夏掛けのままではだめですね!遅まきながら今夜から、夏のお布団さようならです。
そんな涼しいシルバーウィーク、いかがお過ごしでしたでしょうか。 私は今週、短眠と惰眠を交互に繰り返すジェットコースター的生活の中、ギターの演奏会に2回行きました。19日は、樋浦靖晃さんのリサイタル。素晴らしかったです! 21日は、デュオ・メリスを聴きに豊洲シビックセンターへ。現在世界最高峰との評価を得ているギターデュオ、目と耳が釘付けの、素晴らしい演奏会でしたビックリマーク ひとつ残念だったのは、スペインの長老ピアニスト、ホアキン・アチュカロのリサイタルに行こうと思っていたのに、気づいたら過ぎていたことです(; _ ;) 

私事といえば、次なるCD《ロマンサ・デ・アモール》の制作が佳境に・・・と言うよりも、ブックレットに関する最終作業が本日終了したので、あとは出来上がりを待つのみ!といったところです。
演奏会のチラシなどでは、CDタイトルを《カリビアン・ロマンティック(仮)》としていたのですが、最終的に、収録曲の一タイトル(マヌエル・ポンセの作品)をとって《ロマンサ・デ・アモール》といたしました。
そう、今回のテーマは、メキシコとキューバのロマンティックな作品。シルフィードレコーズからリリースしていく「下山静香中南米ピアノ名曲コレクション」の記念すべき第1弾となります。ユニークなのは、このシリーズのプロデューサーでもあるギタリスト竹内永和さんとの共演曲が入ること。今回は、竹内さんのアレンジによる2曲が収録されています。
竹村淳さんと開催しているコンサートシリーズ<ラテンアメリカに魅せられて>を通じても実感していますが、中南米はクラシック音楽の宝庫(しかもほぼ未開の)!これまで7回開催し、演奏した曲もたくさんあるので、これからこのシリーズでどんな順番と切り口で形にしていこうかと、楽しい悩みです。

今回は、メキシコのポンセ、キューバのサウメル、セルバンテス、レクオーナから、「ロマンティック」というテーマに合うと感じるものをセレクトしましたが、これも彼らの素敵な作品のうちのごく一部。本当に奥深い世界です。 
使用ピアノは、7月リリースのブラジルCD《サウダージ・エン・ピアノ》の奥行きあるベーゼンドルファーとはまた違った、輝かしいスタインウェイ。スタッフさんも録り方ももちろん違うので、響きを聴き比べていただいてもおもしろいかもしれません。この中南米シリーズは、同じ会場で収録していくことになると思いますので、ここのスタインウェイともどんどん仲良くなっていけたらいいなと思っています。