㈲ AKB探偵社 1-2

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1/2 つづき


「そう仰らないで…
どうか、お願いします!
みんなに断られて…
本当に困ってるんです。」


そりゃそうだ。

マトモな探偵ならこんな仕事引き受けやしないだろう。


「わかりましたよ…。
お引受け致します。

ただ、費用は少々お高くなりますよ。」


彼女は私の言葉で、
まさに破顔一笑の見本のような笑顔になった。


「宜しくお願いします。
お幾ら掛かっても構いません。
どうか、見つけて下さい!」


「あ、いや…先ほども申しましたが、
必ずとはお約束出来かねますよ。
最善を尽くしますが…」


彼女は少し不安げになったが、気を取り直して…


「それで結構です。お願いします。」


「では…1日2万、10日のご契約で如何ですか。
ただし、10日以内に見つかった場合でも、ご返金出来ません。
よろしいですか?」


「そ、そんなに…」


「お高くお感じでしたら、他を当たって下さい。」


「ぃ、いえ、それで結構です。
宜しくお願いします!」


「…では…こちらがうちの口座番号になります。
振り込みが確認出来次第取り掛かります。」


「よろしくお願いします!」


「はい…承りました。」

彼女は、不安と安心をない交ぜにした表情のまま事務所を後にした。



【こちらは、☆☆銀行です。
★★様より20万円のご入金がございました。…】


ふふふ…。


「もしもし?
ああ、☆☆なんでも屋商会さん?

いつもお世話になってます。
AKB探偵社です。

ちょっと仕事頼みたいんだけど…

1日五千円で…

報告書は、まあ適当に…

宜しく頼むよ。」


ふふふ…。

電話一本で十五万の稼ぎか…


悪くない。


今日はいいになりそうな気がしたんだ。


マトモな探偵ならこんな仕事引き受けないって…。


猫捜しなんかやってられるか!


ここは、


㈲アナタ《A》が、

きっと《K》

馬鹿《B》を見る

探偵社。


ようこそ!!


休題
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