セブンデイズ 麻里子篇

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俺は、何故だかわからないが、

モテる…

ウェッヘン!ウェッヘン!

失礼!

取り敢えず、モテる…

ウェッヘン!ウェッヘン!


今現在、7人の恋人がいる。

毎日、毎日、日替わりで、

デートの繰り返し…

さすがに、身も心もクタクタだ。

なんせ名前を呼ぶ事さえ神経を使う。

間違ったら大事だ。


そんなこんなで、

俺はこの生活に区切りをつける事にした。

結婚しようと決心したのだ。




「悪い…、

また遅れたな。」


「ううん…大丈夫。

私も今来たところ。」


「そうか?それにしては…、

カップの中身が空みたいだけど…

ふふふ…」


「イジワルなんだから…

もう!お兄ちゃんは…

エヘヘ」


麻里子は俺の事を、
付き合い始めた最初の日からお兄ちゃんと呼んでいた。



「取り敢えず、めしにすっか…」


「うん…お腹ペコペコ♪」



食事が済んで、デザートと会話を楽しみながら…

いい雰囲気になったところで、

俺はここだと切り出した。



「ウェッヘン!

なあ、麻里子。」


「なあに、お兄ちゃん?」


「ウェッヘン!

こうして二人で食事をするようになって

もう2年だよなぁ…。」


「そう言えば、もうそんなになるのね~!」


「それで…だ…な。

ウェッヘン!

麻里子にちょっと大事な話しがあるんだ…。」



「私も…

お兄ちゃんに、大事な話しがあるの…。

私から話していい?」


「あ、ああ…

ウェッヘン!

いいよ、いいよ。」


ちっとも良くなかった。

決心が鈍りそうだったし、

さっきから、心臓が口から飛び出しそうだった。


「あのね、私…

結婚する事にしたの…。」


はい~?

な、何を言ってるんだ?


「結婚って…

だ、誰と!

ウェッヘン!ウェッヘン!」


「エヘヘ…

お兄ちゃんじゃないから心配しないで…
お兄ちゃんの知らない人。」


「し、しかし、

急にそんな事言われても…」


「今まで内緒にしててゴメンナサイ。

でも従兄弟のお兄ちゃんに、

一番に話したんだよ。

エヘヘ…

ちょっと恥ずかしい。」


結局のところ、従兄弟のお兄ちゃんか…

付き合ってると思ってたのは俺だけか!


(エヘヘ、恥ずかしい)って…



こっちが恥ずかしいわい!


ウェッヘン!ウェッヘン!


休題
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