しずえばあちゃんの回想録 “We Can Do It !”

しずえばあちゃんの回想録 “We Can Do It !”

教師生活35年、子供3人。
パワフルに生き抜くしずえばあちゃんの
子育て論、教育論、人生論を綴っていきます。

人生の後半で取り組んだ漢字学習についても
情報を発信していきます。かんじクラウド株式会社 http://kanji.cloud

2010年に大病を患った際、ニューヨークに行っていた息子が、
「お母さんに似てると思って…」とお土産にくれたスチール看板。


これを見ながら毎日I can do it !!とポーズをとって出勤しました。
この女性の名前は「Rosie the Riveter(ロージー ザ リヴァター)」
毎日ロージーに励まされ、おばあちゃんになっても奮闘してます!!

そして、娘の友達が無敵のゴッドマザーシーズー ザ リヴァター』を描いてくれました!image



電子書籍「漢字eブック」をどの端末で閲覧するか?

これが今までかなり難点でした。

もちろんKindle版のように1頁ずつめくって、横道にそれずに読み進めていく電子書籍ではありません。

この複雑な階層構造を実現できたのは、Apple製品だけだったのですが、

Android系(chromebookやWindows)での実現は難しかった。

 

でも、途中からEPUBというファイルを渡して、

専用の電子書籍リーダーを無料ダウンロードすれば読めるようになって、

これで実現か!に見えたのですが・・・

次々と様々な問題点が浮上してきて、なかなかうまく活用してもらえず・・・

 

そこで、大きな転機となったのが、今年度から始まった「デジタル教科書の活用」です。

文科省も強力に推し進めていて、急激に本格活用になっていくはずです。

 

その中の東京書籍のデジタル教科書プラットフォーム「Lentrance(レントランス)」がなかなかいいらしい。

現在27,000校以上が活用している実績があるとのこと。

各教科の使用教科書のどれか一つに東京書籍が入っていれば、

当然教育委員会からの許可も下りて(いや推奨されてかな?)、

学校が児童生徒用のアカウントを作ってアクセスできるようになっているはずだ。

 

このLentranceは、デジタル教科書だけでなく、各種教材もストアに載せている。

もちろん個人購入も可能だし、学校や教育機関などの団体契約も充実しているらしい。

その中に「ミチムラ式漢字eブック」も載せることができたのだ。

 

「漢字eブック」の活用が学校現場で進まない課題はいろいろある。

●一人一台配布されたタブレットに、教育委員会の許可なしに他のアプリを入れられない。

●もし許可が出たとしても、ダウンロード方式なので、端末容量が少ない学校配布のタブレットにはうまく入らない可能性がある。

●タブレットの持ち帰りが許されていない地域が全国にいっぱいあって、授業中に使えても家庭学習で利用できない。

 

上記の課題を解決してくれそうなのが、Lentranceなのだ!

トップページを開くと、左上に「教育機関向け、個人向け」のボタンがあります。

 

2024年度から本格的に始まったデジタル教科書活用。

そのラインナップに載っているものは利用できないはずはない。

もちろん有料だから保護者の許可も必要だが、

学校としては教材の選択肢として、今までの紙のドリルを購入するような扱いの一つとして、

デジタル教材の中の「漢字eブック」を選択して児童分の教材費からの支出ができるはずだ。

 

利用する際は「クラウド配信方式」を使うので、端末の容量は関係ない。

また、自宅に持ち帰れない学校配布用タブレットを使わなくても、

家庭にあるPCや他のタブレット、あるいはスマホ(小さい画面で見にくいが・・・)で、

オンラインでLentranceのサイトに接続して、IDとパスワードを入力すれば、

何度でも自由に見ることができる。

つまり、家庭学習でも大いに利用できるのです。

 

Android系の端末でもApple仕様と同じように、ストレスなく見られる。

 

一度購入してしまえば、個人購入の場合は5年間、

学校として購入すれば6年間は自由に見られるという長期利用可能で、

小学校在籍期間中はいつでも復習に利用できます。

(ちなみにAppleブックストアからの購入は、利用年数の制限なし。これが価格の差です。)

 

こんな利点を持つ「クラウド配信方式」のデジタル教科書・教材プラットフォームの存在は、

これからの学校教育を大いに変えていくでしょう。

教科書会社だけでなく、他の教育関連会社のものもいろいろあると思いますが、

私たちが選んだのは東京書籍のデジタルプラットホームの「Lentrance」でした。

 

しかし、このLentranceの中でスムーズに動くためには、

去年までに作り上げた「漢字eブック」をもう少し軽くする必要があったので、

今回の改良を加えたようです。

 

以上は、現時点で私が理解している範囲のことを書いていて、

私もまだ本格的には使い出していないので、あやふやな表現があるのを許してください。

 

なぜなら、社長は今も必死に製作中でして・・・、

でも、光村図書順はすでに全学年アップできていて、

昨日、50音順が全学年アップにこぎつけたと「X」につぶやいていました。

これから東京書籍・教育出版に取りかかるとがんばってくれています。

 

私もそろそろLentranceのIDとPWを設定・購入して、使ってみるつもりです。

また、新たな気付きがあって、ご報告できることがあるかもしれません。

今のところは、この程度の情報でご勘弁を!

 

4月24日のXへの書き込み

㊗️漢字eブック(50音順)の編集がようやくひと段落、全てストアに並べるところまできました🎊 

4月はじまりに間に合わず肝を冷やしたものの、なんとか形になってよかったです。

振り返ればここまで長い道のりでした😭ありがとうございます✌️

 

※読み書きチェックのページはGW明け頃にアップデート対応

 

電子教科書のレントランスは小学校からもお申し込みいただけます。特別支援教室などでは活躍する1冊だと思いますので、来年以降の予算に検討ください。よろしくお願いいたします🙇‍♂️

 

lentrance.com/store/

 

「ミチムラ式」で検索すると、以下のようにずらりと並んでいます。

どれも「試し読み」ができますので、是非ご覧になってください。