伝説のセールスマン


ようこそ、紫水の本棚・・ステラ館へ・・・

 

 

ステラ館 館長にゃん公爵です。

 

当館は、紫水書店・ステラ座の2店の構成となっております・・・

 

それぞれのお好みにあわせてご利用下さいませ・・・

 

 

 

ステラ館 紫水書店

 

本日の新刊

 

 

作品    伝説のセールスマン

 

 

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 http://ameblo.jp/shisui-0724/entry-11068101389.html                 
 

 

ステラ座  本日公開中作品

 

 

作品  イキガミ

 

 

本日までの公開作品窓口はこちら

                 http://nekojyanaimon.blog.fc2.com/blog-entry-28.html 

 

それでは、本日の新刊作品をお楽しみ下さいませ・・・・


 

 

作品名    伝説のセールスマン
 

 俺は伝説のセールスマン。

 

この世に存在する物・・いや、たとえ存在しないものでも俺に売れないものはない。

 

なんでもかんでも売りまくってやる。

 

もちろん、取り扱い商品はバッタ品だ。

 

二束三文の品物をウルトラ高値で売りつける。

 

詐欺紛い?

 

ふん!

 

騙される奴が馬鹿なのさ・・・

 

今日はとびきりキュートな、バッタ品をこれまたとびきりキュートな婆さんに売りつけてやった。

 

詐欺でもなんでも客が喜んでいるんだから問題ないだろう!

 

さてさて、時間が余ったんでもうひと仕事とやって帰るか・・

 

 

おー!カモがワンサカ居そうなマンションめっけ!

 

ではでは、一番カモがいる真ん中あたりの階から行くとしよう。

 

 

「ピンポーン」

 

 

「はい・・・」

 

 

「こんにちは!わたくし、郵便局の方から伺いました、庄司木と申します。」

 

 

「はあ・・郵便局の正直さん?」

 

 

「はい、今日はお客様にとってとてもラッキーなお話があり御伺いいたしました。」

 

 

「なんですか?」

 

 

「コンピューターによる無作為の抽選でお客様がご当選されました!」

 

 

「えっ!何が当たったんですかっ!」

 

 

「え~それはまず、こちらにお持ちしましたパンフレットをご覧いただければ・・・」

 

 

「あ、はい・・・少々お待ち下さい。すぐ、開けます。」

 

 

ククク・・・ドアさえあけさせれば、もうこっちのもんだ・・・

 

 

[ガチャ・・]

 

 

「どうぞ・・・」

 

 

ん?何か若い男だな・・・まあ、誰だろうと俺様のセールスを断れる奴なんかいやしないから構はしないが・・・・

 

 

中に通されて・・・・俺は・・・・自分の愚かさを悟った・・・

 

 

 

 

 

 

 

「で、にーちゃん!いったい何が当たったんだ!」

 

 

奥に鎮座している親分らしき人物の横にいるごっつい男のドスの効いた声が部屋に響いた。

 

 

「にーちゃん・・・・詐欺だったら・・ブチ殺すぞ!」

 

 

「あ…そ、それは・・・」

 

 

 

 

 

悪いことは出来ないもんだ・・・

 

 

めでたく俺は本当に伝説のセールスマンになった。

 

 

 

閑話休題

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