百鬼夜行抄 外伝 4

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僕は、小泉純一郎。

有名な元総理と同姓同名・・・

でも、全くの赤の他人。

僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。

僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・



もののけバスターとして結構有名な僕には色んな依頼が来る・

今回の依頼はカラス天狗退治・・・・



面倒くせ~!朱雀の事はちょっと置いといて・・・・



「田無さん、一応大まかな事は聞いてますが(嘘っぴょーん)とりあえず依頼主の貴方から詳しい内容を話していただけますか?」


ちょっと真面目にやらないと・・・夜鷹さんを守んなきゃいけないからネo(〃’▽’〃)o


「はあ・・・どっからお話すればいいやら・・・・」


「簡単です。初めから話始めて、終わりまで話せばいいんです。」


キャハハ・・・何かのドラマで見たんで、一回言ってみたかったんだこのセリフ。


「はあ・・・事の発端は・・ここにおる馬鹿もんの助兵衛が、ホステスの珠子に入れあげた事に発します。」


やっぱり・・・・・スケベなんだ・・・・


「いつの間にか自分の身代食いつぶして、その上わしの目を盗んで本家の山林の権利書持ち出しまして・・・」


勿論、スケベ爺さんはちっちゃくなってる・・


「本来なら泥棒で警察に突き出すところなんですが、こやつの嫁さんの翠加さんはわしの命の恩人でもありまして・・・大体、そのおかげでこやつは嫁さんと知り合ったのですがな~・・・」


・ ・・・・種無しスイカ?・・・


「仕方なしに一山売っパラってわしが肩代わりしたわけです。」


一山分・・・貢いだんだ~~~!!!!


「で、その山の開発が始まった頃・・・・主人筋に当たる名無家の女将の案山子(あさこ)さんがいきなり家の玄関先でポックリ逝ってしまいまして・・」


・ ・・・名無しの案山子?・・・・


「そのあとすぐ、わしのカミさん野市(のいち)も玄関先で・・・うう・・(´;ω;`)・・」


・ ・・ちょっと待てよ・・確か、この爺さん・・武蔵・・合わせて・・武蔵野市?・・・


「このとき、誰かが気づいたんです。二人共肩に鳥のフンが付いていたと・・・」


「そこで大騒ぎになりまして・・・色んな先生方に来てもらいまして、やっと・・・売っパラった山に祀られておりましたカラス天狗の祟であろうと判明した次第で・・・
でも、原因はわかりましたが解決方法が皆目見当がつかないまま時が過ぎておりました・・・。」


「そうこうするうち、息子夫婦息子の市馬(しいま)と嫁の美鷹(みたか)も相次いで刻印を押されまして・・・(´;ω;`)・・うう・・この馬鹿もんの責で4人も身内が亡くなりました・・・・特に可哀相なのがこの夜鷹ですわ・・・」


許せん!このエロ爺の責で夜鷹さんは両親とも亡くしたのか!

しかし・・・・田無市場に田無三鷹かい・・・・この一族、どこまでふざけてるんだ?


「おかげで、翠加さんは申し訳無いと首を括りましてなあ~」


うわ~~~!なんでこのエロ爺・・・生きてるんだ?

と、じっと見つめたら、エロ爺がやっと口を開いた。


「今日、私も刻印を押されました。これで私もやっと罪滅ぼしが出来そうです。先生・・私はどうなっても構いません。どうか、どうか、夜鷹だけはお助けください・・・うう・・・・」


泣き崩れる姿だったが・・・僕は見逃さなかった。一瞬このジジイがにやけたのを・・・・

はは~ん・・・確かに、夜鷹さんと田無の当主が死んじゃえば・・・田無家の財産はこのエロ爺のものだ。

その金で又候女に入れ揚げるつもりか~・・・
このジジイの刻印は本物かどうか怪しいもんだな…




だが、( `д´) ケッ!・・・そうは問屋が卸さね~~~~よ!




爺っちゃんの名にかけて!






これも言ってみたかった!\(^o^)/




つづく

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閑話休題
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