百鬼夜行抄 外伝2-3  

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鉢中里駅前ロータリーに降り立った僕達を迎えたのは、何とも異様な妖気の立ち昇る空だった。

依頼を受けるのをやめようと思ったのにスズメ(朱雀・・今日子)が・・

「春物ワンピが・・」

なんてアホな理由で依頼の前金を使い込んだ為に、帰るに帰れなくなってしまったし、カラス(天狗)は逃げるし・・・

仕方なく足取り重くスズメと二人で依頼者の家に向かうしか無かった。

途中腹ごしらえに、繁華街にあった月食堂と云う飯屋に立ち寄り、取り敢えずカツ丼で縁起を担いでおいた。

その後もノタリノタリ歩いていたがとうとう目的の家についてしまった。

門前に立ち竦んでいると中から家人が迎えに出てきてしまった・・・仕方無い、覚悟を決めるかぁ~(;´д`)トホホ…


中に入ると主人らしき人物と3人の霊能力者がいた。


コソコソ・・・


(「・・・おい、今日子、全部で3人のハズじゃなかったか?これじゃ4人になるぞ・・」


「あ、うん・・・3人って聞いていたけど・・・」


「お前なぁ~・・・ちゃんとしろよ~・・・」


「え・・・だって~・・・」


「だってもクソも・・4人って死人だぞ・・縁起が悪いって常識だろ、この世界じゃあ。」


「うん・・・ちょっと聞いてみる・・」)

「スイマセン~ご主人、皆で3人と云うお約束のハズだったと思いますけど?」


「あ、はい・・・その予定だったのですが、以前お願いしていた大先生が丁度今日スケジュールが空いたと云う事でお見えになったもので、お一人増えた結果になりまして・・」


「ご主人、それはちょっと話が違います。4人と云うのはこの世界では縁起が悪いって事で忌み嫌われているんです。これではお引き受け致しかねます。」


「は、いや、しかし・・・そこを何とか・・・お願いしますm(__)m」


「いえ・・・やはり、それでは・・・」


「おいおい、何を迷信みたいな話をしているんだ。そんなこと位でご主人を困らせてどうするんだ。」


こ、こいつ、迷信って自己否定か!迷信の世界だろ俺達のやっている事は!


「まあ・・・そう大きな声を出さないで、亀戸先生。気にされる先生もいらっしゃるんです。ね、お嬢さんもそう言わず、折角4人も居るので解決してあげましょう、ご主人もホントに困っているみたいなので・・・」


お~、佐瀬子ちゃん、やっぱりカワイイ・・白装束なのに大きな◯ッパイが目立って・・・
ヽ(=´▽`=)ノ

ヒソヒソ・・・
(「おにま!どこ見てんの!」「どこって・・◯ッパイに決まって・・あ、いや・・」
「もう!ホントにえっちなんだから~」)


「何をコソコソ話しているんだ、言いたいことがあるならハッキリ言え!」


う~ん・・・この亀戸って、壺売ってる詐欺師だったよなぁ~・・

なら、人数に入れなきゃいいか・・それなら3人だし・・・

「あ、イヤイヤ・・・大先生の仰るとおりですね。迷信ですからね、所詮この手のお話は・・・そうしますか・・」


「うっ・・・こ、この青二才、このわしに喧嘩を売っているのか?」


「まあまあまあ・・・その辺にしておきましょう、亀戸先生。それに小泉先生も、」


あ、こ、こいつ、僕の大好きな、古垣結衣ちゃんのあそこ舐めたって六本木のクラブ◯フォーレで自慢しまくってた安倍祥明だ!


「これはこれは、ご高名な安倍祥明先生、私をご存知とは、恐縮です。」


ふん、このスケコマシ野郎~(;一_一)


「イヤイヤ・・・なにをおっしゃいますか、先生を知らなかったらこの世界モグリですよ。ねぇ、須玖さん。」


「あ、はい・・・須玖と申します。よろしくお願いしますm(__)m」


「イヤ、あ、こちらこそ、小泉です。よろしくです。」


んん?・・・亀、白虎衣装の佐瀬子ちゃん、青龍模様の装束着た安倍、・・・

おやまあ・・・玄武、白虎、青龍、朱雀、揃い踏みかよ・・・

・ ・・ホントだったら心強いんだけど・・・詐欺師、スケコマシ、巨乳なだけ・・・
・ 偽モン見本市みたいなメンツだこと。


はてさて、どうなることやら・・・・・



続く・・・と、思う・・・

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