9月13日(木)は新居浜市内のビジネスホテルを出発し、バスで新居浜駅に移動します。しかし、乗客は私を含めてわずか2人しかおらず、公共交通を取り巻く厳しい環境を実感せざるを得ませんでした。
新居浜は、住友グループの起源である別子銅山で知られる町です。1973年3月に銅山は閉山されましたが、現在はテーマパーク「マイントピア別子」として往時を知ることができます。
朝の通勤・通学時間帯の新居浜駅は、高校生の利用が中心のようです。
駅構内のコンビニで買物をして、改札を入ります。
新居浜8時26分発特急しおかぜ8号岡山行き・いしづち8号高松行きに乗車します。
私はいしづち8号岡山行き7号車普通車指定席のチケットを取りました。車内は岡山で新幹線に乗り換えると思しき利用者で7号車は27人が乗車していましたが、途中駅からこまめに乗車があり、丸亀出発時点で数えたところ47人が着席していました。丸亀出発時点で7号車は69.1%の乗車率ということになります。
宇多津で前5両岡山行きと後2両高松行きを切り離し、先に岡山行きが出発します。宇多津出発時点で4号車・5号車普通車自由席は約8割程度の乗車率でした。
宇多津からは宇野まで続く本四備讃線へと入ります。瀬戸大橋を渡り、児島に着きます。JR四国高松運転所の運転士・車掌からJR西日本岡山支社岡山運転区の運転士・岡山車掌区の車掌へと交代し、児島を出発します。
児島からJR西日本の管轄となります。そして、列車は新居浜から1時間30分強で終点の岡山8番線に到着しました。到着後、外観と車内を撮影しました。
グリーン車は豪華さは乏しく、カジュアルな内装に仕上げています。
普通車指定席は、床や荷物棚、座席周りに木材を使用し、温かみのある雰囲気を作り出しています。普通車自由席との格差が大きく、同じ普通車であるならば、指定席がオススメです。
ひとしきり撮影を終えて、一旦改札口へと向かいました。