ドリームライフ 2

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何が何だかわからないが、とんでもない事になっている事だけは確かだ。

取り敢えず、この状況を把握するのが先決だ。


「悪かった。ちょっと、寝ぼけちまったみたいだ。
なぁ… お、お前…」

「お、お前なんて…
やっぱり酷い~!
里奈の事忘れたんだ~!」


りな?

そんな女知らねーぞ!
一体全体どうなっちまってるんだ~!


「り、里奈、大丈夫だから…。
泣くな。泣かないでくれ!」


「本当に里奈の事覚える?
忘れてない?
勇次、私の事愛してるよね?」


じ、冗談じゃねぇ!

お前みたいなオカチメンコ、誰が愛してるもんか!


「ああ…。あ、愛してるとも…。」


「良かった!チュッ!」


うぁ~!

止めろ~!


「り、里奈。少し記憶が混乱してるようなんだ。ちょっと教えてくれ!」


「勇次、本当に大丈夫?ちゃんと私の事覚えるの?」


「ああ、それは大丈夫だ。
ただ、それ以外の事がはっきりしない…。
なあ、今日は俺の何才の誕生日なんだっけ?」


「本当に覚えてないの?
今日は勇次の25才の誕生日だよ!」


25才!

5年も先じゃないか…。
一体全体どうなっちまってるんだ。


「そ、そうだったな…。少し思い出してきた…。」


「勇次、私と去年結婚したのは覚えてるよね!」


去年、結婚した?

知るか~!、そんな事~!!


沙織とはどうなったんだ!

あんな美人の恋人がいたのに、なんでこんなオカチメンコと結婚なんか…。


ん?

オカチメンコ!

ま、まさか!

あのアンケートが何か関係あるのか?


「どうしたの勇次?大丈夫?
顔が真っ青よ!」


「い、いや… 何でもない。
ちょっと考え事をしていただけだ。心配いらない。」



そうだ!

やっぱりあのアンケートが関係あるはずだ。


アンケートを書き終えてすぐに眩暈がして…真っ暗になった
…その途端にこの状況だ。

しかし、一体どうすればいいんだ。


「勇次、勇次!」


「あ、ああ、大丈夫だから…。
腹がすいた。取り敢えず飯にしようか。」


「そう?じゃあ用意するね。」


里奈が食事の用意に席を立った…。

その瞬間、また、あの眩暈が…



一瞬のブラックアウト。





「キャー!!」


な、なんだ!

里奈の悲鳴か?



「ウォリャー!

死ね~!

くそオヤジ~!!」



な、何なんだ~!


つづく
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