偏見的ゴルフクラブの考察

クラブとスウィングについて考える。


テーマ:

スピンアクシスは文字どおりボールの回転軸のことです。

回転軸が傾くと、ボールは曲がります。


偏見的ゴルフクラブの考察

新飛球法則では、以下のように打ち出し方向はフェースディレクション(ダイナミックロフト・フェースアングル)に大きく影響を受け、曲がりはスウィング軌道(アタックアングル・入射角)に影響を受けるように説明されています。


過去の記事を参照

クラブの顔と新飛球法則

打ち出し角の考え方



偏見的ゴルフクラブの考察

垂直方向のフェースディレクション(ダイナミックロフト)とクラブ軌道(アタックアングル)の線で形成される3角形の面をDプレーンと呼びます。

スピンアクシスDプレーンに対して90度となります。


アタックアングルを0度とした場合Dプレーンスピンアクシス

(水平方向の入射角とフェースアングルがターゲットラインに対し0度とした場合)





偏見的ゴルフクラブの考察


ダイナミックロフトが大きくなるほど、Dプレーンは高くなります。



水平方向のフェースアングルと入射角が図のような場合は・・・・・・



偏見的ゴルフクラブの考察

Dプレーンは、図のように反時計回りに傾くことになり、スピンアクシスも傾きます。

この場合は、ターゲットラインに対してやや右に出てから左に曲がるプッシュドローです。



偏見的ゴルフクラブの考察

Dプレーンの高さが高くなるほど、傾きは小さくなります。

つまり、ダイナミックロフトが大きくなるほどDプレーンは高くなり、スピンアクシスの傾きは小さくなるため曲がりも小さくなるわけです。

ドライバーは曲がりやすく、ショートアイアンは曲がりづらいということになります。


ボールの打ち出し方向はフェースアングルが影響し、曲がりは入射角が影響するというように考えていくと、ミスショットの原因を説明するのに従来の飛球法則では都合の悪い部分が出てきます。


自分で練習する場合、従来の飛球法則を頭に入れて練習していると、打ち出し方向はスウィング軌道に影響されるということになっているので、プッシュするのはインサイドアウト、引っ掛けるのはアウトサイドインというように考えがちです。

したがって、左に飛び出せばインサイドアウトを意識し、右に飛び出せばアウトサイドインを意識するというように、右や左に振りぬこうとしている人が多いのではないでしょうか?

ヒッカケが怖くて右方向へインサイドアウトに振っていっても、フェースがターゲットラインより左を向いていれば左に出ていってしまいます。


まずはアドレスで打ち出したい方向にフェースアングルを合わせることが重要になります。


たとえば、プッシュドローは、ターゲットラインに対してフェースはややオープンにしてインサイドからヘッドを入れるようにします。

この時、フェースが開きすぎていればプッシュスライスになってしまいます。

プルフェードの場合は逆です。


同じスウィング軌道でも、アタックアングルによって入射角は大きく違ってきますので注意しなければなりません。


偏見的ゴルフクラブの考察


ボールの曲がりは入射角に大きく影響を受けるため、ロフトの小さなクラブで曲げたくない場合は入射角をターゲットラインに対して0度に近くすることが必要になってきます。

アタックアングルによって下図のようにスタンスを変えて入射角をコントロールする方法があります。


アッパーブローで捉える場合は、スタンスをややクローズにとる。


偏見的ゴルフクラブの考察

ダウンブローで捉える場合は、スタンスをややオープンにとる。


偏見的ゴルフクラブの考察

そして、これらの場合、フェースアングルはターゲットに向いていなければなりません。

このように考えると、フェースコントロールはいかに大事かと言うことが分かってくると思います。

トラックマンのレポートによると、PGAの一流プレーヤーは入射角に対するフェースアングルの違いを±1度ほどで収めるコントロール能力を持っているそうです。


どんなに、トップの形を作ったりスイングプレーンを作る練習をしても、リストをフリップしているとフェースアングルが安定しないので注意してください。

いつも言うように、インパクトでのリストの使い方はとても重要になります。

いいね!した人
PR
同じテーマ 「新飛球法則とDプレーン」 の記事

[PR]気になるキーワード