官能小説 火遊び

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ようこそ、紫水の本棚・・ステラ館へ・・・

 

 

おはようございます・・・ステラ館 館長にゃん公爵です。

 

当館は、紫水書店・ステラ座の2店の構成となっております・・・

 

それぞれのお好みにあわせてご利用下さいませ・・・

 

 

 

ステラ館 紫水書店  本日の新刊書

 

作品名  官能小説 火遊び

 

 

       既刊作品閲覧窓口はこちら

http://ameblo.jp/shisui-0724/entry-11068101389.html 

 

 

 

ステラ座  本日公開中作品

 

 

作品名  マジ〇〇学園  2

 http://nekojyanaimon.blog.fc2.com/blog-entry-92.html

 

本日までの公開作品窓口はこちら

 http://nekojyanaimon.blog.fc2.com/blog-entry-28.html

 

 

 

 

それでは、本日の新刊作品をお楽しみ下さいませ・・・・

 

 

     《☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆》


 

 

「あ・・・そこ・・あんん・・」

 

 

「こうか?・・・」

 

 

「あ、そう・・・あんん」

 

 

「ふうう・・もう・・・いいか?・・我慢できない・・」

 

 

「うん・・・いいよ・・あんん・・・」

 

 

「はあ~~~!!!!」

 

 

「あ~~~~~んんん・・・あ~~~いいいい~~!!!」

 

 

 

 

修二が美沙と付き合いだして2年が過ぎていた。

 

普通の関係なら、そろそろ結婚の話が出てもおかしくない期間だ。

 

しかし、二人には越えなければならない大きな障害があった・・・。

 

修二には妻がいるのだ。

 

もちろん修二は美沙を愛していたが、さりとて妻を捨ててまで美沙と結婚する気は無かった。

 

美沙もそんなことは望んでないものと思っていた・・・

 

つい、ほんの少し前までは・・・

 

いつものように週末の逢瀬を愉しんでそろそろ帰ろうかと云う時、美沙の口から思いがけない言葉が発せられた。

 

 

「修ちゃん・・・お願い、奥さんと別れて!私と結婚して!」

 

 

いつになく真剣な口調に修二は言葉を失った。

 

 

「いや・・・しかし・・・そんな事は言わない約束だったじゃないか・・・」

 

 

「わかってる・・・修ちゃんが奥さんと別れるつもりが無かったのは・・・」

 

 

「だったら、なんで今更そんな事・・・」

 

 

「だって・・・もう我慢できないの・・・私だけの修ちゃんになって欲しいの・・」

 

 

「ちょっと待ってくれ・・・急にそんな事言われても・・・」

 

 

「いや!待てない!・・・結婚してくれないなら・・・私死んじゃうから・・・」

 

 

「おい・・そんな事言うなよ・・・わかった・・考えてみるから、少しだけ時間をくれ・・・なぁ?・・頼むよ・・・」

 

 

「・・・・・・わかった・・ちゃんと考えてね・・」

 

 

「ああ・・もちろんだ。」

 

 

勿論、修二には離婚なんかするつもりはサラサラない。

 

美沙と結婚するつもりも、全くない。

 

どうやって切り抜けるか、それを考える時間が必要だっただけだ。

 

 

しかし、美沙だってバカじゃなかった。

 

修二が離婚するつもりも、自分と結婚するつもりもない事は分かっていた。

 

修二が帰り際にするサヨナラのキスのあと、黙って見送る美沙の目にはある決意が宿っていた。

 

 

次の週末、いつものように美沙との逢瀬に向かっていた修二は気持ちが重かった。

 

どう話せば美沙が納得してくれるか、結局思いつかなかったのだ・・・。

 

だが、思いがけずそれは杞憂に終わった。

 

美沙の方から逢瀬をキャンセルしてきたのだ。

 

 

「ごめんなさい。どうしても行かないといけない用事が出来たの・・・今日はそのまま帰って・・・」

 

 

「そうか・・・わかった・・いや、気にすることはないよ・・じゃ、また連絡するから・・・」

 

 

「うん・・・じゃ・・・」

 

 

心の重石が一気に取れたように爽やかな気分に思わず美沙への言葉が浮かれたものになっていた・・・。

 

それは美沙の決意の背中を押す、最後の力となった。

 

 

美沙のそんな気持ちなど知らぬまま、修二は一杯引っ掛けてから家路についた。

 

一週間ぶりに気分は上々・・・・

 

浮かれた足取りで家の前まで帰り付いた修二を待っていたのは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年前、30年ローンを組んでやっと手に入れた憧れのマイホーム・・・・・

 

 

の、全焼した跡地に立っている・・・・・

 

 

美沙だった・・・・

 

「お帰りなさい・・・・・あなた・・・・・・」 

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

火遊びは・・・・火事のもと・・・・

 

幼稚園で習ったでしょ、修二くん!

 

 

 

閑話休題

 

 

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