我が家も七夕は、毎年、大なり小なり笹竹を切ってきて、短冊に願い事を書いて飾っています。これは、正月の「日の出拝み」や「クリスマスのツリー」と同じくらいごく自然な我が家の恒例行事です。

ただ、うちは、大人二人、つまり、私と旦那は、結構、真剣に書きます!!何をって、願い事!!

物欲も含め、叶いそうもない壮大な夢まで、心の思うまま。だれに遠慮することなく。恥じることもなく、大胆に。

ちなみにいままでのものは、「二人目がほしい」とか「TDLに行きたい」とか、「貯蓄○○○」とか、「出会ったすべての人が幸せに」とか、多種多様です。

どうして真剣かというと、7月は、ちょうど一年の上半期が終わって、これから、下半期に入るときでしょ。だからか、私は、ちょうどこの境目当たりの七夕に、元旦に思ったことで、まだ達成されていないものやこころから願っていることをちゃんと「文字にして」残すことで、自分に再確認している感じ。

神様に願っているというより、自分に言い聞かせている感じかなあ。

「あんた!!神聖な元旦の日の出にな~んか、誓ってたよね!ひとつもやれてないじゃないの!!どういうつもり?もう、今年も半分終わったわよ~、どうすんの?ヤル気あるの?」って、こーんな感じ。

天の川を眺めメルヘンチックに織姫彦星に会える日というより、二人を引き離した天帝にビシビシしごかれ、気を引き締める日って感じ。

すごいでしょ、でもねでもね、意外と、この「文字にする」というのが、いいんですよねえ。「言霊」ってあるように文字にすることで「言霊」が宿って願い事に近づいていく気がするのです。

ちなみに、去年の短冊には、「周防大島で暮らせますように」でした。そしていま、こうして、周防大島で暮らしています。ちなみに、その前は、「海の見える家で暮らせますように」でした。

「叶えたい夢」を言葉にしたり、文字にするのは、意外と宇宙の力を引き寄せるのかもしれません。
だから、今年も書きましたよ~!

一方、子供達は、大人のそうした真剣さとは違って、そりゃあかわいいもんで小2の長女は「一輪車が乗れますように」とか「かぞくがけんこうでありますように」とか、めっちゃかわいいの。

一方、小4のやんちゃな長男は、ギリギリになって「俺も書く!」と書き出したけど、折り紙が黒とか灰色しか残ってなくて、自分で「しかたない」といって、A4のコピー用紙にめちゃめちゃ大きな字で、紙一杯なんか書いてました。見てみるとその1枚にデカい字で「Vカードがほしい」「カツドン(???なんのこっちゃ?)がほしいです!」とか書いていました。毎年、長男だけは、いつも「○○がほしい」「△△ください」って、玩具とかゲームとか書いてるけど、だけど、叶ったためしがないなあ・・・やっぱ、天帝も物欲は、敬遠するのよねえ。・・・

ごめん、無理!!
自分のおこずかいで買って!!
母なる天帝より。