まずは、小咄?をひとつ。


ある映画館での会話


「ねぇ、ここ、とっとっとっ?」

「うん、とっとっとっ!」

「ばってん、こげんいっぱいとっとらんでもよかたい。」

「とっとるとやけん、とっとっると!」

「そげん事いわんで…、この、おっとっとっやるけん、ここだけくれんね。」

「おっとっとっは、すいとるけん、いっこだけならやってもよかばい。」

「よか?」

「うんにゃ、やっぱとっとく。」

「え~、ひどかひとたい!けちんぼ!」


【わかるかなぁ~】


では、本題のはじまり はじまり~!


「旦那!今日も粋だね!」

「ああ、どうも。」


着流しで商店街を歩いていると、あちこちから声がかかる。

別に気取っている訳じゃあないが、
玄人にはこだわりっつうのがあるもんだ。

素人には、この着流しの良さはわかんめぇ。


さて、そうこうしているうちに俺の仕事場競馬場に到着。

毎日こう寒くちゃやってらんねーんで、温泉へでも行く事にした。

これから、その資金稼ぎだ。


「今日のメインは、東京新聞杯か…。」


素人の独白だ。


ふん!これだから素人には困ったもんだ。

玄人は、重賞なんかにゃ手をだしゃしねぇもんだ。

配当、つきゃあしねぇ。

玄人っつうのは、地場のハンデ戦が主戦場ってもんさ!

ものホンの眼力っつうやつを見せてやる。

【ふんふん…展開が…ふん…で、追い込んで…。】


簡単なレースだな。
3から流しておきゃあ、万券間違いナシ!


【ガッシャーン】


「各馬キレイなスタート。
あっ!3番☆☆号落馬です!…」


な、な、なに~!



ふん…!

おけら街道一人旅っつうのも粋なもんさ。

温泉なんつうもんは素人が行くもんだ。

玄人は銭湯でゆったり湯に浸かる。

絵の鑑賞も一緒にできるっうもんよ。


富士のお山が目にしみやがる。


ふん!


つづく
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